第329話 329.シールドの改良
◇◇ レイ ◇◇
眠い・・・
超~~超~~眠いぞ~
昨日『娼館都市エデンズパラダイス』に8652人分の8首龍の肉を持って行ったついでに遊園地でしこたま遊んだ後、レティナの事件に巻き込まれ・・・
2時間正座させられて女神様達にコンコンとお説教をくらって・・
それから防御用のネックレスと護身用電撃を繰り出せる『指輪』のセットを8652人分を
『エッチラオッチラ』
『エッチラオッチラ』
『エッチラオッチラ』
『エッチラオッチラ』
『エッチラオッチラ』
・・・
只管に作り続けたんだよ・・・
まさかの為の保険?ってやつ
おれって甘すぎるのかな?
皆にさ~
『ご主人様は甘すぎです』
って怒られてるんだ
確かに甘い物とか一杯作って配っているから・・
その甘さじゃないって?
解ってるさ!!
だけどあんだけ可愛いんだよ?
つい・・
ネックレスは、自動防御機能で攻撃を受けた瞬間体全体にシールドを発生する機能付き
指輪は、向けた方向に電撃を飛ばすスタンガンみたいな物
『娼館都市エデンズパラダイス』に8652人に渡して説明したら・・
「婚約指輪です~」
って速攻で全員が左手の薬指に指輪を付けたんだけど・・・
もう気にしない事にしよう・・
普通の攻撃だったら防いでくれるハズだ。
・・・
・・・
俺達は『娼館都市エデンズパラダイス』でネックレスと指輪を渡した後魔法演習場にやって来ていた
後回し後回しにしていた為に今までどれだけ酷い目に遭って来た事か・・
今さっきの8652人全員が
「婚約指輪です~」
って言ったのを不定しなかった・・
出来なかった
8652人がウルウルした瞳で
「「「「「「「「「「ご主人様~~」」」」」」」」」」
って抱き着いて来るんだよ?
そんな状況で
「違うよ」
なんて言えないジャン?
でも・・
うをぉ~後からとんでもないしっぺ返しが来るような・・
『考えたくねぇ~』
魔法演習場に来たのは、樹海のジャーネがダンジョンコアをしていたダンジョンの5階層で出現した8首龍の火炎にシールドが破壊されてしまったから!!
本当はもっと早く対応しておくべきだった!!
銀貨が足りなくって、トランのダンジョンに銀貨獲得の為に潜った時51階層へ降りた時に攻撃によってシールドが破壊され俺は怪我を追ってしまったのだ。
あの時、対応していれば今回のような事は無かったのにと、後悔だ!!
これも俺が忙しいからと放って置いたツケが回って来たって事だな・・
俺ってダメダメじゃん!!
取り合えず考えていたシールドを用意したりんごにかけてレイラに光剣で切ってもらうと・・
『パリーン』
っとシールドが破壊されシールドに守られていたりんごが真っ二つ(;'∀')💦
俺が実験台にならなくって良かった~~!!
俺がりんごみたいに真っ二つになる所だったぜ!!
なんて冷や汗をかいていたのは秘密だ・・
俺は魔力を2倍位に増強したシールド魔法を作成
そうしてもう一つりんごを出してシールド魔法を掛け、今度はクリスティーナに光剣で切ってもらうと・・
『パリーン』
っとシールドが破壊されシールドに守られていたりんごが真っ二つ(;'∀')💦
「2倍の魔力を使ってシールドを作成しても同じか」
「シールドの厚さを厚くすれば良いんじゃ無いですか?」
クリスティーンが提案してくれるけど・・・
「魔力の制御が結構難しんだよ。それに魔力を膨大に使うしコスパがめちゃめちゃ悪いんだ・・どうしたら良いかな?」
ここで行き詰まりだ・・・
シールドの厚さを厚くする事自体は可能だろう
でも自動防御機能を盛り込むとシールド生成が間に合わない
攻撃されても防げない・・
難しい物だ・・
って事で・・・
今日建てたチョコレート工場で、昨日摘み取ったばかりのカカオ豆から作った試作品のチョコレートをテーブルに出してお茶会
コーヒーが欲しいな・・・
今は俺の錬成したコーヒーで熱々のミルクコーヒー作ってる
今は俺の錬成頼み
その内コーヒー豆も探そう
もうジャーネの鑑定頼み
良い人材をスカウト性交・・
イヤ!!
成功の方だからね?
(´~`)モグモグ
(´~`)モグモグ
(´~`)モグモグ
(´~`)モグモグ
(´~`)モグモグ
(´~`)モグモグ
(´~`)モグモグ
みるみる間に試作していたミルクチョコレート
そう魔獣バリエラのバリエラ乳を使ったミルクチョコレート
普通のチョコレートよりもまろやかな味で皆には好評
今日試作したミルクチョコレートはメイドさん達と『娼館都市エデンズパラダイス』の女性達で全部食べてしまわれそうだな・・・
『俺は彼女達の甘味の為にめちゃめちゃ馬車馬のように働き続けている気がするんだが・・・』
ミルク・・・
ミルクが入ればクリーミーなチョコレートとミルクのミックスした味になる・・
じゃ~攻撃して来た威力を吸収してシールドに取り込んだら?
もっと強いシールドになるんじゃ?
合気道だって相手の力を利用するって言うじゃ無いか!!
攻撃された威力を弾くんじゃ無く吸収してしまえば?
やる価値は有るかも!!
イメージは攻撃力を吸収してそれを防御力に上乗せするような・・・
強い攻撃を受けた分、強固なシールドになる!!
此れって最高じゃネ?
『シールド魔法:相手の攻撃力を吸収し防御シールドを強化』
魔法は出来た!!
後は性能テストだ!!
りんごを取り出してシールド付与
その状態で今度はクリスティーンに光剣で切ってもらうと・・
『・・・・』
衝撃音も出さずに防御出来た!!
りんごも切れていない!!
成功だ!!
後は・・・
ジャーネの炎玉!!
「ジャーネ、あのりんごをジャーネの炎の魔法で攻撃してみてくれ」
って言うと
「ハイデス」
って言って巨大な炎玉を生成
どんだけ魔力込めてるんだよジャーネ!!
『ドンッ』
っとジャーネが炎玉を撃ち出してシールドに当たつた瞬間、炎玉がシールドに吸収され消滅
「炎玉で攻撃するとこんなになるんだ」
「ご主人様~凄いです」
そう言った瞬間、炎玉を撃ち出したジャーネが俺の一気に抱き着いて来る
そんなジャーネは女神様によって速攻で首をつかまれ排除された訳だが・・・
最近女神様気が立ってる?
「レイのせいでしょうが~~!!」
って怒られちゃったんだけど?
なんで俺のせい?
『理不尽だ~!!』
つづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます