第154話 154.盗賊ホイホイ?

◇◇ レイ ◇◇


異世界に来て11目、エデンから750キロ程北東に進んだノートリアス城塞都市から『悪魔の森』の城塞化を再開した俺達だったが、魔獣に襲われている人達や戦争をしようとしている人達を助けたり、助けたり、助けたり・・・していた為に思うように勧めていない( ノД`)シクシク…


今日進めたのは300キロ程度?まだ1000キロ少々城塞化出来たくらいだ

『悪魔の森』が周囲1000キロと言われているから1000×3.14=3140キロ

だが『悪魔の森』は2000キロ四方だという人も居る

だとすると想定の倍の6280キロの距離を城塞化しないといけない計算になる


計算するととんでもない距離になるじゃん!!

『悪魔の森』が2000キロ四方で無い事を祈ろう


『はぁ~まだ先は長いって事か~もっと簡単なお仕事だと思ってたんだけどな~』


しっかし城塞都市の多い事、多い事!!

この辺は広い草原となっている為か2キロ程進めば城塞都市に当たる

城塞都市と言っても、簡単な石積の壁を構築した1000人程の小さな都市が無数に存在しているだけだ。

そんな都市同士が戦争をし弱い城塞都市を吸収しドンドンと大きな城塞都市となってゆく・・

人口20万の城塞都市ノートリアスのトラファルガーホテル支配人オズワルドさんに食事をしながらこの世界の事を色々と教えてもらった。俺達が3日道草をしたのも無駄じゃ無かったという事だ!!


考えてみれば地球でいうと戦国時代

警察なんて無いやりたい放題の世界?

先代の主神が投げ出したくなるのも解るような気がするよ(;'∀')


「あ~ん」

女神様のことじゃ無いですからね?

ハイハイ解っていますよチョコレートですね


『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

「あ~ん」

え?レイラもですか~?

ハイハイ解りましたよチョコレートですね

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

「「あ~ん」」

あれま(・□・;)

クリスティーナとクリスティーンまでですか?

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』


なんか鯉に餌をやっているような気分になってしまうな・・・

こうやって食べてる時は大人しいんだけどな~

最近レイラの奴が性教育と称して色々な事を女神様とクリスティーナやクリスティーンまで教え込んでいるからな・・・

最近女神様の色気半端無いんだよ(;'∀')

お前達は何処に向かおうとしているんだ?


もう30分もすると夕日も地平線に落ちてしまうだろう。

「この辺で野宿しようと思うんだがどうだ?」

「いいんじゃないですか?」

「レイに任せる」

「「こんな所で野宿するんですか~?」」

クリスティーナとクリスティーンは初めてだからな当然の反応だな


『どんっ』


っとオーストン商会の面々を助けた時に作った城塞都市?を俺の異空間倉庫から排出

城壁付きだもんね!!


『オールインワンお泊りセット?』


「しゅ・・しゅご~~い」

「しゅ・しゅごいでしゅ~」


二人共驚きすぎて嚙んでるぞ・・


「俺達のオールインワンお泊りセットだ」

って言うと

「「街ですね」」


うんうん何とでも言ってくれ

大人数を止める為に仕方なく作ったんだよ・・(;´д`)トホホ

俺達は『オールインワンお泊りセット?』の中に入り両開きの鉄格子の鉄の扉を閉める

これで強力なな従でも来ない限り大丈夫だろう



そうして外でかがり火を焚いてBBQだ!!


