第396話 396.久しぶりにゆっくり出来たみたいだね

◇◇ レイ ◇◇


俺はアルテナ達を見つけられた事に安堵した途端に、一日の疲れがドッと出て来た気分に襲われ近くにあったベンチに


『ドスン』


っと一気に座り込んだ。

しばらくすると、向こうの方から楽しそうな喋り声が聞こえて来る

それに気づいて声の方向を見るとアルテナ、レイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリア、ジャーネが楽しそうにお喋りしながら俺の方に歩いて来てるのが見えた。


アルテナはレイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリア、ジャーネに囲まれながら話しかけられていていて凄く楽しそう

普段俺がアルテナをガードするような形で常にアルテナの横に居るから、こんな光景を見ると新鮮


「ご主人様~楽しかった~~(^^)/」

ジャーネがその集団から一気に弾丸のように飛び出し



『ドスン』


っと音を立てて俺に抱き着いて来る

「ジャーネお前の力人外にになってきてるから普通の人にやったら体がバラバラになってしまうから気を付けろよ」


ってジャーネに注意

おれも一瞬ビックリして風の障壁を錬成しジャーネを受け止めた位だからな


「ご主人様も解る?ダンジョンコアを二つ目を吸収した影響かな。今までと同じようにやってるつもりなんだけど気が付けばこんな感じなの」


「ジャーネのコアを含めると3つだもんな。慣れるまでは意識しながら行動しなきゃだなジャーネ」

「わかってるんだけど、ついやっちゃうの」


弾丸のように俺に突っ込んで来たジャーネを受け止め

「アルテナお帰り~凄く楽しそうだけど寄っ繰り出来た?」

「うんうん久しぶりに遊園地きたけど凄く楽しかったよ」

「凄く楽しかったです~ご主人様~」

「「「「「「凄く楽しかった~」」」」」」


楽しかったのは皆の笑顔見たら解るよ

「久しぶりにゆっくり出来たみたいだね」

っておれが言うと


「レイはどうだった?」

ってアルテナが早速俺に聞いてくれる


「あ~娼館都市『エデンズパラダイス』を任せているクローディア、アルベルタ、カールラ、カテリーナ、デーリア、ルーナ、イルーザ、ルアーナ、オリエッタ、ピナの10人の魔力回路を作って魔法を教えたよ。

クローディアとカテリーナは『ヒール』の魔法発動出来るようになったから凄く優秀

今後残りの人達の魔力回路を作って行かなきゃいけないから明日からの方が大変かな」


「うわ~S動く優秀~娼館都市『エデンズパラダイス』の人達が全員魔法を使えるようになったらエデンはもう魔法都市って言っても良いですね」


レイラが思った事を言って来た。

俺もレイラの言葉に



「そうだよな。メイドさん達172人と娼館都市『エデンズパラダイス』で働いている仮区画で助けた女性達8652人全員亜G魔法を使えるようになったらレイラが行ったように


『魔法都市エデン』


って言っても良い感じだよな」

「ご主人様~『魔法都市エデン』って良いです~」

「『魔法都市エデン』良い響きです~」

クリスティーナとクリスティーンも『魔法都市エデン』という言葉に感動している


「俺も『魔法都市エデン』って良いとは思うんだけどさ~この世界は何かをすると直ぐに奪おうとする城塞都市が出て来るからこのエデンがもっと大きくなって何処にも負けない力が出来た時までは、出来るだけ隠しておきたいんだけどどうかな?」


この世界はまだまだ未開で他の城塞都市を吸収し、其の住民を奴隷にして働かせる事で発展してきた


「そうですね。『浮遊島』の時がそうでしたからね」

「本当に嫌ですね~私達はエデンに来れて良かったです」

・・・

「レイのいう通り大々的には魔法を使えるという事は言わないようにしましょう。全部ダンジョンからドロップした魔道具の力という事にしましょう]


「「「「「「「はい」」」」」」」


アルテナの言葉に全員が頷くのだった・


つづく・・・

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