第326話 326.ジャーネ遊園地に嵌る
◇◇ レイ ◇◇
やっとギルドマスターのドナルド・ディロンの爺から解放された~
疲れた
流石に疲れた
今日はあとはメイドさん達に8首の龍の肉を食べさせて『超再生能力』を身に着けてもらおう。
死なれては欲しく無いもんな!!
「皆もお疲れ~」
俺が皆に声を掛けると
レイラは
「日の落ちるのは早いですね~。楽しい事をしていると時間の経つのが速く感じます」
って俺の右側の手を握って来て
「レイは私の物」
って女神様が言った瞬間左側の手を握って来る
クリスティーナは
「ご主人様~私達を買った責任取って下さいね」
問いって右側の腕を抱き締め
クリスティーンも
「そうですよ~私を買ったんですからちゃんと子供授けて下さいね」
って言って左側の腕を抱き締めて来る
クララ、ディアナ、ジュリアがそれを見て
「「「出遅れちゃいました~」」」
って悔しそうに俺の後をついて来ていて
ジャーネは俺の背中におぶさって来る
クララ、ディアナ、ジュリアが
「「「その手が有ったか」」」
とまたまた悔しそう
白亜のお城に着くとアンジェリーナが
「あらあら~ふふふっ」
と大人の微笑みを見せ
「ご主人様、食事のお仕度が整っていますので何時もの空中庭園にお越しくださいませ」
と言って俺達を先導するアンジェリーナ
今日の料理は腸詰めソーセージのボイルとりんご酵母で作ったふかふかパンにハチミツ、チーズ、バター
それに巨大熊のステーキ肉
やっぱさ~パンはふかふか柔らかくないとね~
でもスープに浸して食べるのならば少々硬く無いと食べにくいか・・・
食べ方次第?
俺は最初に
「きょうは皆に食べてもらいたい料理が有ります。タレはしょうゆというものをからめて食べますので感想を聞かせて下さい」
といって全員に8首龍の首から切り出した切り身を配って行く
何の肉かは言わない・・・よ?
しらない方が幸せな事も有る?
「「「「「「「「「「美味しい」」」」」」」」」」
うんうんよかつたよ~
皆嫌いじゃ無くってさ~
・・・
・・・
そんな感じでメイドさん達と食事をした後、今度は娼館都市『エデンズパラダイス』
娼館都市『エデンズパラダイス』のエントランスを入り受付に行くとカテリーナが
「ご主人様いらっしゃいませ。中々来て頂けなくって寂しかったですわ。今夜は私と一緒に居てくれるのですか?」
う・・
美味いな
なにげにこれって誘われてる?
「きょうはさ~皆に食べてもらいたい料理を俺が作ってきたんだ。なのでこのマジックポーチに入っている料理を皆に配って欲しいんだよ」
って話していたら・・
クローディア、アルベルタ、カールラ、デーリア、ルーナ、イルーザ、ルアーナ、オリエッタ、ピナも集まって来て
「「「「「「「「「ご主人様~」」」」」」」」」
って一気に抱き着いて来てビックリ(;'∀')💦
女の子ってなんでこんなに良い香りがするんだ~?
反応しちゃいけない反応しちゃいけない!!
反応しちゃつたら女神様の目が光ってるんだよ!!
最近めっちゃ厳しいんだ
『平常心』
『平常心』
『平常心』
「実はさ皆に食べてもらいたい料理が有って、マジックポーチに入れて持って来たんだ。手の空いた人から食べて欲しいんだよ」
「「「「「「「「「食べます食べます~」」」」」」」」」
うわぁ~めちゃめちゃ凄い食いつき!!
俺が食べられちゃいそうだぞ!!
『食べられても良いって思ってしまうのは何故だ~』
ヤバいぞ!!
これが魅了?
イヤ!!
これが男を落とす魔性の力?
これはヤバイ!!
此れで落ちないのは相当な精神力の持ち主だな!!
一旦退却だ!!
「俺達は遊園地で遊ばせてもらっているから、皆でちゃんと一人一つづつ食べてね~」
って一目散に遊園地へゴーだ!!
