第160話 160.やっと帰ってみれば奴らが攻めて来ていた

◇◇ レイ ◇◇


俺達は地上には降りず40キロ以上離れたエデンの中心であるシンデレ○城まで一気に飛翔

って言っても数秒!!

俺も魔法上達したもんだよな~

と思う暇もなくエデンの門の周りには!!


「ご主人様~ゴキブリが沸いていますわ。消毒してきても宜しいでしょうか」

ってレイラが眼下に見える状況を見て速攻でお願いしてくる。


エデンの入り口を取り巻いていたのは2000程の鎧を着こんだ兵隊とその後ろに騎馬に乗った騎士だろう男達が500騎程


上空に居る俺達には気が付いていないみたいだ。


「この門を直ちに開けろ~!!降伏するなら命までは取らない!!」


一番前に出て来た騎馬に乗った男が叫んでいる。

「あれはトレノアの軍隊ですね」

レイラが不機嫌に言い放つ


「また俺達が帰った時に運河悪いと言うか運が良いと言うか、下に降ろすから全員戦闘準備」


「「「「「「「「「「ハ~イ」」」」」」」」」」



助けた65人の少女達もオークやシルバーウルフの群れを何度も嫌という程経験したせいか緊張感が全く無くなってる・・

俺は奴らに解らないように奴らの後ろ側に回り込みレイラと助けた65人の少女達を降ろした。

レイラは早速『魔動キックボード』を65人の少女達に出すと一気に『魔動キックボード』に乗り込みスカートの中に手を突っ込んで華麗にパンチラを俺に見せつけながら『拳銃』を抜き


「「「「「「「「「「ヒャッハー」」」」」」」」」」


っと奇声を上げた瞬間『魔動キックボード』でトレノアの軍隊に『拳銃』を乱射しながら突っ込んでゆく


声を上げる間も無く後ろから後頭部を撃ち抜かれ兵士達が次々に倒れてゆく

これは・・

『お前はすでに死んでいる』

って言うんだろうな!!

気が付かない間に頭を撃ち抜かれて痛いと思う暇もなくあの世行き


「みんな怖ぇ~よ」

「皆ノートリアスの城塞都市の外の草原でオークを何度も殲滅してましたからね」

確かに女神様の言う通り皆『ヒャッハー』って奇声を上げながら頑張ってたもんな


でも『魔動キックボード』に乗ったままシールド展開して『拳銃』で射撃は少しやりにくそうだな

いっそ『魔動キックボード』にガトリング砲みたいな武器付けて前面にシールド張れるようにした方が良いんじゃないかな?


『これはヤバい武器出来ました』

って感じだな・・

あ・・馬が騒ぎ出したから、やっとトレノアの軍隊が気づいたか!!

しかしもう遅いな後ろを振り向いた瞬間に眉間に矢を撃ち込まれてる

俺と女神様はレイラと65人の少女達の戦闘をただ見ているだけ

あ~なんか俺・・

いつから女神様の手握ったままだったんだ?

ちょっと顔を赤く染めた女神様を見つめながら


『ぽいっ』


っと某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを女神様のお口に放り込む


「人が戦闘している時に、な~~に二人手を繋いだままいちゃいちゃしてるんですか~~」

レイラがプンプン大魔神だよ


『ぽいっ』


『(´~`)モグモグ』

「もう戦闘終わっちゃったんだ」

「だま・・・しゃれ・・・(´~`)モグモグ・・ません・・(´~`)モグモグ・・ふにゅ~」


あ~65人の少女達も『魔動キックボード』に乗りながら


「「「「「「「「「「ヒャッハー」」」」」」」」」」



って・・・

あ~もう手遅れな気がしてきた・・

アレは絶対に戦闘狂になってるな!!


『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

・・・

彼女達のお口にも某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを放り込む

もう彼女達も条件反射でお口を開けて待ってるんだよ


『恐るべし餌付け効果!!』



「ギギギギギギギーーーーーーー」


俺達がそんな戦闘お疲れ様のチョコレート投入をしていると、エデンの鉄格子の両開きのドアが開く音がして


「「「「「「「「「「ご主人様~~~~おか要りなさいませ~」」」」」」」」」」


一斉にそう叫んでこっちに来ようとしているメイドさん達

俺は皆が来る前に死体となった2500のトレノアの兵を収納

馬は何処かに逃げてしまったようだ。


俺はトレノアの兵の死体を収納すべきでは無かったのだ!!

エデンの正門から一気に45人のメイドさん達が一斉に俺に向かって突っ込んできてあっという間に


「「「「「「「「「「ご主人様~寂しかったです~~」」」」」」」」」」


って言って揉みくちゃにされ・・

それを見た65人の少女達も一気に雪崩れ込んできて・・


「た・・助けてくれ~~」


俺は100人以上の女性の大群に飲み込まれ・・意識を失うのだった(;'∀')


つづく・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る