第157話 157.海だ

◇◇ レイ ◇◇


2時間ほどレイラの訓練を受けた65人のメイドさん達は・・


『レイラに任せたのは間違いだった』


スカートの中に手を突っ込んでスカートの中から『拳銃』を抜きさる瞬間に見せる65人の一糸乱れぬパンチラ!!


『お前達の無駄に統制の取れたパンチラ:一体お前達は何処に向かおうとしているんだ?』


最初は魔獣の体の至る所に刺さっていたシャイニングアローも、段々と魔獣の眉間に当たるようになってきて2時間もすると


「「「「「「「「「「ヒャッハー」」」」」」」」」」


っと奇声を上げながら『魔動キックボード』を爆走し華麗にパンチラを俺に見せながら魔獣を狩っていた。

俺としては嬉しいんだけどね?


嬉しんだけど・・

俺が反応しちゃうと女神様の機嫌がめちゃめちゃ悪くなるんだよ(;´д`)トホホ

だから最近は女神様の手を握ったり、お尻をさわったり、女神様を抱き締めたりキス・・したりとスキンシップをしてるんだけど・・・


「そこ~~なにイチャツイテるんですか~」


って直ぐにレイラのチェックが入るんだ・・

あっちを立てればこっちが立たず立つのは俺のピーちゃん・・・(;'∀')


65人の新規メイドさん達の訓練も終わって『悪魔の森』の城塞化再開だ!!

今度は65人の新規メイドさん達にも言ったからね?


『これから空を飛びますから驚かないようにね~』


ってから言ってから上空に舞い上がったんだからね?

「「「「「「「「「「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーー」」」」」」」」」」


でも初めての体験ってのはそうなっちゃうんだよ・・

そんな彼女達を無視して今日は兎に角いける所まで行く!!

65人のメイドさん達とレイラ、俺、女神様、クリスティーナとクリスティーンの69人を空気の球体で包んで重力魔法でマッハ3以上のスピードで『悪魔の森』の際沿いの上空を高速で飛びながら10メートル×10メートル×厚さ50センチの石板を『悪魔の森』の際沿いに撃ち込んでゆく。


球体の中は無重力状態

自由に動けるんだが・・

何で前方に集まって俺にオマタを広げて盛大にパンチラしてるんだよ!!


気にするな!!

集中するんだ俺~~!!

『ドンッ』

『ドンッ』

『ドンッ』

『ドンッ』

『ドンッ』


・・・

って『悪魔の森』の際沿いに只管に時々ちらつとパンチラを視界に収めながらも高速で石板を撃ち込んでゆく

2000キロ程作業を進めた頃前方に岩石の露になった山脈が見えて来た、『悪魔の森』はあの岩石の剝き出た山脈沿いに左へと徐々に方向を変えていた。

俺はそんな岩の剝き出た山脈の一部を再度俺の異空間倉庫に収納

これで城壁化の材料不足になる事はないだろう。


俺達は岩の剝き出た延々と続く山脈沿いを北西に『悪魔の森』の城壁化を進めてゆく

山脈と『悪魔の森』という魔獣の巣窟の2重の秘境に挟まれた場所の為、人目をはばかる必要が無い為さらに城壁の設置の速度は速くなる。


感覚的にもう5千キロは進んだ感覚なのだが・・・

って事は『悪魔の森』は2000キロ四方は有るのかもしれない!!


只管森なりに西の方向へと進んでゆくと前方の地平線に近い場所が


『キラッ』


『キラッ』


『キラッ』


っと光を反射する


「海かもしれないな」

って俺が言うと


「海って何ですか?」

レイラが突然聞いて来る

「レイラは海を知らないのか?」

「知りません」


「他の皆は海って知ってるか?」

と聞くが

「「「「「「「「「「知りません」」」」」」」」」」」


65人の助けたメイドさん達やレイラ、クリスティーナとクリスティーンも知らないか~

まぁ~内陸の都市ばかりだからな!!

地球でも山の中に住んで居る所は海を見た事が無いっていう子供達はいた


「トレノアよりもっと東に4000キロも行った海沿いの周囲20キロを城壁で囲まれたラドスという城塞都市が海沿いの街でこの世界最大と言われていますね」

って女神様が教えてくれる。

そう言えばアネルド商会のレオンさんに教えて貰った記憶が有る。


女神様もあの時、アネルド商会のレオンさんの話聞いてたもんな

『悪魔の森』の際沿いに城壁用のスライスしあt岩盤を撃ち込みながら海だと思われる場所を西の方向に向かう俺達


『悪魔の森』が海上に飛び出て岬となり入り江となっている場所に出た俺達

流石に海の中までは岩盤は打ち込めない!!

なので入り江の入り口付近をアーチ状に土魔法で橋を作り城壁の中に入り江を囲い込む。



つづく・・

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