第2話  僕達の日常

僕はいつものように学校へ登校し、いつものメンバーと屋上に行った。


いつものメンバーとは中学校からの友達で仲のいい 川口たつや、桜井あきらの3人でいつも一緒にいる。


クラスは違うけどとても仲がいいのだ。


そのメンバーと屋上へ行き少し階段を登り段差に座っていつものように話していた。


すると朝の朝礼のチャイムがなり、屋上にいる生徒達が教室へもどり始めた。


しかし今日は何故か授業を受けたくない気分だった。


だからたつやとあきらに「今誰もスクリーンを使ってないから映画でも見てサボろうぜ」と言い屋上で3人でサボることになった。


薄暗い雲の中で龍が飛んでおり龍が綺麗な流星群に変わり町へ落ちていくとても神秘的な映像が流れている時に映像が止まった。


「どうしたんだろう」と思い周りを見てみると生徒指導の先生が歩いてきた。


こっちへ来ると先生が「どうしたサボりか?すまんなこれからスクリーンの調子が悪いと苦情が入ったから今から点検なんだすまんな!」と笑いながら言ってきた。


この先生は生徒の事を理解してくれてとても生徒から人気がある。


生徒指導の先生にどのように調子が悪いのか訪ねてみると、「スクリーンで映像を見ていると変なリズムの音楽が流れてきたり、急に画面がオレンジ色になったりするらしいんだ」と言った。


僕らは「そうなんだ」と言い仕方なく授業を受けることにした。


僕はたつやとあきらに「今日は何曜日?」時聞き、2人が「金曜日」と答えると僕は「あ!1時間目から課題研究の授業じゃん!」と思い出し叫んだ。


課題研究とは、いくつかの班にわかれ、一つ一つの班が研究する内容を決め、それについて研究し、その結果を最終的にみんなに発表する授業のことだ。


2人に「またな」と言い、急いで自分達の班が活動している所に向かった。


僕達の班が研究している内容は、自分達でドレッシングを作りどのドレッシングが1番サラダに合うのか?と言う意味がわからない内容でこの内容は勝手に決められていた。


僕達の班が活動している場所に着くとすでに活動を始めており、剣道部の重村と坂下や女子達に「遅い!」と怒られ遅れてきた罰としてとても不味いドレッシングを調合する実験でそれを飲まされることになった。


そして活動を続けていると材料が切れたのでジャンケンに負けた僕と重村と坂下で買い出しに行く事になった。


これから起こる悲劇に巻き込まれるとは知らずに。

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