第2話 初恋の女と、彼女持ちだった男

「「かんぱーい」」


 小夜子ちゃんから手当てを受け、ほろ苦い再開から五分後、僕達は缶ビールで声高に酒盛りを開始していた。


 双方の素性が分かった瞬間から背中が痒くなるような居た堪れなさを感じたのはお互い様で、しばし無言の時間が続いていた。小夜子ちゃんも気まずさから苦笑いしながら冷蔵庫を開ける無礼に断りを入れ、飲み物を物色したのだが、リビングルームに戻ってきた彼女は目をキラキラさせて


「このビール飲んでも良いよね!?」


 とおやつを見せられた犬のように無邪気に尋ねてきた。

 抱えていたのは僕の晩酌用のパック包装された三五〇ミリリットルの缶ビール六本。鼻息を荒くして僕の目をジッと見据える彼女からは当然の権利を主張するような有無を言わさぬ圧力じみた気迫を感じ、僕は苦笑混じりに献上することにした。

 僕自身も酒が入れば気まずさを解消出来るし、少しは気が晴れると思われたのでビールの一本や二本を差し出すのはやぶさかではない。


 二人揃って缶ビールのプロトップを開けるとシュカッと中からガスが抜けていく小気味の良い音が響いた。そして小さな声を上げながら缶同士をコツンとぶつけ、小夜子ちゃんと揃ってゴクゴクと喉を鳴らしながら飲んだ。


 火照った身体にキンキンに冷えたビールが流し込まれ、内側からクールダウンしていくような錯覚に陥る。

 室内も快適だ。小夜子ちゃんがエアコンで除湿してくれたおかげで丁度いい室内は温度と湿度になっている。


「良い飲みっぷりだね、小夜子ちゃん。お酒、あまり飲まなかった気がするけど?」


 小夜子ちゃんの豪快な飲みっぷりに僕は驚きつつそう尋ねた。最初の一口で缶の中身の半分が胃袋の中に流し込まれたのではと窺われる勢いであった。


「学生のうちによく飲むようになっちゃった。それに航ちゃんと付き合ってた頃はまだ未成年だったから、お酒もまだ慣れてなかったし」


 顔を合わせた当初とは一転、微妙な空気から青春時代に戻ったような軽妙な口調でお互い懐かしむ。僕自身も気分が激しくアップダウンしたおかげか、はたまた現実から目を背けるためか口元に笑みが浮かんでいる自覚があった。


「それもそうか。二人で酒を飲んだのなんて、あの夜が最初で最後だったもんね」


 美味しそうにビールを飲んでいる小夜子ちゃんの姿には違和感しか覚えない。


 僕と小夜子ちゃんは高校二年生の夏休み明けくらいから付き合い始め、大学一年生の九月頃に別れることになった。

 僕は長崎を離れ、横浜市立大学に進学。小夜子ちゃんは地元に残り、遠距離恋愛になった。

 大学最初の夏休みを利用し、小夜子ちゃんは僕に会うために上京した。東京ではテーマパークへ遊びに行ったり浅草観光をして大いに楽しんだことは未だ記憶に新しい。違和感の理由は滞在最終日の夜、お互い未成年のくせに慣れないお酒を飲んで小さな酒盛りをしたのだが、その時の彼女は酒への後ろめたさと苦手意識のようなものを滲ませていたためだ。


「その小夜子ちゃんがグビグビとビール飲んでるし」

「航ちゃんこそ、あの時は無理して美味しいとか言ってたでしょ?」


 僕がそう揶揄すると、小夜子ちゃんは空き缶になったビール容器をベコッと握り潰した。


「そうだっけ? ビールは最初から好きだったような気がするな」

「嘘だ〜。あの時のうげぇって感じの顔、まだ覚えてるもん」


 指摘されると最初から好きというのは信憑性が無い。どんなビール好きも最初はあの苦さの良さが分からないはずだ。サークルの飲み会に出席してビールで乾杯してみたものの、なぜ先輩達はこんなものが好きなのか、全く分からず、自分がまだ子供なのだと恥ずかしくなったりもした。


「お互い、大人になったってことだよ」


 そんな回想を口にすると、小夜子ちゃんは膝を抱きかかえてしみじみと呟いた。口元が膝に隠れているが、微笑みを浮かべていることが見て取れる。


「その大人になった僕のこと、よく分かったね?」


 ふと今度はそんな疑問を口にしてみる。高校二年生の頃から二年間の恋仲にあったので顔はよく記憶しているかもしれない。だが別れてから七年間が経過しておりその間は一度も顔を合わせることがなかった。大人になっても顔や身体は多少は成長したし、認めたくないが当時よりは確実に老けたはずだ。お世辞にも若い頃のままだとは言い難いのに。


