第25話 ダンジョン探索Ⅲ

五階層・・・

そこは火山ですね!辺り一帯マグマが吹きだしていますけど!


「これはたまらん熱さじゃ!」ポール


「風で防壁してるけど熱いね!

ちょっと危険だけど、水で一気に行きますね」俺


「無理するなよ!」ポール

ドガ―――ッ!!と炎属性のトカゲが迫ってきている。沢山・・・


氷魔法で一気に辺りを凍らせてやる!

シュワ――――――――――――――――――――――――――――!!!

シュワシュワシュワ・・・・・・・・・。

「ウグ・・・。」俺

魔力を使い果たした・・・。


「大丈夫かレイン無茶しおって!」ポール


爺ちゃんに抱きあげられたのを最後に気を失った・・・

・・・「はう!」俺


「目が覚めたか!早かったの!一時間程寝とった!」ポール


「でどうなったの?」俺


「うむ。マグマは皆固まって氷の階層に変わってしまっての!

すぐに次の階層の入り口が出て来たぞ。

今はその入り口の中じゃな。ほれ睾丸のスープじゃ」ポール


「ありがとう!ってスープにも出来るの?

・・・美味い!ナニコレ万能かよ」俺

ちょっとオークさんは大事にしないといけないかもしれない。

資源として。


「この甘いのは特別じゃ!」ポール


「へ?おお!甘い!はちみつ?」俺


「好きか?良かったの!

森にハチがいたじゃろ?そ奴らが集めていた蜜じゃな!

これも魔力回復にはいいはずじゃ」ポール


本当だ!ドンドン回復している・・・

滋養強壮にいい物はこっちでは魔力回復に良いのかもしれない。

今度実験してみよう。


しばらく休憩すると下に向かっていく・・・寒い

「寒いの・・・。これは予想がつくのう・・・。」ポール


「そうだね!毛布を被って行こう!」俺


「そうじゃの!」ポール


六階層・・・

そこは氷の大地だった!吹雪ではなかったのは良かったよ!

白いサルに襲われるが難なく撃退する、

しかしここも大量に襲ってきた!


「良しここは爺ちゃんが頑張ろう!」ポール

ボッカ―――ン・・・ドッカ―――ンボボボボ・・・・!


凄いけど爺ちゃんが魔力切れになったら、運べないから、

俺も手助けしますよ!

雷ビリビリ・・・・結構効果が高いから、ドンドン魔物の殲滅が進んだ!

マルも重力魔法でドンドンと魔物を広範囲に潰して回っている。

シロは魔法の障壁を覚えたようだ!

俺の風の障壁を見て覚えたのだろう!賢い子だ!えらいぞ!


「よし、これで殲滅完了じゃろう・・・はあはあ・・・。」ポール

ゴゴゴゴゴ・・・

「よ~し!」ポール


「爺ちゃん大丈夫?」俺


「ああ!加勢してくれてありがとうの!助かったわい。」ポール


七階層の入り口に入り、休憩を入れる。


「シロは魔法障壁を覚えたんだな!えらいぞ!ヨシヨシ・・・」俺

ワウワウ・・・!尻尾フリフリ・・・。

嬉しそうだ!可愛い。


「こ奴らは優秀じゃな!ドンドン成長している」ポール


「うん。頼もしいね」俺


昼食をしっかりとって、仮眠をする。

はあ~!楽しい。充実感・・・。


「そうだ!爺ちゃん!冒険者ギルドとかってないの?」俺


「あるぞ!爺ちゃんも登録しているな」ポール


「俺も登録したい!楽しそう!」俺


「そうか!今度街に行ったときに登録しような!」ポール


「うん!爺ちゃん大好き!」俺


「ほっほ!ワシもレインが大好きじゃぞ」ポール


うむむ・・・これはレインが言わせたのだろう・・・。恥ずかしい


さて、次はどういった階層でしょうか・・・。

予想がつかないな・・・。

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