第65話 結婚とプロパガンダ

めでたく、俺とソフィアは結婚することになった。

そう、一発で子供が出来たのだ!


「だから、デカくしといてよかったじゃろう!」ポール


などと爺ちゃんは言っているが、ソフィアが痛がって大変だったのだぞ!

凄い頑張った!

ソフィアも負けず嫌いなのか、

ポーションを使いながらまたがってくるし・・・。

と、夜の実体験はこの辺で・・・。

世の男性よ!

デカすぎるのも考え物だと言う事だ!!うん・・・。


各国から王たちが集まり盛大に結婚式が行われ、国民にも報告がされた。

この情報は大陸中に広がり、

一躍お祝いムードで大陸中盛り上がったのだった。


「しかし、エルフは身ごもりにくいと言ったもんだが、

一発で決められたとはさすが性人様だな!!」レオンハルト


「レオンハルト王よ!聖が性になっているぞ!!」俺


「良いではないか!めでたいのだ!ドンドン孕ませろ!!」レオンハルト


「まったく・・・」俺


「この度は我が娘を貰って頂きありがとうございます。

ましてや、早くも孫を授かるなど本当に喜ばしい事です!

次は第二婦人としてもう一人程いかがでしょうか?」エリザード三世


「いえ、結構です。私は生涯ソフィア一人と決めておりますので」俺


「なんといけない!」セブンス王


「そうです、子孫を沢山残すことが聖人様には求められております」教皇


「え?教皇まで!

俺はそんな勝手なこの世界の観念で動きません。

かりに他に妻を娶っても子供が出来るとは限らないし、

不和の原因にもなりかねない。

どうですセブンス国王?身に覚えは?」俺


「う・・・。確かに。その通りです。

妻たちの不和が私にも・・・」セブンス王


「そうですよね!女性を軽んじているからです。

自分の懐から改めなさいと言いましたよね?

貴方はすでに連合の長です。

しっかり、その辺から舵取りを頑張ってください。」俺


「うう・・・。スマン。」セブンス王


「これレイン。厳しすぎだ!」ポール


「そうだね。すみません。

しかし、まだ男尊女卑や人種差別意識が多いのが現状です。

この私とエルフとの結婚を機に、

そう言った大陸の人々の意識をコントロールしてみようと思います。

つきましてはこの資料をご覧ください!」俺

おおおおおお!!!

「これは!凄い!

今まで解決など出来ないと思われていた人種間の問題が・・・

これなら・・・」教皇


「そうだな。大陸全土で一斉に情報をか・・・。

行けるかもしれないな・・・」セブンス王


そう、大々的なプロパガンダを用いて、

この大陸全土に差別意識改革を推し進める具体案をしたためていたのだ。


・まずは各地に掲示板を建て、誰でも情報を得られやすくする。

・新聞とまではいかない、情報ビラを毎回連合ニュースとして無料配布をする。


この案は直ぐに採用され、

連合ニュースとしてすぐ連合大陸全土にビラが配られた!

街にも各所に掲示板が立ち、

誰でも掲示板に張られたニュースを見ることが出来きる。

これで大陸中に、

色んな情報を広められるようになり情報の統制が出来るようになった。

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