「そうかしら? ベッドに横になったあなたを見て、まさかと思ったのよ? それで申し訳ないと思ったけど、財布に入っていた免許証を確認させてもらったらビンゴだったのよ、君?」


 小夜子ちゃんはあっけらかんと説明してみせた。それもどこか自慢げな口調だったので、なぜか清々しい負け意識が芽生えてしまった。これぞ女の勘というやつだろう。


「小夜子ちゃんにそう呼ばれるのは、なんか新鮮だよ」

「ふふ、そうね。呼び慣れてないもの。航ちゃんの方は全然分からなかったんでしょう、どうせ」


 目を妖しく細め、わずかに憂いを秘めたような視線に罪悪感と同時にドキリと奇妙な胸の高鳴りを感じた。


 お隣さんが引っ越してきたのはひと月ほど前。いや、ゴールデンウィーク頃だったので二ヶ月弱前になる。隣室がしばらく空室であることを奇妙に思っていたが、引っ越しにしては季節外れだとも訝しんで業者さん達の手で荷物が運ばれるのをボケっと眺めていたものだ。その際、隣人の若い女性とすれ違い会釈する機会があったのだが全く気づかなかった。


「本当に変わったよね。すっかり綺麗になっちゃって」


 僕は彼女の目を見つめ、キザっぽく賛辞を送る。


「そうでしょう? 私、もう都会の女なんだから」


 対する小夜子ちゃんの返事は意外にも気取ったものだった。きっと僕に合わせて芝居を打ってみたのだろうが、赤面して照れ隠しするだろうとの予想を裏切られて息を呑んだ。


 だが都会の女性というにはやや違和感がある。

 今の彼女はすっぴんで髪もセットしていない。服装はといえば上は薄手のパーカー、下は七部丈のジーンズ。パーカーの下はおそらくキャミソールのようなインナー一枚になっていることが予想され、完全にオフの装いをしている。表情はといえば都会の文化に磨かれた輝きというよりも、忙しない世の中への気疲れが見て取れる。その様は


「団地妻っぽい?」


 そう表現する方がしっくりくる。


 その感想を聞き、自分を都会の女と思い込んでいた団地妻の小夜子ちゃんは目を見開き、口をあんぐり開けて絶句してしまった。

 あぁ、やばい。また下らない冗談を言ってしまったな。


「そういうバカみたいな冗談言うところは昔と変わってないよね! 変なAVばっかり見て覚えたんでしょ?」


 そう非難を浴びせ、ぷくーっと頬を膨らませてそっぽを向いてしまった。


「ごめんごめん。ビールもう一本飲んで良いから、機嫌直してよ」

「許します。さっさと持ってきなさい」


 誤魔化し笑いを浮かべて謝罪し、命じられた通りキッチンへつ。冷蔵庫から取り出したるは彼女への二本目のビール。これだけでは足りないだろうから追加の品をお出ししよう。


「焼き鳥の缶詰もあるけど、食べる?」

「もちろん! 七味も持ってきて!」


 僕の提案に上機嫌で食いつく小夜子ちゃん。酒の趣味は団地妻というよりおっさんだ。

 追加のビールとつまみ、箸を二膳持ってリビングへ戻り、宴会の再開。


「そういえば、小夜子ちゃん。お出かけする様子だったけど、用事は良いの?」


 焼き鳥の缶を開け、七味を振りかけながらそう尋ねた。

 成り行きで僕の救護をしてくれた小夜子ちゃんだが、元々はどこかへ外出する予定だったのだと思い至った。格好が普段着なので近場なはずだが、こんなところで酒を飲んでいて良いのだろうか?


「いいのいいの。駅前のスーパーまでお酒とおつまみを買いに行くつもりだったから」

「さいですか」


 僕の手当てをする羽目になったが、その代わりにタダ酒を飲めるから結果オーライなんですね。


「うん、美味しい! やっぱりビールには焼き鳥ね!」


 晩酌にご満悦なご様子はやっぱりおっさんくさい。

 だがそれ以上にやっぱり団地妻っぽい。美味しそうに咀嚼する食べっぷり、ご機嫌なほろ酔い顔、パーカーの上からも分かる胸の膨らみを隠そうともしない様子は隙だらけで、地味ながらもエロが炸裂していた。


 やばい、押し倒してメチャクチャにしたい。


 そんな劣情に駆られるのだがもちろん理性でグッと堪える。小夜子ちゃんなら許してくれるだろうと都合の良い妄想が脳裏を過ぎるものの、泣かせるような真似はしたくないとの男気が勝ったのだ。


 *


 その後、僕達は昔話に花を咲かせた。

 高校時代の行事や受験、当時教鞭を取っていた教員が引退したとか、同窓生の誰それが結婚したなど、他愛の無い話が尽きず、夢中になって語り合った。あまりにも話が弾んだおかげで冷蔵庫の中のビールを二人で全て飲み干してしまったほどだ。


