第27話 帰宅

俺達は帰宅すると風呂にユックリ浸かって、ユックリ眠った!

身体が熱くてちょっと寝苦しかったが、

朝方には涼しくて心地いい深い眠りに入っていた・・・zzz

なんかオシッコ・・・

「ぐわ!!!あわわわわ・・・」ポール

爺ちゃん煩いな・・・zzz

れいん・・・レイン!

「レイン!おはよう!!おめでとう!」ポール


「ん・・・おはよう爺ちゃん!おめでとう?ん?何?

なに!!!!!」俺

爺ちゃんの顔や身体がベトベト・・・まさか


「今しがた、ぶっ放しおったんじゃ!

大人になった証拠じゃな!!しかし、大量過ぎじゃ!」ポール

と拭いてくれている。


「ごめん爺ちゃん・・・。」俺


「なに、気にするな!睾丸も沢山食っていたし、

朝の膨張具合を見てたら、ソロソロじゃないかと思っとった!」ポール

う・・・そんな観察してたんかい!!


「ごめん直ぐに洗濯しよう・・・。」俺


俺と爺ちゃんはそそくさとベットの掃除と洗濯作業に追われた。

ごめんよ爺ちゃん・・・パンツははかないといけません!!

とアレコレ追われていて気付かなかった!


「ん?あれ?爺ちゃん!!シワがないよ!?」俺


「ん?どういう事じゃ?」ポール


なんと、爺ちゃんが若くなっている!

と言っても50歳が30歳程にだけれど・・・。

真っ白だった髪も髭も綺麗な金色に変わっている!

肌もシワが無くなり、ツルツルツヤツヤになってる・・・。


「これはどういう事じゃろう・・・。レインのを浴びたからかもしれんな!

ガハハハ・・・」ポール


「は?そんなばかな・・・」俺


「まあ、ちと口と目にも入ったし、いい栄養になったかの?

ガハハハ!!」ポール


「げろ!ごめん・・・。爺ちゃん・・・

気持ち悪かっただろう・・・」俺


「なに!レインはワシのすべてじゃと言っているだろう、

大したことでは無い!それより、早く干してしまうぞ!!」ポール


「はい・・・。」俺


「なに!!気にし過ぎじゃぞ!

この世界は男同士など皆やっとる!」ポール


「げ・・・。無理だよ俺は・・・!

若返りについては今度ヨツムンガルドにでも聞いてみようかな。」俺


「なんだか身体が熱いの!若返ったからかの?

ずっと無かったムラムラもしてきたの!」ポール


「街に行ってきていいよ!発散してきたら?」俺


「いや、病気が怖い!

ワシはそれで死んだ仲間を沢山みて来たんじゃ!

才能豊かなものも病気には勝てないのじゃ!」ポール


「確かに・・・。」俺


「せっかく若くなれたのなら、レインと長く一緒に居たいからな!」ポール


「爺ちゃん!ありがとう。」俺


「ちと裏に行ってくるの~!!」ポール

それからの爺ちゃんは、

湧きあがる物をたまに裏で吐き出しているようだった!

もう少し防音効果のある壁にしたいかな・・・。こっちが恥ずかしいよ


そして俺は定期的に河原にいくようになるのだ・・・。

いや、異世界ビックリすぎでしょ!!若返るとか!!

へ?

もし本当に俺のあれで若返るんだったら、

世の老人たちが押しかけてきて、吸い尽くされるのだろうか・・・

ひょ~~~~~~!!!キンタマチジミ上がるぜ!!!こっわ~~~!!


などと考えながら、ユックリ家で過ごしている。


多量に使ったオークのタマタマを補充をしに山に出かけたり、

薬草を採取してポーションを作ったり、

石鹸を造ったり軟膏を作ったりやること結構あるんだけどね。


そして冷蔵庫と冷凍庫の特許登録申請書類も書き上げた。

予め用紙をもらっていたのだ!


「どれ!レイン行こうか!」ポール


「はい!」俺


「またレインは服を新調しないとな。

ツンツルテンじゃないか!」ポール


「まだ大丈夫じゃないかな?」俺


「駄目じゃ!!買いに行くぞ!パンツも買うんじゃ!」ポール


「はい・・・」俺


街に着くとさっそく、服屋さんに入って、服を選んだ!

パンツ二枚、

ついでに爺ちゃんのパンツも二枚買う。

ネイビーのズボンを二本、

シロのシャツ二着、

カーキのフード付きマントを爺ちゃんとお揃いで買った!

なんか、二人で同じローブを纏っているのを鏡越しに見ると、カッコイイ!


「いいの~!お揃いじゃ!」ポール


「そうだね~!」俺


ニコニコ爺ちゃんの笑顔が眩しいぜ!

あれ?店員の女の人が爺ちゃんにボディタッチが多いな!

は~ん!さては・・・。


「爺ちゃん!俺さきにギルド行ってるよ~」俺


「レイン駄目じゃ!」ポール


ガシッと腕をつかまれて動けなくなった!

服屋を出ると爺ちゃん怒られた!


「これ!レイン!女子の罠にワシをハメ込もうとするでない!」ポール


「いいじゃないか!小屋の後ろでやるより!」俺


「ワシは小屋の後ろが好きなんじゃ!」ポール


「分かったよ・・・。」俺


次は商業ギルドに顔を出して、書類の提出をした!

提出だけのため、すぐに用件は終わったが、買取に時間がかかった。

査定に時間がかかるそうなので、俺達は、冒険者登録に向かうのだった。

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