第66話 幸せ・・・
俺は少し前に16歳になっている。
実は毎晩オークの睾丸を食べさせられ、
ソフィアに迫られていて大変なのだ。
「ソフィアさん・・・嬉しいんだけど、おなかの子に問題がないかな?」俺
「大丈夫です。もう安定期ですから!」ソフィア
体ごと俺にぞっこんになってくれるのは嬉しいんだけど、
なんかもっとこう、慎ましやかなとか、ムード的なものが欲しいというか・・・
贅沢な悩みだよね。
考えたら、今までなかった色気が到来なのだが・・・。
まるで呪いが晴れたようだけど・・・!
まさに、俺のターン!じゃないか?これは!
しかしね・・・嬉しいんだけど、精神はオジサンなものでね・・。
毎晩はキツイんですよ・・・。
やはり大きさを考えると挿入は控えています。はい・・・。
あえて再度言おう!
世の男性よ!男は大きさではないのです。とほほ・・・
ソフィアさんが満足するまで、エッサホイサ・・・!
こんな俺には、休息をください!
俺の安全地帯、爺ちゃん・・・。
ニギニギ・・・zzz
まあ、ソフィアも俺の横で寝ているんだけどね。
爺さん、俺、ソフィアの川の字だ!
(まったく新婚が爺さんのベッドで寝るなんての・・・。
嬉しいが複雑じゃぞ!!)ポール
と爺ちゃんは言っていたが、気にしないのだ。
そのため最近、爺ちゃんのベッドは特大のサイズになっており、
俺達三人で寝るためだけに作られた特別製だ。
曾孫が生まれたらどうなるのか・・・。
俺達は城に住んでいるのだが、デカイ風呂は年中入れるようになっている。
俺と爺ちゃんはいつも湯船でプカプカしてゆっくりしている。
(このところ、
石鹸の流通も順調に進んでいるようで、一般家庭にも普及しているってよ。)俺
(そうか!レインが作って特許とった時が懐かしいの!!
ようやく一般家庭にも普及するようになったんじゃな!凄いの!)ポール
(爺ちゃんに騙されて、ギルドで書類地獄を味わったっけな!!)俺
(いや、あれはワシには出来ん仕事じゃったから仕方ないじゃろ)ポール
(なにをー!このこの・・・)俺
ケツを揉み揉みしてやる!
(欲しいのか?ほれ良いぞ!)ポール
と尻を突き出して見せてくる・・・。
(うん。痔もなくて綺麗だな!!って違う!)俺
(がははは!!)ポール
急速にこの大陸は変りつつあった。
一方勇者探しは困難を極めており、まったく見つかって居ない。
10歳になればおのずと教会伝手に分かるだろうけどね・・・。
そうそう、シロとマルにも子供が出来たよ!
4匹生まれて、皆元気に育ってる。
爺ちゃんの部屋がいつも賑やかなのはそのせいだ!
俺達と同じころに出来て、最近生まれたんだけど、
子供たちは、すぐに成猫程の大きさに成長して、走り回って遊んでる。
可愛い子達だ!
一匹だけ真っ黒い子が居るのだが皆仲良くしていて微笑ましい。
この子はたまに一人で俺と爺ちゃんの頭の上にきて眠っている、
可愛い奴なのだ!クロとなずけた!
そのまんまだよね・・・。ははは・・。
可愛い奥さんに出会えて、子供ができ、ペットの出産!
大変な旅の後にはこんなに幸せが訪れてくれたなんて、転生してよかった。
突然すぎだったけど、楽しかったし、幸せだし言うことなしだよ。
ここで急にまた地球に戻されるとかないよね?
それだけが怖いわ!
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