 そのまま話題はお互いのキャンパスライフの話にまで発展した。

 僕達にとっての大学生活とはすなわち、遠距離恋愛が終わった直後の生活を意味する。


 付き合っていた当時、小夜子ちゃんが上京し、長崎へ帰る前の晩、僕達は別れることに決めた。

 慣れない酒を飲んでハイになり、気持ちが明け透けになってお互いの気持ちを確かめ合ったのだ。

 僕達は互いに好意を抱いていたものの、それ故に寂しさに耐えられないと泣きながら訴え、離別を選択した。


 青春の最後を飾ってくれたことを共に感謝し、翌日、羽田空港でお別れのキスをして以来二度と連絡を取ることがなかった。


 僕にとっても彼女にとってもほろ苦いエピソードで、その後の大学生活を話すのは気が引けるはずなのだが、大人になり酒が程よく回った今は全く気兼ねというものがない。例えそれが恋愛エピソードであろうとも。


「私はね、大学で二人も彼氏が出来たんだよ!」


 と小夜子ちゃんは鼻の穴を広げんばかりに息巻いて自慢した。


「ほう。どんな人?」


 元カノの恋人と聞き、僕も俄然興味が湧いた。


「一人は同じ学部の人で、もう一人はバイト先で知り合った他所の学生。どっちも三ヶ月くらいで別れちゃったんだけどね」


 小夜子ちゃんはため息と共に肩をすくめ、自虐的な微笑を浮かべた。


 三ヶ月の恋愛か、と心中で反芻し、その二人の元彼を嘲笑した。

 学生の恋愛で三ヶ月しかもたなかったという話は珍しいものではない。むしろ付き合って三ヶ月間が一番楽しい時期で、それ以降は段々とお互いの悪い部分が目についたり、しっくり来ない気がしたりして温度差が出たりするものだ。


「あ〜あ、そりゃ残念だったね」


 僕は小夜子ちゃんに気遣いの言葉をかけたものの、声色は少し弾んでいた。


 元彼達が魔の三ヶ月を乗り越えられなかったということに同情を禁じ得なかったが、一方で自分が二年近く小夜子ちゃんと結ばれていた事実を思うとなぜだか得意な気持ちになってしまった。


 小夜子ちゃんも声から僕の心中を察したのだろう。


「本当は嬉しいんでしょ? 一番の男が自分だから」


 揶揄うようににまっと無邪気な満面の笑みを浮かべて心中に分け入ってきた。

 その笑顔、その言葉はティーンエイジャーの頃の僕であればイチコロにされていたに違いない。

 だが僕も二六歳と良い大人だ。恋愛に関しては酸いも甘いも味わって来た身。酒の勢いもあって、ガキのように狼狽して醜態を晒すことはなかった。


「嬉しいですよ、レディ。あなたの一番の恋人でいられて」


 初々しく顔を赤らめ、ぶっきらぼうに愛情を表現していた少年航太郎はもうここにはいない。


「ありがとう、ミスター。でも、あなたが一番だなんて自惚うぬぼれではなくて?」


 コテン、と小首を傾げる小夜子ちゃん。口調は優しいが言葉遣いはちょっと意地悪だ。


「一番じゃないの?」

「一番だよ。航ちゃんとのデートが一番楽しかった」


 そう答える小夜子ちゃんももう立派な大人の女性だった。

 過去の男の記憶を比べて臆面もなく晒け出すことは、かつての少女小夜子には到底出来っこない所業であった。

 彼女も身体だけでなく心も大人になったのだ。


 それは僕だって同じはず。

 大人になったはず。

 そのはずだが、一番と言われて自尊心のようなものをくすぐられたのはどう言った理由だろう。

 一番と褒められて喜んでしまうのは、僕がまだ子供な証拠なのだろうか。


「航ちゃんは彼女がいるんでしょう?」


 今度は小夜子ちゃんがそんな質問をしてきた。

 内心舞い上がっていた僕の心に冷や水を浴びせるような問いだ。


 なぜ知っているのだろう。

 きっと顔にそう書いてあったに違いない。小夜子ちゃんはくすくすと笑い声を漏らし、その理由を教えてくれた。


「少し前にね、この部屋から出てきた彼女さんが親切にしてくれたの。荷物運んでいた私をサッと助けてくれて。その後、お互い駅まで歩く道すがら色々お話ししてくれたの。大学生の頃から付き合ってるんだよね?」


