第42話 深緑のダンジョン

アルベルトのステータス

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名前:アルベルト・ミラー


年齢:12歳

属性:土

レベル 30

体力:200

力 :200

魔力:200

知力:100

速さ: 80

器用: 80

運 : 70


称号:フォースター領主次男。

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フォースターから10日かけて王都に到着した。

王都はそれはそれはデカかった。

王城を中心に半径10キロは街が広がっている。

凄いな!でかい・・・。

広すぎるな・・・。


「レイン、冒険者ギルドはここから南の方にあるあのデカイ建物だ」アル


「よく知ってるな!」俺


「ああ!ちゃんとリサーチしてきたからな!」アル


「へえ~」俺


中々成長したな!

王都の冒険者ギルドはフォースターの二倍は大きかった!

ほえ~・・・。

そうしてダンジョンへの入場許可証をもらうと、

ダンジョンのある砦まで向かった!


ここのダンジョンは深緑のダンジョンと呼ばれている。

中が殆どジャングルのような密林地帯になっているからだそうだ!

アルと中に入りさっそく、探索を始めたのだが、冒険者の数がやたらと多い。

これは逆に大変だ!

さっさと下に行った方がよさそうだと判断し、極力戦闘を避け、

下への入り口を探した。

ジャングルをくまなく探すのは大変だったが、

アルの土属性魔法、地中探査の能力で見つけることができた。

このダンジョンは人が多いため、

一階二階は狩が進んでいて、階段が出現しっぱなしなんだとか・・。

二階層もジャングルなのだが、沼地も多く、ヒルがいたり蚊がいたり、

中々嫌がらせ的な演出がしてある。

この階層も冒険者が居たのだが、ドンドン階層を進めていきたかった。

三階層は山岳森林地帯の様になっており、入り組んだ地形になっている。

ココには気配を消すのが上手な猿の魔物がいて、奇襲してこられた。

アルが噛みつかれて負傷したが、魔法は使わずに何とか殲滅出来たが、

傷の治療のために少し休憩を取っていた時だった。


ドン!

魔法攻撃だ!

四方から次々に魔法を撃ち込まれているが、

アルの土魔法の壁で特に被害はない。


「よし!いいだろう!」男

「ははは!魔法も使えない奴らがこんな所にいるから悪いんだぜ」男

「ドレドレ何をお持ちかな?」男

・・・。


「へえ、お兄さん達、物取りなんだ!ダンジョンだし証拠残らないもんね」俺


「面白いことしてくれるな!」アル


「なに?魔法が使えるだと!?」男


「あほじゃない?

こんなダンジョン魔法を使わない修行の一環でしかないんだけど!

邪魔してくれちゃって!」アル


「アルこいつら一人で大丈夫かな?」俺


「ああ!土よ!」アル

男たちの足元から大きな岩のトゲが勢いよく突きあがる!

ドドドッシャー!グギャ―!イギャー!グッシャー!

男たちの股間を貫通し内臓を突き上げ、

見るも無残な串刺し状態の男たちのオブジェが出来あがった!

一応こいつらのギルドカードを回収して証拠としたが、

特に何のメリットもないから特に報告はしない。


「アル君!君の魔法は怖いね!玉がチジミ上がっちゃうよ!」俺


「レインの玉はチジミ上がっている位がちょうどいいぞ!」アル


「どういう意味だい?」俺


「そういう意味だ!」アル


「そうかい!その内君も仲間になっていくと思いますよ!」俺


「どういう意味だ?」アル


「そういう意味だ!ふふふ・・・お楽しみ、お楽しみ!」俺


と言いながら休憩も終えて、ゴゴゴゴ・・・と階層が出現した。

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