第360話 360.これだけの人数どうすりゃ良いんだ~~?

361話先にあげちゃいました~~💦

なので361話読んじゃった方ごめんなさいです~~

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◇◇ レイ ◇◇


俺達がフォンティ城塞都市から奴隷を回収して戦場の城壁で区切った場所に帰ると奴隷達は酒を飲み交わしながら


「この酒うめぇ~~こんなうまい酒飲んだ事ねぇ~」

「エデンの城塞都市って金持ってんな~奴隷にこんな美味い酒なんて飲ませないぜ」

「酒自体飲ませてもらえないからな」

「フォンティ城塞都市の生活は酷かったからな」

「そうだな今回のエデンへの出兵駆り出しで俺は死ぬと思ってたんだけど、ラッキーだったぜ」


そんな話が至る所から聞こえて来る

「ご主人様お帰りなさいませ」

アンジェリーナが早速俺を見つけて声を掛けてくれる

それに気が付いたメイドさん達が一斉に


「「「「「「「「「「ご主人様~」」」」」」」」」」


俺に向かってそう叫んだ瞬間にダイブしてくる

今まで給仕してくれていた超美少女達が一斉に居なくなってビックリしている感じの奴隷達


「流石エデンのご領主様だ人気があるな」

「あのめちゃめちゃ綺麗なメイドさん達って奴隷だったそうだぞ」

「おまえいつの間に聞いたんだ?」

「へへへっ凄いだろ」


色々と聞こえてくるが無視だ無視!!




俺は拡声魔法を使い

「皆~聞いてくれ~フォンティ城塞都市の奴隷は全員解放してある場所に纏めている」


そう言った瞬間に


「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~」」」」」」」」」」



っと一斉に歓声が上がる


俺は続けて

「これからが本題だ

お前達はこれからどうするかと言う問題だ


折角この場所に城壁を一部作っているから、

『この場所を城壁で囲いこの場所に残りここを第二の故郷として住む』


という選択肢が一つ

だがフォンティ城塞都市や他の城塞都市の脅威が無くなった訳では無い

自分達が新しく出来た城塞都市を守らなければならない

第二に


『お前達をエデンの城塞都市で受け入れる場所を作りエデンが受け入れる』

だが思い通りの生活が出来る保証はないが出来るだけ希望には答えよう

その2択だ

フォンティ城塞都市の奴隷を解放して来た以上考える余裕は無い

どちらか一つを選んでほしい


『この場所に城塞都市を作りここで生活をする』


という物は手を上げろ!!」


って言ったのだが・・・

誰も手を上げねぇ~!!

何故だ?


すんごくいや~~な予感がするんだけど・・・


「お前達を

『エデンが城塞都市で受け入れる場所を作りエデンに住みたい』

と思う物は手を上げろ!!」



そう言うと


「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~」」」」」」」」」」



っと全員が手を上げたのだった。


そんなバカな~~~

今さっきフォンティ城塞都市の奴隷達を収納した人数・・・69,873人・・・

戦線に駆り出されていた奴隷が42,202人

奴隷としてフォンティ城塞都市に囚われていた人数の合計が112、075人

これだけの人数どうすりゃ良いんだ~~?


俺がこの人達の働き場所作らなきゃいけないのか?

い~~~~や~~~~~~~だ~~~~~~!!

これ以上働きたくねぇ~~~!!


それよりもこの戦場に連れてこられた奴隷達42,202人今日の寝る所そうしたら良いんだ~~?

俺が用意しなきゃいけないのか?

これから延々と作っても4万軒以上の家なんて無理だぞ?


つづく・・・

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