第328話 328.授けて良かった超再生
◇◇ レイ ◇◇
夜も眠らない都市 『娼館都市エデンズパラダイス』
カジノ、遊園地、プール、バー、病院、レジャーと名のつく物は何でもある
不本意だが娼館も・・・
出来れば無くしたいが・・無くせば犯罪が増える
ディアナの両親のクライドさんとルーシーさんがクーデターで乗っ取られるまで治めていたホンティーニア城塞都市でも有ったって言うし、男だったら一度は行ってみたい?
そりゃ~俺だって興味はあるさ!!
俺の天使化した能力のせいで一段と強力になった『リジェネレート』を一段と強力にかけちゃったから、めちゃめちゃ超超~美少女になっちゃったからな~
普通の『リジェネレート』って、再生するだけの魔法のハズだったんだけどな~
俺の魔法って変なんだよな
これは確実に
女神様を助けた代わりにお願いしたたった一つのお願い
「じゃ~自分が頭に描いた魔法を自由に作ってその魔法を行使出来るようにして欲しいです」
って言ったアレだな!!
その
『自分が頭に描いた魔法を自由に作って』
って所がミソだな!!
それでこんな変な魔法になっちゃってるんだろうな~
この『娼館都市エデンズパラダイス』の助けた性奴隷だった少女8652人
最近気づいちゃったみちゃいで・・・
俺を見ると
「ご主人様~私に『リジェネレート』掛けて下さい~お・ね・が・い」
なんて甘えてこられて・・
つい『リジェネレート』掛けちゃうんだ
最初は
1人・・
とか
2人・・
だったのが!!
今ではこの『娼館都市エデンズパラダイス』の少女達8652人全員!!
だから俺がこの『娼館都市エデンズパラダイス』に来ると俺の周りには美少女ばかりがどんどんどんどんどんどん・・・集まって来ちゃって
お客さんからは
『何事なんだ?何が始まるんだ?』
なんて注目されちまってる。
一番最初に気づいたのはカテリーナ
いや~カテリーナ、ヤバいよ!!
めちゃめちゃ頭キレるしめちゃめちゃ感覚が鋭い!!
そうして
クローディア、アルベルタ、カールラ、デーリア、ルーナ、イルーザ、ルアーナ、オリエッタ、ピナ
と広がっていって・・・
『最終的に少女達8652人全員に俺の『リジェネレート』は超~綺麗にそして若返らせられる能力がある』
ってあっという間に広がっちゃつたんだ。
この『娼館都市エデンズパラダイス』に来る男達は皆、一瞬で彼女達の虜になってもう~貢ぐ貢く
彼女達を見る目が猟奇的に思える位凄い
『もうお前しか居ないんだ~俺と結婚してくれ~』
そんな光景が至る所で繰り広げられているが・・・
「私には心に決めたご主人様が居ますのでお断りします」
って言うのが決まり文句みたいになっているらしい
そのご主人様っていうのは
きっと・・
『俺?』
の事だよね?
ヤバいんですけど~~(;'∀')💦
ここの8652人の少女達全員俺が貰わなきゃいけないって事?
良い人が居たら俺なんかの事良いから結婚しろよな!!
だけど・・
女性達が話してるの聞いちゃったんだ・・・
「ねぇ~お金幾らあっても此処じゃ使い道ないよね~」
「そうそう、此処に居たらお金使う事なんて全く無いよね~」
「うんうん」
「ここは食事も、住む所も無料だからお金使わないのよね」
「食べ物は美味しいし」
「お菓子はあるし」
「服とか下着とか全部支給だし~」
「お化粧道具も有るけど、ご主人様が『リジェネレート』掛けて下さるから、お肌つるつるでお化粧しない方が綺麗だし、若返っちゃうし、もう自分もウットリするくらい綺麗になっちゃうのよね~」
「言える言える~」
「私達ってご主人様にこのまま『リジェネレート』掛け続けてもらったら、もしかしたら永遠に歳取らないんじゃない?」
「あ~言えるかも~」
「みんな凄く綺麗になったし、若返ったわよね!!」
「もうご主人様についてゆくしか無いわよね」
「うんうん」
「このまま永遠にこの姿のまま生きられるかも」
「私何時かはご主人様のお嫁さんになりたいな~」
「私も~」
「あの女神様が居るからね~」
「まずは女神様を落とさなきゃね」
「うんうん先ずは女神様と仲良くなる事から始めないとね」
・・・・
・・・・
そんな話を女性達が集まってしててさ~
これって確実にロックオンされちゃってるよな~
そんな時!!
『娼館都市エデンズパラダイス』の奥の通路から男の声が聞こえて来た
「俺と結婚してくれ!!絶対に幸せにして見せるから、お前には絶対に苦労はさせないから」
そんな男のプロポーズに
「私には心に決めたご主人様が居りますから諦めて下さい」
おお~何時もの断り文句じゃないか
そのご主人様と言うのがおれじゃ無い事を祈りたいが・・・
「ご主人様と言うのは誰なんだ?」
「このエデンのご領主様に決まっているじゃ無いですか」
「遊ばれているだけだろ」
「イイエ、ご主人様と繋がる時ご主人様の温かい物が私の体に流れ込んでくるのです。それはえも言われぬ快感で私のからだは満たされ、その度にご主人様の愛を確信するのです」
その言い方止めろ~~!!
それ絶対に誤解される言い方だから!!
「くそ~~お前の居ない世界なんて生きる価値はねえ~お前を殺して俺も死んでやる!!」
そんな男の絶叫と共に
「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ぢょというモノスG居悲鳴が『娼館都市エデンズパラダイス』の建物の中に響いた。
俺達はこえのした方向に速攻で走って行くと・・・
腹部を刃物で切られたようで大量の血が服に付いた状態の超美少女が一人立っていて、その横には首を切って倒れている男が一人倒れていたのだった。
俺を持た超~美少女は
「ご主人様~~」
叫んだ瞬間俺に体全体飛び込んで来て、俺のくちびるをうばってしまう美少女
な・・何が有った?
これはどういう状況?
俺もパニック!!パニックだよ!!
行き成り血まみれな美少女に抱き着かれて、現在濃厚なキスされたままなんだから・・
舌絡めて来てるし・・・
こんなキス・・した事無い・・
これはこれでヤバい・・
俺の体がとろけてしまいそうだ
もうどうなっても良いかも・・
なんかさ~この少女・・
何時までキスしているんだ?
俺もこのまましていたい気分だけど・・
これ以上していたら押し倒したくなってしまう
それに少女の鼓動がめちゃめちゃ伝わって来るんだが・・
これって興奮とかしてる?
一旦・・
一旦離れよう!!
これ以上はヤバイ!!
俺は強引に体を放し・・・
「何が有ったんだ?」
「レティナです」
どうもこの少女の名前はレティナというらしい
名前を呼んでくれという事なのか?
「レティナ何が有ったんだ?」
「そこに倒れているモンターネ商会の会頭の息子さんのエルドレッドさんが最近私をお気に入りでずっと通ってきていたんです。そうして今日
『俺と結婚してくれ!!絶対に幸せにして見せるから、お前には絶対に苦労はさせないから』
と言われ私は
『私には心に決めたご主人様が居りますから諦めて下さい』
って断ったんです
そしたら
『くそ~~お前の居ない世界なんて生きる価値はねえ~お前を殺して俺も死んでやる!!』
そう言って腰に差していたナイフを抜いて私の胸を突き刺してきて・・
え?
渡しナイフで刺されて死んだって思ってたのに!!
何で傷が無いんでしょ?」
体中両手で触って傷を確認しているが傷一つ残っていない
「レティナもしかして、俺の持ってきた料理食べた?」
おれは恐る恐るレティナに聞いて見た・・・
「ええ~2時間程前にクローディアさんに
『ご主人様がこの料理は絶対に食べるようにってお願いされちゃったの。だから絶対に残さず食べてね』
って言われまして食べましたよ?
凄く美味しかったです~あれが何の肉だった・・・
ああああああああああああああああああああ~~あれまさか~~~
あれのお陰で私の傷一瞬で治っちゃったんですか~~
ご主人様~~
もう絶対に放しませんよ~~~
私はご主人様のお嫁さんになります~」
「レイ、ギルティー」
「ご主人様~正座です」
「ご主人様のたらし」
「ご主人様無意識すぎます反省してください」
「ご主人様また増やすんですか?」
「これ以上増やさないでください」
「ご主人様~無自覚すぎます~だからこうなるんですよ?」
「ご主人様の魔力は最高、元気なダンジョンコアの赤ちゃんが産める」
「うをぉ~~/(^o^)\ドウシテコウナッタ」
俺は悪くない!!
無実だ~~!!
この事件が発生した直後、カテリーナにより緊急で極秘に8首龍の肉を食べていない少女達が集められ8首龍の肉を食べさせたのだった。
危機一髪!!
今日樹海ダンジョンに行っていなければ
俺達が此処に来ていなければ
そうして皆に8首龍の肉を食べるように言っていなければ・・・
レティナは死んでいた・・・
だけど・・
俺はコンコンとあれから2時間正座させられてお説教をくらったのであった・・
俺だって!!
俺だって!!
増やす気持ちは全く無いんだよ~
何でおれのこの美少女の姿で、美少女ばかりが寄って来るのかが全く解らねえ!!
何でだ?
俺は呪われているのか?
まさかあのバルス神、ジェイド神、ドリス神、ドニアス神の呪いなのか?
つづく・・・
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