 小夜子ちゃんの話す声は明るかった。友達を自慢するように、あるいは僕を称賛するように、そして我がことを話すようであった。


「確か五年って言ったっけ? 学生の頃からスタートして五年はすごいと思うなぁ。彼女さんが羨ましい。名前は確か……さんだっけ?」


 小夜子ちゃんは艶っぽく羨望の念を口にした。きっと頭の中では僕と朱莉の幸せなビジョンを想像し、本当に羨ましいと思ってくれているのだろう。


「名前は朱莉あかりだよ、小夜子ちゃん」


 対する僕は、その想像の中の二人が幸せそうに笑う姿がなぜだか透けて見えた気がして胸を締め付けられるような思いだった。出てきた言葉は非常に素っ気無いものであった。


「ふふ、そうそう。朱莉さんだったわね。綺麗で優しそうな人だった。五年も付き合ってる彼氏ってどんな人なんだろうって想像してたけど、航ちゃんだったんだね。納得したよ、私」


 大いなる謎に解を得たと言わんばかりの笑み。

 だが僕の胸には反対に粘っこい重油のような沈殿物があった。この一時間ほど、小夜子ちゃんと話していることで目を背けられていたそのおりは一旦意識し始めると瞬時に気化し、精神の隅々まであっという間に充満していった。


 ペコッと握っていた空き缶が凹む。


「小夜子ちゃん」

「なぁに?」


 空き缶を傾け、最後の一滴を飲もうとしている無邪気な彼女。


「ごめん、今日は帰ってもらえる?」

「え?」


 僕に視線を向け、言葉を失ったままぽかんと口を開ける小夜子ちゃん。

 先ほどまでの和やかな雰囲気から一転、急に帰れと言われれば誰だって戸惑い、こんな顔になるだろう。

 失礼なことを言っている自覚はあるのだが、こうする他なかった。


「こ、航ちゃん。ごめんなさい。私、何か気に触るようなこと言っちゃった?」


 小夜子ちゃんは困惑し、悲痛さを滲ませる声で謝罪した。

 彼女は何も悪くない。その彼女にこんな顔をさせたことに僕は罪悪感を覚え、朱莉との破局の悲しみも合間って心がズキズキと痛んだ。

 痛くて痛くて泣きそうになった。

 その泣き顔は、誰にも見せたくなかった。


「大丈夫。ちょっと気分が悪くなっただけだから。休ませて」


 言い訳で取り繕いながら僕はよろよろと立ち上がり、彼女に手を差し出し、同じく立ち上がるよう無言で求めた。

 小夜子ちゃんはそれでも何かを言おうとしてたが、結局何も言わず、僕の手を支えに立ち上がった。

 

 見送るよ、と彼女を玄関へ促す。

 小夜子ちゃんは呆気に取られたように悲しそうな顔をして無言で僕の顔を見上げ、しずしずと言われるがまま歩を進めた。その彼女を玄関の方へ促し腰に手を当て優しく押し、そのまま追い出してしまった。


「あ、待って! 救急箱――」


 最後にドアの向こうで彼女が何事かを言った。それを気にも留めず、僕はドアの鍵をガチャリと落とし、覚束ない足取りでリビングルームへと戻った。


 ドサリとベッドに腰を下ろすとテーブルに置いてあった自分の缶ビールを傾ける。だが空き缶の中から落ちてきたのは苦い一滴の雫だけであった。


「ゲプッ」


 だらしなくゲップし、そのままベッドに仰向けになった。顔を横に向けるとサイドテーブルに置いたフォトフレームが目に入る。中には去年、沖縄に旅行に行った際に撮影したツーショットが収められている。お相手はもちろん朱莉だ。


 僕はフォトフレームを手に取り、こちらに向かって楽しそうに笑う二人の顔を眺めた。

 この時、彼女と話したことを今でも覚えている。


 来年は海外に行ってみたいね、と僕は言った。

 朱莉も行こうと乗ってくれた。南国のビーチか、風情あふれるヨーロッパか、トラディショナルな中国も良いねと話した。


 美食に舌鼓を打ち感想を述べ合う、風光明媚な景勝地を訪れ二人無言のまま見惚れる、世界遺産の歴史に圧倒され揃ってポカンと口を開けて見上げる。


 思い出作りなど一人でも出来る。旅行などやってることは飯食って、海眺めて、寺眺めてくらいだから難しいことではない。


 でも二人なら思い出の価値は二倍にも三倍にもなる。

 朱莉とどこかを訪れ、何かをして、どのように感じ考えたかということにこそ価値がある。

 その価値あるものを一つずつ積み上げるというのがこの五年間の中身であった。そしてこの先の五年間、十年間、ずっとずっと未来まで思い出の集積を繰り返すと思っていた。


 その未来は、もう訪れない。


 直後、僕の口から嗚咽が飛び出し、やがて慟哭となって部屋中に響き渡った。しばらく大声で泣いた後、うつ伏せになって枕を抱き、声を殺して泣き続けた。朝まで涙が止まらないのではないかと怖くなったが、空がまだ暗いうちにいつの間にか眠りについていた。

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