第158話 158.大量のロブスター

◇◇ レイ ◇◇


入り江の大きさは2キロ程度

そしてその入り江の中は砂浜が広がっていた。


その砂浜に降り立つと少女達は喉が渇いていたのか、一斉に波打ち際に向かって走り出し波打ち際の水を両手で掬って口に持ってゆくと一斉に


「しょっぱ~~い(;><;)」


人生初めての経験

湖の水と同じように飲んだから全員ビックリだよな

これだけは経験しなきゃ解らない


まだ日没までには4時間程あるが・・・

少女達は波打ち際で裸足になって波の満ち引きを楽しんでいる

65人もの少女達が一斉に波の動きに合わせ戯れているのを見るとほっこりしてしまう。


「今日は少し早いが今日はこの浜辺で泊まるか?」

って女神様に聞くと

「こんなのんびりとした時間が有っても良いですねそうしますか?」

って言ってくれたので、森の一部を俺の異空間庫に収納し代わりに『オールインワンお泊りセット』を排出する。


この辺は南に南下して来たみたいで結構温かい。

何時の間にかクリスティーナとクリスティーンとレイラが来ている物を全部脱いで海に飛び込んで泳いでいるよ~


それを見た昨日助けた少女達も来ている物を全部脱ぎ棄てて、海に飛び込んでゆく。

まぁ~誰も見ていないから良いっか・・

俺の精神衛生上はめっちゃ良くない訳ですが!!



なので女神様の機嫌を早急にお取りせねばならない!!

浜辺にテーブルと椅子を出してメロンフルーツをカットした物をお皿に盛って女神様に献上だ!!


『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』


美味しそうにカットしたメロンフルーツを食べる女神様を見ながら俺ものんびりとカットしたメロンフルーツを口に運ぶ。

序にお菓子や飲み物も大量に出しておく。

暫くそんな女神様を見つめていると、少し恥ずかしくなったのか顔を赤く染めながら自分の膝をポンポンと叩く女神様


『膝枕をしてあげる』


ってことですねこれは!!

そう言えば久しぶりですね~女神様の膝枕!!

俺はそんな女神様の好意に甘え女神様の膝に頭を乗せて膝枕を堪能~


オマケに女神様のスカートの奥に見えるおパンツも堪能ですよ~

もうこれだけで魔力全回復


いいわ~

めちゃ幸せだわ~~

あ~もうこのまま一生動きたくねぇ~~


なんて思っていると


「きゃーーーーー」


って女性達の悲鳴が突然聞こえて来た!!


「何だ?こんな一番大事な時になん何だ~~??」


俺はプンプン怒りたい気分を抑えつつ起きて海辺の方を見ると女性達が逃げて来るのが見える


「どうしたんだ?」

思わず俺は逃げて来る少女達に聞くと

「入り江のいわば付近に何か変な怪物が居るんです」

とトンデモナイ発言が!!


俺も裸で海に潜れば良いんだけれど・・

69人の少女達の前で全裸でオチン○ンを晒すのはさ~

俺は露出狂しゃね~~んだよ!!


なので・・

入り江の出口の岩場当たりの海水ごと俺の異空間庫に収納してみると!!


『なんと~~伊勢海老だ!!』


女性達に

「こんなのか?」


って聞くと

「「「「「「「「「「コレです~~」」」」」」」」」」

って全員がハモル


/(^o^)\ナンテコッタイ


皆は伊勢海老を怪物扱いしてるよ。

確かに、ハサミがあって長い髭があって色が赤黒いからちょっと見異様かも!!


「これは塩茹でするとめちゃめちゃ美味しんだぞ!!皆に食べさせてやろうじゃないか!!」


って事で『伊勢海老』の塩茹でを全員分準備

伊勢海老ってロブスター?って言う時も有るしよくわかんね?

伊勢海老はさ~触覚みたいなのが長くって、ハサミも大きくない感じだけど、外国産のロブスターってハサミが大きくって触覚みたいなのが短いし見たザリガニ系?

なんて思ってしまうのは俺だけか?


皆が集まって来て怖そうに見てるんだが・・

確かに見た目怖いよな!!


でもめっちゃ美味しいんだよ?

先ずは女神様のお口に

フォークで


『ぽんっ』


っと食べさすと


「美味しい~」


って言って


「あ~~ん」

と再度口を開ける女神様

本当に美味しそうに食べるよな~~

それを見てみんなも恐る恐るフォークでつついて食べ始めたんだが!!


「「「「「「「「「「美味しいい~~~」」」」」」」」」」


ウンウン~美味しいよね

「マヨネーズを付けて食べるとまた違った味がするよ」

って言うと、全員が一斉にマヨネーズを付けて食べ始めた。

皆好奇心が旺盛なせいか、チャレンジしちゃうんだね~


それにしても、この入り江に居るロブスター?それとも伊勢海老って呼んだらいいのかめっちゃ大きいんだけど~

『悪魔の森』の近くだからなのかな?

エデンの森も10メートルを超す巨大熊や巨大な魔獣がウヨウヨいたよな。


このロブスターも『悪魔の森』の影響を受けているのか、デカい!!一人で食べるとそれだけでお腹いっぱいになっちゃうんじゃないか?


俺はそんな彼女達に、ダンジョン産のメロンフルーツをカットした物を適度にお皿に盛ってテーブルの所々に置いておく


はぁ~今更ながらに気が付いたけど・・・


『全員何で裸族になってるんだよ!!』


あ~そうか・・

怪物が居るって事で、皆驚いて走って来たんだっけ

ロブスターで良かったよ!!



「ご主人様~このフルーツ凄く美味しいです~~ロブスターも凄く美味しかったです~」

って一人が言うと



「「「「「「「「「「ご主人様~」」」」」」」」」」


って全員が俺の所に走り寄って抱き締めて来る。

おい!!

止めてくれ~~


裸で俺に抱き着くんじゃねぇ~~!!


俺は65人もの全裸の少女達に揉みくちゃにされヘトヘトになって女神様の膝枕に癒されるのだった。



『やっぱり女神様の膝枕最高~~!!』


つづく・・・

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