第34話 領主登場

ドンドンドン!

「ポール様おられるか!」男


「いるぞ~!レイン出てくれるか」ポール


「はい。どちら様ですか?」俺

ガチャ

「ウワ!!」俺

兵士が沢山!


「現領主ロバート・ミラー様一行でございます。」兵士


「はい。少々お待ちくださいね!祖父は今、身支度中なので!」俺


「良い良い・・。

オヌシらはここで待っておれ!私がロバートだ!お孫様かな?

中にお願いできるか?」ロバート


「はい。むさ苦しい所ですが、どうぞ!」俺


ドカドカドカ・・・!

「え?」俺


「これ外で待たんか!」ロバート


「しかし」兵士


「いいのだ!大丈夫だ!」ロバート


「はっ・・・。」兵士


「どうぞおかけください。すぐにお茶でも!」俺


「良い良い!気を使わんでくれ!」ロバート


「おおようやく来たか!遅いな!」ポール


「いやいや勘弁してくださいよ!師匠!」ロバート


「師匠?」俺


「ああコヤツはワシが冒険者していたころに知り合ったボンクラじゃ」ポール


「ははは!その通り・・・。」ロバート


「でも領主様・・・。」俺


「そうじゃ、コヤツは領主の才があったのだ!

ワシらが逃げてきた時にいち早く領土を取り返しに動いてくれたんじゃ!

あれは本当に見事だったな!」ポール


「いやいや、全て師匠の指示じゃないですか!

お孫ちゃん内緒だよ」ロバート


「なんだレイン名前も名乗ってないのか!」ポール


「は!急に沢山の兵士さんや領主さんが現れて!すみません。

遅れました。孫のレインです!」俺


「まったく!こんなことで動揺していてはいかんぞ!」ポール


「ごめんなさい!」俺


「いやいや、こちらこそ急にごめんね!」ロバート


と朝から、領主が訪ねてきたんですけど!

ダンジョンの視察だそうだ。

そうか爺ちゃんが報告しに行っていたっけね。

ガルシアさんどうなってるかな?上手くいってるかな~?


れい・・・。れいん!

「これ!レイン!なにを呆けている!」ポール


「ハッ!!なに?」俺


「これからこ奴らを案内するんじゃぞ!」ポール


「ダンジョンに?」俺


「そうじゃ」ポール


「はい。わかりました!準備してきますね!

シロとマルも一緒で良いんでしょ?」俺


「もちろんじゃな!」ポール

爺ちゃんと俺は兵士達30人程の前で紹介され、シロとマルも紹介された。

そして爺ちゃんからダンジョンの詳しい内容を説明があって、

出発となった。

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