ラジオな気分~in園歌
『はいと言う訳でね。今日は全国大会一か月前なんで、あるお客さんに来てもらっています!』
『で誰だ?』
『今日はですねぇ……なんとあの全国一位の園歌が来てくれました!』
『へー……』
『いやへーて!もうちょっとこうなんか無いんですか?!』
『いや見えてたし……』
『僕も同じく』
『あれっコレ興奮してるの私だけですか!?』
『だな、ちなみに今日は俺ことロメジュが参加してるぞ』
『あの……ねぇ、これ入っていい感じなの?』
『あぁ構わねぇよ。んでまぁこいつに関してだが……皆知っての通り、全一だ』
『いやぁ全一ですよ全国一位!サインください』
『あぁ、俺のサインくらいでいいんならいくらでもいいぞ』
『ありがとうございます!』
『とりあえず今日の話は……まず園歌、彼女が出来たって言ってたよね?』
『あぁ。ま、流石に本名は言えないけどな』
『流石にねぇ。と言うか気になるんだけどお前ってさ、政略結婚とか来ないの?』
『流石に来るわけないだろゲームで……』
『そりゃな。来たらそいつはバカだろ』
『はいと言う訳でね。今日の本題は当然ですが……世界大会の事です』
『まぁそう来るよなぁ……』
『実際どうです?今年の大会は』
『簡単に言えば……上澄みも上澄み、前回みたいなアホのトーナメント戦じゃなく、普通のトーナメント戦。完全な実力と多少の運が絡むことは間違いないでしょうね。特に……前回大会で勝てたのは中々少し運が良かったと思いますよ』
『はぁ……』
『今お前の去年の戦いを見てる奴は、アレで運がいいとか嘘だろとか思ってるよ』
『そう言えばロメジュ、去年世界大会にいたんだっけ』
『あぁ。その時は歯牙にもかけないような奴だったんでな、ヤブサメでボコボコにされた』
『実際ヤブサメ以外使ってないからね去年』
『そうだっけ?他のキャラクター使ってなかった?』
『あぁ。俺の前に一回戦っただろ?アレに対して使ったのが『シロデスー』でそんなに強くなかった感はある。実際問題アレは使ってなかっただろほぼ』
『だな……うん。あの時は何を使えばよく分からなかったんで正直とりあえずって感じで使ったのがシロデスーな訳』
『よくもまぁそれで普通に戦えたね……』
『まぁ去年はたった半年しか経ってない世界大会だったし……』
『確かになぁ。実際ディグ、お前も確か去年は『ナ・ポレオン』じゃなく『KENSI』使って結果五位だったし』
『あれは僕にとって一番厳しかった時期だね……まさか負けるとは思ってなくてね、それ以降少しスランプになってたんだよね』
『まぁ。初めはそんなもんだろ。今は世界四位になったんだから大丈夫だな!』
『そうだね。と言うところで今日のミュージックナンバー……『レブリック・グループ』!どうぞ』
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