第357話 357.後先考えずやった結果・・・/(^o^)\ナンテコッタイ

◇◇ レイ ◇◇


俺達は城壁の間に様子を見ながら幅2メートルの通路を作りこちら側に攻撃を仕掛けてくる敵の城塞都市の兵士達を奴隷達が殲滅出来る程度に調整した後

敵陣地後方上空に転移と同時に俺は叫ぶ


「一気に殲滅!!」


その俺の声と同時に『魔動キックボード』に乗ったメイドさん達とレイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリア、ジャーネが火炎弾、火球、ファイヤースピア、ファイヤーニードル、ファイヤーランスと思い思いの魔法を敵陣の兵士達に撃ち込んでゆく


俺は風よけの幕を張ってその中で机に向かい話し合っている一団を発見

「ジャーネあの白い幕で覆った区画を狙ってくれ!!」

俺がジャーネにお願いすると

ジャーネは・・・

直径30メートル級の火炎弾を上空に作った瞬間に


『どーーん』



っとその陣地に火炎弾を落とす

一瞬で風よけの膜で覆った区画は直径10メートルのクレーターが出来上がり跡形もなく吹き飛んでいた

「す・・凄いなジャーネ」

「エッヘン。ご主人様に褒められちゃった~あ~ん」

ここでオネダリかよ~

どんだけチョコレートが好きなんだ?

試作中のミルクチョコレートをジャーネのお口に

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

(#^.^#)


「ご主人様の為に頑張る」

そういったジャーネは敵陣地に撃ち込んで至る所に直径10メートル以上のクレーターを作って行く

ジャーネは規格外だな


「あ~ん」

女神様もですね

女神様のお口にも試作中のミルクチョコレートを

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

(#^.^#)

「美味しい~」

今度はアーモンドも探してアーモンドチョコレートも作りたいな!!


あ・

あれはアンジェリーナか

アンジェリーナの火炎弾も直径2メートルとデカいし威力も凄い

「逃げまどえクソ虫ども!!骨まで燃えてしまえ~あはははは~」


あちゃ~性格まで変わっちゃってるよ~


ディアナは


「死ね」

「死ね」

「死ね」

「死ね」

「死ね」

・・・

って言いながら無数のパチンコ玉位の圧縮した火炎弾を兵士達にばら撒いて、敵の兵士達の体を穴だらけにしてるし・正直エグイな


ディアナって聖ドニアス協会で巫女さんしてたんだよね?

巫女がそれで良いのか?

レイアード城塞都市じゃ~皆聖女様って呼ばれてるんだぞ?

それじゃ~

『血塗られの聖女』

なんて言われそうだぞ!!



レイラなんて


「キャッハー」


って奇声を上げながらマシンガンみたいにファイヤースピアを敵の頭に撃ち込んでるし・・・

それに続いてメイドさん達も


「ヒャッハー」


ってこれヤバい一団?

だけど10分も撃ち続けたら流石にメイドさん遠因魔力切れ寸前にになって、火炎放射器を出して盛大にガソリンを撒き散らした後火炎弾を撃ち込んで一気に燃え上がらせたりと火炎尽くし



皆考えるもんだよ!!

『魔力が無くなれば、他の物で代用すれば良いじゃない』


そんな感じだ。

戦場では確かに火炎が有効だよな

鎧を着ている位の高い奴なんて剣や槍も通りにくいし弓矢なんて弾いてしまう。

その点、火炎放射器でガソリンをばら撒いて火炎弾を撃ち込めば確実に中まで丸焼け


「凄いです~『悪魔の森』の巨大熊なんてめちゃめちゃ硬くて倒せないのに、この兵士達よわっちすぎです」

「もっと根性見せろ~です」


クリスティーナとクリスティーンヤバいよ(;'∀')💦

何時の間に炎を龍の形に錬成出来るようになったんだ~?