「ご主人様~あれ何?」
と指さしたかと思ったら
「アレは?」
ってもう違う遊び道具の事に夢中になるジャーネ
そりゃ~そうだろうな
ダンジョンの中でいつ来るとも解らないダンジョンの挑戦者を延々と待ち続けていたんだからな
でもあんんあ樹海の中・・・
誰も来なかったんじゃ?
もしかしたら・・
俺達が最初の挑戦者だったのか?
あそこは挑戦者が入って初めて起動するようになってたからな!!
「ジャーネは何に乗りたいんだ?」
って聞いて見たら!!
「あのうねうねしているやつ~~」
ってジャーネの指さす方向は何重にも回転ループの入ったジェットコースター
「あれに乗るのか?」
って聞くと
「乗る~~」
って俺の手を引っ張ってジェットコースター乗り場に直行
自分で作ったのは良いんだけどさ・・・
ジェットコースターってめっちゃ怖いジャン?
あのスリルが良いんだけどさ~
ジェットコースター効果
『好きな人をジェットコースターに誘うと恋が実る』
なんて言われているけど・・・
あのドキドキハラハラするドキドキ効果で恋と勘違いして恋愛に発展するなんて言われている
恋人定番イベント
ジェットコースターに乗る列に並んで順番を待つ
この待つ間に段々と近づいて来る緊張感って何とも言えない
次第に目の前の人達がジェットコースターに乗って
「「「「「「「「「「ぎゃーーーー」」」」」」」」」」
なんて強烈な悲鳴を上げて滑空してゆくジェットコースターを見ながら次第にドキドキ
そうしてやって来た俺達の番
二人づつだが・・
俺と女神様は良い!!
でもなんで俺の体にジャーネが抱き着いて対面座位してるんだよ!!
ってもう出発ジャン!!
『カツン』
『カツン』
『カツン』
『カツン』
・・・
っとカウントダウンのように頂上に向かって登って行くジェットコースターの筐体
ヤバいなコレ!!
女神様は俺に横から抱き着いているけど・・
ジャーネは
『対面座位』
だよ?
これど~すんの~
ジェットコースターが頂上に着き・・・一気に急傾斜を滑り降りる
「「「「「「「「「「ぎゃーーーー」」」」」」」」」」
一気に上がる悲鳴
「ぐるちい」
オイ!!
レイラ~~
何俺の首に腕を回して叫んでるんだよ!!
お前何時も『魔動キックボード』に乗って・・
あ・・
『魔動キックボード』は重力制御でこんなに重力かからないんだ!!
思った所に自由に動かす事ができるもんな~
この重力に怖がっているのか・・
でも苦しいぞ~~
レイラ?
ワザとやっているって事は無いよな?
女神様も
「きゃ~~~」
って言いながら俺に抱き着いてくれるんですけど
ドサクサに紛れてキス・・しちゃってますよね?
これって気のせいですか?
ジャーネ~~!!
お前は
『対面座位』
で腰ふるんじゃねぇ~!!
入ったらどうするんだ~~!!
ワザとじゃ無いよな?
腰を上下にグラインドさせてるの~
めちゃめちゃ刺激来るんだけど!!
回転ループに入ると
「「「「「「「「「「ぎゃーーーー」」」」」」」」」」
ジャーネの腰のグラインドもマックス?
平常心だ!!
収まれ!!
収まるんだ~!!
暗い所に入りたいのは解るんだ!!
だが我慢しろ~~!!
・・・
・・・
ってなが~~いジェットコースターの刺激に耐え無事に到着~
よく頑張ったぞ俺の○○○よ!!
先っぽから涙を流しているのは・・きっと気のせいだ!!
もう乗らないぞ!!!
と思っていたら・・
「ご主人様~マタ乗りたい~」
股に乗りたい?
イヤイヤ・・
俺はもう良い!!
もう良いから!!
「レイ私も乗りたい」
女神様のお願い~
( ノД`)コトワレナイ~~コトワレナイヨォ~
レイラ達も
「「「「「「乗りた~~い」」」」」」
なんて事でそれから10回もジェットコースターのハシゴをする事になってしまった俺であった(;'∀')💦
つづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます