第324話 324.ダンジョンコアに懐かれました

◇◇ レイ ◇◇


ジャーネにチョコレートを食べさせたのが非常に不味かった!!

ジャーネはチョコレートの美味しさに魅了され・・・


『ジャーネに懐かれてしまった~~!!』


もうなにかにつけ・・


「チョコ欲しいの~ご主人様~」

ってめちゃ甘えて来るんだよ(;'∀')💦

ジャーネが俺にベッタリで・・・

女性陣全員の機嫌が最高に・・・・悪いんだ


女神様もめちゃ不機嫌でイライラしちゃってるし・・・

って事でチョコレートを錬成して量産している俺なんだけど!!


(´~`)モグモグ

(´~`)モグモグ

(´~`)モグモグ

(´~`)モグモグ

(´~`)モグモグ

(´~`)モグモグ

・・・

女神様とジャーネで競い合いで食べる事食べる事・・・

尋常じゃない速さでチョコレートの山が無くなって行く


まぁ~

チョコレートさえ食べてれば、女神様もめちゃめちゃ機嫌が良いから良いんだけどさ~

なので未開発の『悪魔の森』の中で皆でチョコレートの原料となるカカオ捜しをする事になったんだ


どういう訳かジャーネは超~鑑定能力優秀でチョコレートを鑑定させたら原料まで全て解析

あのジャーネのダンジョンからドロップした『鑑定プレート』を渡すと植物の写真まで表示してくれる超~優良物件だった!!


これで好きなだけチョコレートを食べさせる事が出来る!!

ってさ~俺・・


『女性達の食生活の改善の為にめちゃめちゃ苦労している気がするんだけど・・』


カカオ捜しに行くのは

俺、女神様、レイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリアそうして今回加わったダンジョンコアのジャーネ


問題は都合良くカカオが見つかるかって話だよ!!

そこはダンジョンコアのジャーネの鑑定能力に期待だ


なんか俺って他人任せ?


兎に角、方法はどうでも結果を出せば同じじゃネ?

カカオと言えば温かい所のイメージ


そういう訳で『天使の飛翔』を使って南の海岸へ・・

って思ったらレイラやクリスティーン、クリスティーナが


「『悪魔の森』を通って狩りながら南下しましょう」

「狩りをしながらの方が断然面白いです~」

「狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り狩り~です~」


レイラ、クリスティーナ、クリスティーンは戦闘狂だからな~

あれだけやってまだ暴れ足りないのか?


夕方までにカカオ探せるかな?

そう思うと


『はぁ~』



っと思わずため息が出る俺


「ドンマイ」


あ~慰めてくれるのは女神様だけですね~

癒しだ~

俺の癒しだ~


某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを女神様のお口に

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

(#^^#)


う~んいつ見ても良い笑顔だぜ


皆も

『あ~ん』

ですか~~

なんか餌付けしてる気分なんだけど・・


皆のお口にも某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』


チョコレートも食べ終わったみたいなのでレイラ、クリスティーナ、クリスティーンのお願い通り『悪魔の森』へ入り『魔動キックボード』を取り出し・・


って思ったら・・


森の中~


くまさんが~~


皆に魔法のシャイニングランスを体中にぶち込まれ瞬殺・・されました(;'∀')💦


あの樹海ダンジョンの戦闘から威力格段に上がってる?

もしかして


『8首龍の肉食べたから魔力とかも上がってる?とか・・』


ヤバいな

あの肉世間には出せないジャン!!


その前に


『超~再生能力に効果あるってだけで出せねぇ~』


でもメイドさんには食べさせておきたいな・・

それを言うんなら、仮区画で助けた性奴隷にされてた少女達8652人にも何か有ったら嫌だもんな

あの子達にも食べさせておこう!!



俺達は『魔動キックボード』を取り出して一気に『悪魔の森』の中を縦横無尽に10メートルを超す巨大熊や翼の生えた体長10メートルを超す巨大タイガー、巨大ライオン、そうして原始時代に迷い込んだかのような恐竜ぽい巨大魔獣の群れをレイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリアが交互に狩ってマジックポーチに収納してゆく手際の良さ


ジャーネは?

俺の背中におんぶされ・・

っていうか俺斧背中を独占している?

女神様激オコで


「レイ後でお仕置き」

って~~~

怖いぞ~~

ジャーネだけ『魔動キックボード』乗れないから仕方無いジャン?


直径10メートルを超す大木の間をすり抜けながら10メートルを超す魔獣達を魔法で殲滅してゆくレイラ、クリスティーナ、クリスティーン、クララ、ディアナ、ジュリア


そうして俺の背中におぶさって?いるジャーネも・・


「ゴゴゴゴー」


って火炎を吐き出し・・・消し炭に(;'∀')💦

「ジャーネ威力が強すぎだ。狩るんならこんな感じだ」


って俺の前方に飛び出して来た10メートルを超す巨大タイガーの眉間にシャイニングアローを一発射出

した瞬間


『ドスン』


っと倒れる巨大タイガー

空かさず俺の異空間庫に収納


「難しい」

と言いながらも


『ドン💥』


何度も魔獣の頭を爆散させてゆくジャーネ

ある意味怖いぞ


流石に50匹も打ち込めば魔法の加減を覚えたようでなんとか一安心

頭を爆散した魔獣の死体も俺の異空間庫に収納


『スモークソーセージの原料に最適なんだ』


住民の救済目的で作ったソーセージ工場はダナンから移動して来た人達、そして新しくエデンに居住した人達の良い仕事場になっていてスモークソーセージを幾ら作っても追いつかない。


普通の家庭で一食銅貨5枚日本円にして50円日本の物価の10分の一以下

そんな世界でスモークソーセージ1本鉄貨1枚日本円換算で100円

それでもこの世界の食べ物に飽きた人々にとってはちいさな贅沢?って感じで、今までの塩で味付けしただけの肉に比べて香辛料で味付けされたスモークソーセージは手放せなくなっているのかもしれない。



『悪魔の森』に入って2時間

そろそろ日が傾いて来た頃


「ご主人様有ったアレ!!」


俺の背中から指を指してその方向を指し示してくれるジャーネ

その方向を見ると・・


疎らになった直径10メートルを超す高さ100メートルはある大木の間にちょっと違った低木があるじゃありませんか~

低木といっても高さ10メートルはある!!

其の幹にボコボコと実が直接付いて居る!!


「皆止まってくれ」

「え~良い所だったのに~」

「まだまだ狩り足りません~」

「まだ狩り足りな~~い」

「いま絶好調なんですよ~」

「ご主人様なんで止めるんですか~」

「私もまだまだ借りたり前んよ~ご主人様~」

「チョコレートの元あった」

「レイあ~ん」


はいはい解っていますよ女神様~

某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを女神様のお口に

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

(#^^#)


ジャーネの言葉に皆が

「チョコレートも元ですか~」

「これで目一杯チョコレート食べれますね~」

・・・


うんうん脳筋な頭を切り替えてくれて良かったよ(;'∀')💦

俺達はこの辺一帯の森林ごと俺の異空間庫に収納しエデンの領地のダナンの移設した区域のある『悪魔の森』の中の森と交換


その領域を10メートル×10メートル×厚さ50センチの石板を位置込んで城塞化し『カカオ園』にした。

明日からはチョコレート工場建設だ。


つづく・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る