敵の軍勢のど真ん中で火炎の龍が2匹大暴れって笑えね~

俺が見ていると解ったのか・・・


しっかり二人


『パンチラ』


を微妙に俺に見せてウィンク

クリスティーナさん?クリスティーンさん?ここは戦場ですよ?


双子ちゃんの『パンチラ』はめちゃ 嬉しいけどさ・・


『ゴキッ』

いでっ・・

思いっきり俺の頭は二つの手で抱えられ強制的に曲げられて


(*´ε`*)チュッ~~~~~~~~~


め・・・女神様~此処は戦場ですよ~~嫉妬しないで下さいよ~


そんな状況を見たのか『魔動キックボード』で空中を駆け巡り敵を殲滅しているメイドさん達が俺の所に順番で集まって


『ぎゅっ~』


っと俺を抱き締めてゆく

俺が試しに魔力が枯渇寸前のメイドさんに魔力を分けたのが、いつの間にか全員にリークしていつの間にか俺は魔力タンクになっていた。


通信用の魔道具渡してるからな~

もう喋りしながら戦闘だよ?

通信の魔道具は試作品だから、まだ宛先なんて指定できないから全員チャツトって感じで皆に漏れ放題だもんな~

俺が魔力タンク扱いとなってからは攻略は順調で、メイドさん達は好きなだけ魔法をぶっ放して、俺の所にきて俺を『ぎゅっ~』っと抱き締めて魔力補給してまた出撃し


火炎弾を敵陣地にばら撒いて行く

どうもうちのレイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリアにもその情報がリークしたみたいで・・


「ご主人様~魔力わけでくださ~~い」

(*´ε`*)チュッ~~~~~


ってお口で魔力吸い出す事無いんじゃネ?

そんなこんなで2時間


俺は魔力タンクに徹して、集まっていた城塞都市の軍隊を殲滅完了した。


うちのメイドさん


魔力補給さえすれば、もう無敵じゃネ?

メイドさん100人とレイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリア、ジャーネだけで此れだけの軍隊を殲滅しちゃうなんて




問題があるとすれば、やはりダンジョンドロップ品の魔道具

どんな武器がドロップしているか解らないから、油断大敵だな


「「「「「「「「「「ご主人様終わりました~」」」」」」」」」」


「皆~お疲れ様~良くやってくれた。このまま帰って祝勝会をしたい所なんだが、奴隷達の処置の事も有る皆には悪いんだが奴隷達に報奨金の支給と食事の支給、ま~BBQになるだろうが、これからの事も相談しなきゃいけない」


そうメイドさん達にお願いして城壁の向こう側にいる奴隷達の所に行って

「みんな俺達に加勢してくれてありがとう。まずは食事と酒をふるまうからたらふく食って酒も好きなだけ飲んでくれ」


そう言って俺は長いBBQ用のコンロを何本も土魔法で錬成しながら、メイドさん達は用意した肉を焼き食べ方を伝授

俺は只管にBBQ用のコンロを人数分錬成してゆく

深く考えていなかったけど・・


この奴隷達って何人居るんだ?

BBQで肉を焼きながらタレを補給してゆくメイドさん達

俺はそんな奴隷達の鉄の首輪を一人一人異空間収納に収納してゆく

1・2・3・4・・・・・42,202個・・・

/(^o^)\ナンテコッタイ


こんなに奴隷が居たの?

この奴隷達の家族を入れたら・・・


うをぉ~止めてくれ~~

ダナンから移転して来た人達2万人の仕事を作るだけでめちゃめちゃ苦労したんだぞ~~!!

此処に居る奴隷だけで42,202人だぞ!!

どんだけ仕事を創出しなきゃいけないと思ってるんだ!!

『フォンティ城塞都市の住民の奴ら、今度はお前らが奴隷になってこいつらを養え~~』

って言いたい気分だぞ!!

やっとダナンの移転組の生活が安定した所なのに~どうすりゃ良いんだ~~



つづく・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る