第67話 出産

ソフィアが産気づいた!!


「来たか!!よし、分娩室に運ぶぞ!!」俺


俺と爺ちゃんと産婆さんで、分娩室を整備していた。

考えうることを想定して万全の態勢を整えていたのだ。

どんなことがあろうとも死なせないと、気合を入れてお産に向き合った。


「ああ~ん!出てくる~・・・」ソフィア

ッポン!!オギャーオギャー!


「へ?」俺

「ほ?」ポール

「マァ!!」産婆


「はあ~・・・苦しかった!少し大きな運子が出た気分です!」ソフィア


「う・・・。。。」俺


「いや~カイベンで何よりじゃった!!!」ポール


「もしもし、君たち子供はウンチじゃありません!!」俺


「・・・」産婆


産婆さんは無言で。

出てきた赤ちゃんをお湯で洗ったり、

せっせと世話をしてくれている。


ありがとう産婆さん・・・。


男の子だった!

可愛い・・・。

ん?この子、爺ちゃんの遺伝だな!生まれたてなのにデカイ!


「それソフィア、初乳をやるのじゃ!」ポール


「はい・・・。」ソフィア


ソフィアは恥ずかしげもなく、

大きな胸をボロンと出して赤ちゃんにお乳を与えていた!

まあ一緒に爺ちゃんとほぼ裸で寝ているし気にならないか・・・


この時、産婆は俺のデカさで産道が常に広がっていて、

お子は楽に生まれるのではないか・・・

と予想をたてていた。

やっぱり、思った通りだったわ!

と産婆は一人でうなずき、動揺することなく、

タンタンと仕事を進められたのだった。


赤ちゃんは順調に育ってくれている。

名前はロベルトになった!

爺ちゃんがつけてくれた!

可愛い過ぎる。

爺ちゃんが俺を可愛いがるのがよく分かる。

この子に何されようが全て受け入れられる。チュッチュ・・・。


「ブブブブブ・・・わしは曾爺ちゃんのポールですよ~」ポール


「キャッキャ!キャッキャ!」ロベルト


「フフフ・・・。パパ譲りでお爺さんが大好きなのね!」ソフィア


「お!ワシのオッパイも飲みたいのか?乳首をクリクリしてくるの!」ポール


「ブ~ブ・・・」ロベルト


「あらあら!お腹すいたのかしら!はいはい!」ソフィア


「ヒギャ~~~!!!」ロベルト

ソフィアに抱かれて、なんで泣くの?


「あらあら、お爺さんがいいの?」ソフィア


「ドレドレ!」ポール

ちゅぱちゅぱちゅぱ・・・


「なんで?ロベルト?爺ちゃんはお乳でないでしょ?」俺


「ブブ~・・・!!」ロベルト


「ホレママにちゃんとお乳を貰うんじゃぞ~!

早く大きくなって遊ぼうな!」ポール


「ブブブブ・・・」ロベルト


俺の子供が爺ちゃんを大好き過ぎるとは。

爺ちゃんも乳首を吸わせて喜んでるし・・・むむむ。

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