第156話 156.『エデンに帰りたくねぇ~』

◇◇ レイ ◇◇


異世界に着て12日めの朝が来た。

クリスティーナのオマタ攻撃により撃沈?した俺は何とかあさを迎える事が出来た。

オマタ攻撃をしていたクリスティーナはいつの間にかクリスティーンと同じように俺のオマタの上に二人仲良く頭を乗せていた。


精神衛生上は全員パジャマを着ているからセーフ?

やはり全裸で無いと言うのはめちゃめちゃ落ち着ける。

俺のピーちゃんも反応していないぞ!!

今日こそは男の格好で行くんだ~~!!


先ずは女神様を起こして~

機嫌を取るのだ

俺を抱き枕にしている女神様を


『ぎゅ~』


っと抱き締めて~


『ぶちゅ~~~』


っとキス!!

めっちゃハズいけどキス!!


キスしてるとなんか変な気持ちに懐て来たぞ・・

頑張れ俺~~


『今日の男の格好の為、必死に耐えるんだ』


おお・・

なんか女神様の俺を抱き締める強さが強くなってきた!!


げ!!

女神様!!

ヤバい!!

それ以上抱き締められると折れちゃう!!


「ギブ!!ギブ!!ギブーーーー!!」

「あ・・レイおはよう」


た・・助かった!!

死ぬかと思った~(;'∀')


「アルテナ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪」

そういって


「ちゅっ」


っと女神様のくちびるにき・・キス

その瞬間


『ガコーン』


っと強烈な右アッパーが俺の顎を直撃


ぐぉ~~めっちゃ痛かった(;'∀')

ヤバいぞ女神様!!シャレにならない位強烈な右アッパーだったぞ!!

おれに右アッパーを放った女神様はその手を自分の顔に持ってゆき自分の顔を両手で隠しながら


「突然ビックリさせないでくだしゃい~はじゅかしいじゃないですか~」


って体を左右に揺らしいやんいやんをしている。

おれは速攻


『ぽいっ』

っと女神様のお口に某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを投入

『(´~`)モグモグ』


『ふにゅ~』


おお~なんとか間に合ったか!!

「アルテナそろそろ起きませんか?」

「そ・・そうですね・・起きましょうか?」

ってやり取りしているとレイラが


「ご主人様な~~に二人で見つめ合って良い感じになってるんですか~」

って頬を抓ってくる

「しゃいきん、おれのあちゅかいがひどくにゃいか~」


レイラが頬を引っ張るから上手く喋れねぇ

「あははは」

「うふふふっ」


「「だって~くすっ」」

「お前達も見つめ合って何気が合ってるんだよ」

「そういえばそうですね」

「不思議ですねレイラ」


はぁ~もう良いよぉ

「「おはようございます」」

クリスティーナとクリスティーンも起きて来たじゃねえかよ

「みんな起きるぞ」

「「「「ハ~イ」」」」


俺達は着替えた訳だが!!


やったぞ俺~~!!

今日は男の姿で女神様に何もチェックされなかったぞ!!

そんな女神様の手を


『ぎゅっ』


っと握り驚いて開けたお口に


『ぽいっ』


っと某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを放り込む


『(´~`)モグモグ』


「あ~女神様だけにズルいです」

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』


最近は阿吽の呼吸だな

最近はタイミングばっちりお口を開けてくれる

こんな風にオマタも・・・


イヤイヤ何考えてんだ俺~~~!!

外に出た俺達はレイラ、女神様、クリスティーナとクリスティーンは昨日助けた65人の少女達を起こして回ってもらい、俺は広場で朝食の準備


クロワッサンのパンとコーンスープ、それとソーセージのボイルマスタード添え

と簡単な食事


欲しい人はテーブルの何箇所かにボイルソーセージを盛ったお皿を何箇所かに設置しているから勝手に食べてくれるだろう

メイド服を着た少女達が段々と集まって来たけどこれかこれで圧巻だな(・□・;)


「皆~朝早くから起こして済まない。食事の準備が出来ているので食べながら話そう。テーブルに此処に置いている食事で足りなかったらテーブルの真ん中に置いてあるお皿からパンやソーセージを取って良いからね~」


