第37話 回復と兵の強化

丸一日休んで睾丸スープを飲んだ兵達は元気になっていた!


「よ~し!元気ビンビンになったな!

そんな元気がなくなるまでシゴイテやるからな!

覚悟しろよ!このヘナチョコどもが!

まずは朝食食った奴から走ってこい!

汗かいたら風呂入れ!」ポール


はい!!!!!!


おおすでに始まってるね!

俺は座学の準備しましょうね・・・。

シロとマルは走ってる兵士の護衛ダ!

喜んで走り回ってる!!ワンワン!ぎゃーー!ワンワン!


風呂に入って綺麗になった兵達は皆真面目に俺の話を聞いてくれている。

詰め込みで、魔法力アップ術を成功させなければならない。

教えた事を午後は実験と魔法で体験させる。

これが5日続いた!


毎日、マルの軽い重力魔法で負荷をかけられて走っていたからか、

兵達はどんどん鍛えられていた。

また、睾丸入りスープも体力アップに良かったみたいだ!

なんだか兵達のあそこもデカくなっており、

日に日に見た目がおぞましいものとなっている。

というのも性病のアフターも見ないといけないから、

風呂のお湯交換の時に皆をチェックさせてもらっているのだ。

皆問題ない。

完治と言っていいだろう!

結局、俺はなんだかんだと風呂で世話をずっとする羽目に・・・

とほほ・・・。


10日後には皆逞しくなっており、ダンジョンに入れる素地は出来た。

だろう。


兵達は森を難なく渡り切り、断崖エリアに着く。

ダンジョンの洞窟に入ると、

草原地帯にはゴブリンやオーク、魔狼が適当な数、闊歩している状態だった。

あの時、見える範囲全てにひしめき合っているような状態は、

そうとう異常だったのだと改めて実感している。

俺は兵士達の後を植物採取をしながら歩いている。

この前はそんな余裕なかった!

よく見ると有用な植物や木の実が多く生えていた。

ゴーレムの出現するところではミスリルまで転がっていたから、ビックリした。

有り難い。

しかし、兵達ではここまでが限界だったようだ!

ゴーレムに苦戦してやっと倒せるけれど、けが人も多く出ている。

レベルが低いのが原因でしょうとロバートが言っていた!


そう言えば最近俺達のステータスを見てなかったな。


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名前:レイン・フォースター


年齢:12歳

属性:雷・風・水

レベル 45

体力: 460

力 : 460

魔力: 800

知力: 200

速さ: 460

器用: 590

運 : 100


称号:導かれしもの。深淵のダンジョン踏破者

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名前:ポール・フォースター


年齢:52歳

属性:火


レベル 50

体力:480

力 :680

魔力:480

知力:150

速さ:350

器用:230

運 :100


称号:孫の守護者。深淵のダンジョン踏破者

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うん。中々に強いな!

これくらいにならないとあのダンジョンは踏破出来ないんだな。

がんばれ兵士諸君!!

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