第155話 155.俺って女性ホイホイなの?

◇◇ レイ ◇◇


「なんでご主人様の行く所、行く所『女性ホイホイ』状態なんですか~~」

俺何もしていないんだよ?

何と!!

俺の構築した『オールインワンお泊りセット』は盗賊ホイホイ効果で6組の仕事帰りの盗賊を呼び寄せた挙句、商隊の馬車に積まれ奴隷オークションで売られるハズだった奴隷達や襲われた商隊で盗賊達に捕らえられ性処理用として生き残った見目麗しい女性ばかり65人が俺に助けられ今殆どの救出した女性達が全裸というめちゃめちゃヤバい状態でBBQ


凄い勢いで肉を食べているんだが~~

そんな横で・・・

レイラのお小言を頂いているレイです(;'∀')

俺もビックリだよ!!

ダッテさ~


『予想不能だと思わないか~?』


盗賊さんが仕事帰りに俺達の『盗賊ホイホイ』を見つけて美味しそうな匂いに釣られてどんどんと寄って来てさ~ホイホイされた結果皆が今晩のお楽しみで取って置いた奴隷や性処理用に生き残らせていた女性達を置いて行っちゃったんだよ~解くねぇ?


俺って悪くないよね?

悪いのは商隊を襲った盗賊さんだよね?

盗賊さんも盗賊さんだよ~

何で仕事帰りにビールでも一杯やってって帰ろうみたいな感じで簡単に俺達の所に寄って来ちゃうんだよ~プンプン!!

悪いのは盗賊さん達だよね?ね?


『なのに何で俺が怒られなきゃならないんだ~!!』



『理不尽だ~!!』


お腹が満腹さんになった少女さん達の為に作った大浴場にクリスティーナとクリスティーンに保護した少女達65人を連れて行って汚れた体を綺麗に洗ってもらっている。


俺がやるとレイラや女神様が最近めちゃめちゃ怒るんだよ( ノД`)シクシク…

レイラと女神様も後から大浴場に入ったからクリスティーナとクリスティーン、レイラと女神様が居れば65人はちょっと多いが何とか対応してくれるだろう。


俺はその前に65人が眠る為の建物を錬成しなきゃいけないんだよ(;'∀')

イメージはレ○パレスみたいな感じ

石作じゃ無く現代風の建物にになったのは愛嬌だ!!


俺もさ~これ以上女の子に集まってもらいたく無いんだよ?

エデンの領地に44人残してきてて全員が俺が渡した防御用指輪を婚約指輪だって左手の薬指に付けてるんだよ!!

それに今回65人!!

出来ればお家にお帰り願いたい。


俺は女神様だけで十分なんだ!!

何でこんなにも俺の所に集まって来るんだ?

まさか・・


女神様の可愛い物好きが、無意識に可愛い物や綺麗な物を集めて来てるとか?


『あり得るちゃんだよ!!』


これってヤバい事になるんじゃね?






あのエデンの地!!美女で美女美女になってしまうんじゃ?




兎に角、問題が起こらないように一部屋4人部屋で2段ベッド

水道、キッチン、調理プレート、バス、トイレ付

もうもってけ泥棒だよ!!


着替えは3着づつ用意し解けばいいよね?


「きゃ~」

「きゃ~」

「きゃ~」

「きゃ~」

「きゃ~」

「きゃ~」


「お湯が出ます~」

「凄いです~」

「気持ちいい~~」


・・・・

女の子ばかりが集まるとめちゃめちゃ騒がしいな


・・・


・・・


拉致されていた女性達を部屋に案内して設置している魔道具の使い方を覚えてもらい一応解散

詳しい事は明日以降で聞くという事にした。


「お疲れ~」

俺がみんなを労いながら某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレート30個セットの大箱と紅茶を出すと

「そうですよ~何でゴキブリみたいなのがウザウザと寄って来るんでしょうね」

「アレはダンジョンの肥やしになる」

「「びっくりしました~」」


と言いながらも


『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』

『(´~`)モグモグ』


ってお菓子を食べ始める女性軍

今の機嫌のいい内に渡すのだ!!

今日はとっておきの俺の錬成品!!


『某キャラクターがプリントされたパジャマ!!』


どうだ~~!!可愛いだろ!!

渡した皆が


「「「「可愛い~~」」」」


そう言って速攻で着替えてくれたんだが・・

俺の目の前でストリップショー始めないでくれ~~


脱ぐのはドレスだけで良いじゃ無いか!!

何で全裸になるんだよ!!

という俺の声は聞こえなかったのだろう


今日は全裸じゃ無い!!

『全員可愛い某キャラクターのプリントされたパジャマを身に付けている』


やったぞ俺!!

頭脳の勝利だ

『着たくなるような可愛いパジャマにすれば全裸地獄に落とされない!!』

頑張った俺を褒めてあげたい


って思っていたのは早計だった!!


「ぐるしいぃレイラ俺の背骨が折れる~~~」

「女神様、足が足が折れる~~」


レイラと女神様が俺の両側から俺の体を抱き締め、足を絡めて俺の体をボキボキと締めあげて来る

クリスティーナはおれの顔の上に下半身を押し付けて、俺の下半身にクリスティーンの顔を押し付けて・・


『カオスだ~~!!』


俺達は何処に向かって進んでいるのだろう!!

だが!!危機は今なのだ!!


「ギブ!!ギブ!!クリスティーナ息が出来ないぞ~~」


こうなりゃ

『錬成』

『錬成』

『錬成』

『錬成』

『錬成』

『錬成』

『錬成』

・・・

俺は息が出来なくって気絶するのが早いか、魔力切れで気絶するのが早いか競争するのであった。


つづく・・・

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