第24話 ダンジョン探索Ⅱ
十分休憩を取り、三階層に挑む。
高山地帯・・・草木は無く岩がゴロゴロ転がった所だ。
ここは魔物が群れてはいないようだね・・・。
「ここからはスタンピードに関係ないエリアのようじゃな!」ポール
「ん?」俺
でもムクムクとデカイのが現れてますよ?
そう、ゴーレムきたーーー!カッコイイ・・・。
ドッカ―ン!
ああ!壊れた!爺ちゃん攻撃早すぎ!見てたのに!
「すまんな!呆けている暇はなかった!
まだスタンピードの影響があるようじゃ!ホレ来たぞ!」ポール
「いやいや、さっきより数は少ないかもしれないけどデカイから!」俺
「土には風が有効じゃ!頼んだぞ!」ポール
「は~い!」俺
風魔法でハリケーンを巻き起こし、広範囲に攻撃を加えていく・・・。
ゴッシャー―ン・・・ゴロゴロ・・・ゴッシャーン・・・ゴロゴロ・・・・
所々でドンとかドッカ―ンとか、
爺ちゃんとマルも魔法を発動して助けてくれている・・・
「よし、良い頃合いじゃろ!」ポール
地形が変わっていますけどね・・・。
ゴゴゴゴゴ・・・・・・。
「ヨシヨシ次の入り口が出て来たわい!」ポール
爺ちゃん段々楽しくなってきてない?
俺も人の事言えないけどね・・・
四階層・・・。
そこは辺り一面広がる海の世界だった!
ムクムクと水面から出てくる魔物と、
ダツのような魚の魔物が突進攻撃してきた。
あぶね!!
「死ね」俺
水に手を付けて雷を放電してやる。
バリバリバリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!
プシュプシュプシュ~・・・・・・。
沢山の水蒸気と共に死んだ魔物が浮かんできては、
魔石になって沈んでいく。
水面はふつふつと沸騰している!
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・!
「おお最速じゃないか?」ポール
「雷と相性が良かっただけだね。
雷じゃなかったら、かなり苦戦したと思う」俺
「確かにな!水中にはどうしても攻撃が届きにくいしな」ポール
次の入り口に渡るための岩が水面に、せりあがってくる。
次は何だろうな・・・火山かな・・・砂漠かな・・・氷山かな・・・
「おお休憩所じゃな!」ポール
「ふえ~!よかった・・・」俺
そこは泉があり、整備された石畳の部屋だった。
泉から溢れた水は排水路に沿って流れ壁際に消えていく不思議使用。
俺達は素っ裸になって水浴びをした!
「爺ちゃんダンジョンに詳しいけど、入ったことあるの?」俺
「ああ!あるぞ。王都近くのダンジョンを踏破したことがあるの!
そこはココよりも簡単なダンジョンだったがな」ポール
「そうなんだ!だからか!」俺
「ここは安全じゃから、しっかり寝て休もう。」ポール
「はい」俺
俺達はココで火を使い温かいシチューを作り食べた。
シロとマルは魔石でお腹いっぱいのようだ!
毛布を敷いて爺ちゃんに抱き付いてシロとマルに挟まれてお休みだ!
ホカホカ温かい・・・zzz
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます