第199話 199.塩製造設備を作ろう
◇◇レイ◇◇
俺達は南側の土壁に作った出入口から出て、此処からは全員で例の空気の球体ごと浮遊ぢて重力魔法で音速で飛行しながら『悪魔の森』の際沿いに10メートル×10メートル×厚さ50センチの石板を撃ち込んでゆきながら20キロほど南下だ。
湾沿いに石板を撃ち込んで来た為まだ魔獣の巣窟のままなのだ。
20キロ程石板を『悪魔の森』の際沿いに撃ち込んで門の位置から南下した頃湾の砂浜に着いた俺達。
今度は湾の東側の大地の岩山の際を10キロ程南下しながら10メートル×10メートル×厚さ50センチの石板を撃ち込んで一応今日の所はその場所に石板を撃ち込んで湾の東側の領地の端を固定
湾から少し離れた所にあの俺達が一番最初に家を作った場所の土壁の位置まで深さ5メートル幅10メートルの土と岩盤を北の方向に収納してゆくそうして土と岩を収納した場所を硬化魔法で固めた後、湾の東側に掘った深さ5メートル幅10メートルの運河の先端を湾の海と繋げると一気に海の水が作った運河に流れ込んでゆく。
ダナンの移転して来た人達を使ってあげれば仕事の無い人達にとっては良い働き場所になるんだろうが・・
膨大な費用と時間が掛かってしまう。
一刻も早くエデンを発展させなきゃいけないんだ。
じゃないと俺達は一生あの2万人を養い続けなきゃいけない!!
俺と女神様には時間が無いんだ!!
本当はこんな事をしている暇なんて無い。
神との戦いに備え、俺は神から女神様を守りながら戦える力を早急に身に付けなきゃいけないんだ(;'∀')💦
なのに次々に女性達を助けてしまい何一つ俺は自分の事を出来ていない!!
『俺は焦っているのだろうか?』
そう俺は焦っている!!
折角助けた大好きな女神様を死なす訳にはいかないんだ!!
そんな事を思いながら淡々と作業を続ける俺
「レイ焦ってもしょうがない」
突然女神様からそう言った瞬間抱き締められる俺
おれは女神様に抱き締めるままに身を任せ
「そうなんだが・・早く力を付けないとって思うとなつい・・」
言いかけた俺の口に女神様が人差し指で触れ俺の言葉を止める。
それ以上言わないでって事なんだろう・・・
「そう・・だな・・なるようにしかならないな」
「そう」
俺と女神様の行動に
「な~に二人で解り合ってるんですか~~二人の間に入れないのは悔しいです」
「私達も女神様とご主人様のように解り合いたいです」
「私もご主人様と一つになりたいです」
おいクリスティーンな~にドサクサに紛れて1人自分の欲求を言ってるんだ~
そんな事真顔で言われたら
『ドキッ』
っとしてしまうじゃ無いか(;'∀')💦
そんな事もあったが・・
俺達はその運河から城壁の上を給水管を設置しダナンの移設した家々の東側の城壁まで配管しそこからアーチ橋を作りながらダナンの移設した家々の近くまでアーチ橋を伸ばして来る。
そうして高さ20メートルの塩精製所の塔を作りその最上階の場所に『純水抽出装置』の魔道具を設置
『純水抽出装置』の魔道具により分離された『純水』は塩精製所の近くの池に排出
残った物は『純水抽出装置』の下の三角錐を反対にしたような部屋に落ちその三角錐の頂点に『塩精製』の魔道具を設置し『塩精製』の魔道具により塩化マグネシウムがほんの少し残った塩と塩化マグネシウムに分離され
塩化マグネシウムがほんの少し残った塩は下の塩精製所の倉庫に落ちる。
そうして塩化マグネシウムは別の建物に落ちるように設計した。
魔道具は空気中から魔力を吸って動く為永久に動き続ける優れものだ。
魔道具は全部が連動して動くようになっていて、『給水の魔道具』を動かすと海水が『純水抽出装置』の魔道具に入り稼働し『純水』とその他の物に分離
『純水』は建物の外の池へと落ちる
その他の物質は『塩精製』の魔道具へとそうして『塩精製』の魔道具により塩化マグネシウムがほんの少し残った塩と塩化マグネシウムに分離され塩化マグネシウムがほんの少し残った塩が塩精製所の塔の倉庫に残ると言う事だ。
1階倉庫に有る『給水の魔道具』のスイッチを稼働させると次々に魔道具が連携稼働され倉庫に次々に塩が落ちて来る。
『給水の魔道具』のスイッチを切ると倉庫への塩の落下も止まった。
「成功だな」
「私には何をどうしたらこんな塩が出来るのかさっぱり解りません」
「私にも全く理解できません」
「私も何でこのスイッチを押しただけで塩が落ちて来るのか解りません」
「レイは天才」
女神様だけが俺の見方だよ~
おれは思わず女神様を
『ぎゅ~』
っと抱き締めた訳だが・・・
「あ~何二人イチャツイテいるんですか~」
「ドサクサに紛れてな~に二人くっ付いているんですか」
「酷いです。私が先です~」
ってレイラとクリスティーナとクリスティーンの速攻引っぺがされたんだが!!
『良い雰囲気だったのに何で邪魔するんだ~~!!』
「ふふっ役得」
女神様だけがそう言って笑うのだった。
つづく・・・
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