第8話 生存報告
レインには高専の友人中学校の時の友人、家族との個人レインとやクラスの連絡網などとして使っているグループレインがある。そのうちのクラスのグループレインと友人数名からメッセージが来ていた。内容はこうだ
___________________
4M
先生:皆さん、大丈夫ですか?謎の生物が現れてからの今の状況を簡潔に報告してください!
岩田:大丈夫です!無事避難しています。
上原:俺も大丈夫です!
坂田:俺も大丈夫です。
徳山:私も大丈夫です。
※この後自分を除く39人の生存報告が書かれている
・
・
・
先生:藤崎さんは大丈夫でしょうか?これを見たらなるべく早く連絡お願いします。
___________________
うん、どうやらみんな無事なようだ。私だけ返信していないのでずいぶん心配させてしまっている。申し訳ない。とりあえず無事なことを知らせなければ。
___________________
4M
藤崎:返信遅れてしまいすみません!私も無事です!
___________________
よし、グループのほうはこれで一応大丈夫。あとは個人のほうを、
___________________
川本君
川本:藤崎さん生きてますか?
___________________
___________________
木原さん
木原:莉愛ちゃん無事?
___________________
栗本君
栗本:莉愛ちゃん大丈夫?
___________________
___________________
田川さん
田川:莉愛ちゃん大丈夫?
___________________
この4人からメッセージが来ていた。それ以外の人たちからは来ていなかった。忘れられているだけなのかそれとも・・・とにかくこの4人には無事であることを知らせた。
・・・・・・
・・・・・・
あの後無事なことを知ってみんな喜んでくれた。避難はどこにしているか聞かれたがまさかダンジョンに避難しているなんて言えるわけないからごまかしておいた。・・・お父さんやお母さんのメッセージはなかった。きっと避難先がごたごたしてるかなんかでレインする暇がないだけだよね?私はみんな無事だって信じてるからね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます