第406話 406.俺は魔法無しじゃこんなに弱っちかったのか(;'∀')💦

◇◇ レイ ◇◇


これは歩き方から訓練しなきゃいけないな(;'∀')💦

今まではそういや俺達ってこの『悪魔の森』の中は『魔動キックボード』で移動している時が多かったよな~

あちゃ~

時間短縮しようと思って『魔動キックボード』を使って森の中を移動していたのが裏目に出てしまったようだな(;'∀')💦


抜き足・・


『パキッ』


差し脚・・


『パキッ』


忍び足・・


『パキッ』


『パキッ』


『パキッ』


ひぇぇ~(;'∀')💦

歩き方気を付けたハズなのに全然変わってねぇ~ジャン!!

突然


『シャキーン』


直ぐ傍で風を切る音に気が付いたが状況が飲み込めず動けない(;'∀')💦


『ガツン』


『ガツン』


っと俺の張ったシールドに衝撃が!!


『な?何が有った?何が起こったんだ?』


気が付けば前方両サイドから体長10メートルはある巨大熊が俺に腕を振り下ろしている光景に気が付いた


どうも、気づかない内に俺は巨大熊の振り下ろして来た腕の攻撃を俺の張っていたシールドが弾いていたよう・・・

俺は巨大熊の攻撃に全然対応出来ていなかったって事だ(;'∀')💦

前に『悪魔の森』に入った時より格段に巨大熊の動きが速くなっている!!


『確実に魔素濃度の高濃度化で強さが強大化している!!』


ヤバいな(;'∀')💦

気が付いた時には巨大熊の腕を振り下ろされていた


『ガツン』


『ガツン』


避ける余裕すら無いのかよ(;'∀')💦

シールドが無ければ確実に詰んでたな💦

兎に角、シールドは有効に機能している!!

この際だ!!


『戦闘訓練に生かそう!!』


くそっ!!

あの巨大熊の腕の攻撃はキツイな

あの巨大熊の腕の攻撃を何とかしなきゃ近づけもしない



『ガツン』


『ガツン』


オレ向かって振り下ろされた巨大熊の腕の攻撃はシールドに阻まれる

この~!!

魔法を使わず、剣だけの戦闘ってめちゃ難しい?


その前に

『戦闘にさえなって無いんじゃ?』





俺は魔法無しじゃこんなに弱っちかったのか(;'∀')💦




/(^o^)\ナンテコッタイ

今まで俺が魔法の便利さに訓練を怠っていた漬けが今頃回って来たって事か・・・

やってやろうじゃないか!!


この!!



この!!


この~~!!


俺は巨大熊の攻撃に合わせフラワーソードを振り回すが・・・

『カキーン』


『カキーン』


『カキーン』


『カキーン』


巨大熊の腕の攻撃を止めるだけで精一杯!!

体感時間2時間近く同じような戦闘を繰り返していた気がするが、多分俺が追い詰められていた為だろう

多分実時間にしたら10分程度じゃ無いかと思う





『シュパーン』



っという剣を振り下ろし何かを切った感覚


「キャオーーー」


一体の巨大熊の悲痛な咆哮と共に一体の巨大熊の左腕が切断され


『ドスン』


っと巨大熊の左腕が地響きを立てて地面に落ちた


『やったじゃん!!俺はやれば出来る子なんだよ!!』

自画自賛だ


『ガツン』

くそっ

油断していたら攻撃されちまってシールドで守られたって事か

シールド位置ベクトル固定化してなかったらあの攻撃で弾き飛ばされてる所だったぜ

左腕切られちゃそりゃ~痛いよな


力任せに恨みとばかりに右腕で攻撃してきやがったぜ


『シュパーン』


俺はお返しに、再度攻撃して来た巨大熊の右腕を切り飛ばし、そのまま地面を蹴ってフラワーソードを真正面に構え巨大熊の喉元から一気に脳髄に突き刺した


声も上げられず後ろに倒れてゆく巨大熊

俺は巨大熊が倒れる前に巨大熊の喉に突き刺した剣を引き抜くが



『ガツン』


『ガツン』


っともう一匹の巨大熊の攻撃を受けてしまう

まぁ~わざわざ待ってはくれないよな


本当にシールド様様だよ!!

シールドが無けりゃやられていたのは俺の方だぜ


巨大熊が俺に向けて腕を振り下ろして来るのに合わせ剣を振るのを合わせ


『シュパーン』


っと巨大熊の片腕を切断


「キャオーーーン」


その瞬間巨大熊の悲鳴があがる

俺は気を緩めず巨大熊の残った腕を切断した瞬間地面を蹴ってフラワーソードを真正面に構え巨大熊の喉から脳髄にフラワーソードで串刺しにする


その瞬間ゆっくりと後方へと倒れてゆく巨大熊


『ドスン』



っという盛大な音を立て地面に激突する巨大熊の死体




『ゼー』


『ゼー』

めちゃめちゃ疲れた~

やっと倒したぞ!!


辛勝だった(;'∀')💦

『悪魔の森』の魔素濃度の高濃度化により魔獣の強さが強くなっていたのも有るが・・・


『俺は魔法無しじゃめちゃめちゃ弱い』


魔法頼りの戦闘をして来たって事だ


勝てたには勝てたが・・・


巨大熊の体中剣の切り傷でズタズタだし、両腕は切り落としているし


『毛皮は価値が無いな・・・』


これじゃ肉としての価値しかねえジャン(;'∀')💦

もっと綺麗に狩れるようにならなきゃ駄目だな( ノД`)シクシク…


俺の異空間庫に巨大熊の死体を収納し、再度巨大熊を探して悪魔の森の中に入ろうか?

一旦そう思って歩き出し


待てよ?

ジャーネはダンジョン攻略したダンジョンコアを吸収して強くなったよな?

俺もダンジョンを攻略してジャーネみたいにダンジョンコアを吸収したら俺の力の底上げが出来るんじゃネ?


俺が普通にやってたら強くなるのに何十年かかるか解らない・・・

クソ神が何時襲って来るか解らない状態でのんびり時間を掛けて体を鍛えている暇は俺には無い!!

強くなれるのならば危険を犯してでも強くなるべきだ!!


つづく・・・

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