って言うと


『カツカツ』

『(´~`)モグモク』

『カツカツ』

『(´~`)モグモク』

『カツカツ』

『(´~`)モグモク』

『カツカツ』

『(´~`)モグモク』

・・・

うをぉ~めっちゃ凄い食べっぷりですね~

少し食べさせてから聞いた方が良いな・・・


って事で暫く食事をさせた後で皆に聞くと、100~500人位の石壁で囲った街が襲われ皆殺しにされ、街の中の金品と食料を略奪され美しいい女性達だけが残されたらしい。

それと商隊で奴隷オークションに運ばれる途中の少女達


そういやゴキブリみたいにホイホイされた6回もの盗賊のお替り、一番最初だけは少なかったけど、後の盗賊達は100人超えてたもんな~

全部俺の異空間庫に収納しちゃつたから気にも留めて居なかったな!!

そりゃ~100人から200人の武装した盗賊団に襲われたら壊滅するよな


奴隷オークションに運ばれていた少女43人、城塞都市の生き残り22人

なので全員帰る場所がないって事で確定しちゃいました~~


想像はしていたけれど・・・


『もうエデンへ連れて帰る事確定ですね』


エデンに連れて帰ったら完全ブーイングだろうな~

『悪魔の森を城塞化する為に行ったんじゃ無かったんですか~』

なんて言われそうだよな・・


うわぁ~

『エデンに帰りたくねぇ~』


今日も『悪魔の森』の城塞化するぞ~!!

って張り切っていたらレイラが突然


「この子達もエデンに連れて帰るのなら戦う方法を身に付けさせないといけませんね。ご主人様此処に居る全員に装備をお願いします」


って仕切っちゃったんだよ(;'∀')

『お前が暴れたいだけだろ!!』


65人に例のスカートの中の隠し道具、太腿に装着するサスペンダーに『キケン』『拳銃』『スタンガン』の三種の神器?を装着し


馬にまたがりいざ出陣?何てことはしないで『魔動キックボード』に乗ってレイラが先頭になってメイド服を纏った『魔動キックボード』軍団を率いてゆく。


俺は最後に盗賊ホイホイじゃなかつた『オールインワンお泊りセット』を俺の異空間庫に収納してレイラ達の後を追う。


「ひゃっはぁ~~」


レイラがオークの群れを見つけて早速突っ込んでゆき、スカートに手を突っ込んで華麗にパンチラしながら『拳銃』を抜きさりざまに連射しアッと今にオークの群れを殲滅


「皆~こんな感じで魔獣を狩るのですよ~~」

って言ってるんだが・・

「「「「「「「「「「ハ~イ」」」」」」」」」」

全員返事は良いんだが魔獣との戦闘ははじめてだろうからな


「今度はシルバーウルフの群れですよ~。みなさ~んご主人様に貰った婚約指輪を発動してシールド展開、その後各自『拳銃』の魔道具を抜いて連射ですよ~」


婚約指輪ってね~

レイラそれ確定なの?

なんかいつの間にか変な名前つけてるんだけどさ~


レイラの声に65人のメイド服の少女達がシールドを展開!!


そして


『バサ~~』


っと盛大にスカートを巻き上げて下着全開でモロミエですね・・


『豪快~~』


65人のスカート全開捲りあげ!!

でもなんか物足りない?


そうレイラのように


『ちらっ』



っとパンチラするのが俺のリビドーを刺激するんだよ!!

恐るべしレイラ!!

男の性癖をしっかり熟知しているじゃねえか~



「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

・・・

「ごんっ」

おお~シルバーウルフに突っ込まれてシールドで防いでいる

なんとか無難に戦えてるジャン!!

危ない所はレイラがさりげなく『拳銃』の魔道具で瞬殺してカバーしてるし、レイラってもうメイド隊の隊長で良くね?


何とか初戦ながらシルバーウルフの群れを殲滅

「シルバーウルフの突撃を許すとはまだまだですよ~気合を入れましょう。私に続いて言ってくださいね」


「ヒャッハー」


「「「「「「「「「「ヒャッハー」」」」」」」」」」


「良く出来ました。それではシルバーウルフの群れに再度突撃しますよ~」


「ヒャッハー」


「「「「「「「「「「ヒャッハー」」」」」」」」」」


そんな声を上げながらメイド服を纏った65人の少女達は戦闘狂にされてゆくのだった。


つづく・・・

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