第3話
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とももは「バレやしないか」とヒヤヒヤした。いっそ打ち明けてみようか?と悩みながら、ごろにゃぁをなでて皿の水を飲ませていたら、ガコンとポストにモノを投函する音が聞こえた。なんだろね?と、ごろにゃぁを撫で終えポストを見に行くとペットシーツとカリカリのフードが入れられていた。
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「学校サボったの?」委員長がと、とももはひゅーっと息を吐いた。 2階に持ってきて、ごろにゃぁがイタズラしない様にタンスの上に置く。昨日より元気の無いごろにゃぁを見ながら「病院に行かなくていいのかな?」と不安になった。
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と、思ったらごろにゃぁはペットシーツの上にうんちとオシッコをした。これは、とももはウェットティッシュでごろにゃぁを清めゴミを持って集団ゴミ出し置き場にビニールを出した。人が誰でも怖かったから、急いで家の中に入った。
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ドアを締め、もたれてぜいぜい息を吐く。久しぶりの外出だった。誰にも見られてなくて、とももは安堵した。
でも何時まで続くのか知れないけど、此れから毎日このスタイルでは困るなと、とももは、はぁっと息をした。ごろにゃぁは「にゃん」と鳴いた。
🌑15
雄だからだろうか?ごろにゃぁは大人しい子猫だった。とももとベットで丸くなり、にゃあとくつろいでいる。まだ爪をバリバリとぐお年頃ではないらしい。とももはカリカリを食べていたごろにゃぁを思い出し、ベットで2つでゆったりと微睡んだ。
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