「「おいしいでしゅ~~」」

双子もご満悦

女神様も無心に肉を焼いているよ

『焼き肉のタレ』付ければ何でもおいしく食べれる万能調味料だからね~

レイラも『悪魔の森』で採油したキノコや野菜を焼いている


匂いがめっちゃ食欲をそそるんだよ~


『最高だぜ~!!』


・・・


・・・

そんな俺達の食事中・・・

「親分こんな所に小さな城塞都市が出来てやすぜ!!それに中からめちゃめちゃ美味しそうな良い匂いが・・おおおおおお~女です親分!!超上玉の女達だけが食事をしてますぜ」

「くそっ腹の減っている時に、こんないい匂いさせやがって!!襲撃して全部俺達の物にしてしまうぞ!!あの女最高だな!!髪を後ろで結んだ女は俺のだからな!!野郎どもカカレ~!!」


そんな声と共に


「おおおおおおおおおおおおおおおおおお~」

「おおおおおおおおおおおおおおおおおお~」

「おおおおおおおおおおおおおおおおおお~」

・・・

っと10数人の盗賊が一斉に鉄格子の扉を刀で切りつける

「カキンッ」

「カキンッ」

「カキンッ」

「カキンッ」

・・・

重なる金属音


「煩いですね。ゴキブリが沸いて来たみたいですので消毒してきますね」

レイラがそう言って新装備をマジックポーチから取り出して


『ゴ~~~~~~~~~~~~~』


っと『火炎放射器』で鉄格子の扉の中から一気に火炎を放出

「「「「「「「「「「ギャーーーーーー」」」」」」」」」」


「ゴキブリでも断末魔の叫び声は上げるのですねふふっ」


っと言って『火炎放射器』をマジックポーチに収納するレイラ

うをぉ

『マジ切れしたレイラ怖えぇよ!!食事の邪魔されてマジ切れしちゃってるよ』

レイラを怒らせたらヤバいな・・

渡しちゃいけない人に渡しちゃいけない武器を渡しちゃったか?


「ご主人様煩いゴキブリの消毒終わりましたわ」

「あ~ご苦労様~食事の続きしていてくれ。俺は後かたずけしておくよ」

「承知いたしました」

と言って食事に戻るレイラ

結構お腹空いていたんだろうな・・・

おれはそう思いながら、黒炭になった盗賊の死体を収納し辺りを見ると5台の馬車が停められていた。

『盗賊の略奪品か?』


と思って馬車の中を1台1台・・見てゆくと

『日用品』

『食料』

『武器』

『魔核の山・・』

そして最後の馬車には・・・


中を見て絶句!!


「何でだ~~~!!」


思わず俺は馬車の中を見て叫んでしまっていた!!


中を見て一番最初に思った事は・・


『これは女性達に絶対に怒られる!!』


だ!!

だって全裸の奴隷が5人手枷・足枷をされたまま積まれていたのだから!!

めちゃめちゃ美少女ばかりジャン!!

ヤベエよぉ~

絶対にヤバすぎる!!

これ以上女性を増やすと何言われるか解ったもんじゃない


『殺してしまうか?』


そう思った瞬間


「「「「「ヒッ」」」」」


っと悲鳴を上げる少女達

「盗賊は全員殺したから、だ・・大丈夫だからね?」

って言って手枷・足枷を収納し少女達を馬車から降ろすと、全員が・・


「「「「「ぐ~~~」」」」」


ってお腹を鳴らす。

あ~良い匂いしてるもんな・・


「みんなこっちにおいで~食べる物いっぱい有るからね~」

っていうと急いで全員付いてきちゃったよぉ(;'∀')

「レイラ~彼女達お願い」

って言うと!!


「ええええええええええ~また増えちゃうんですか~・・しょうがないですね(;'∀')」

と言いながらも食事の準備をしてあげるレイラ


「「「「「きゃ~~」」」」」


一斉に歓声が上がった

暫く食べさせてもらえて無かったんだろうな・・・

俺は馬車5台を馬ごと俺の幾巻収納に収納し、『オールインワンお泊りセット?』の中に入ると・・


『ヤバいな・・これ・・5人とも食べるのに必死で全裸のままじゃん・・』


俺はなるべく見ないように近づき

「彼女達が落ち着いたらこれを着せて」

って下着とドレスをクリスティーナとクリスティーンの双子に渡す

「ハイお任せください」


って言ってくれたので、俺は取り合えず裸の彼女達を見ないように鉄格子の扉の前で警備だ!!

すると・・


「親分~こんな所に城塞都市が出来てますぜ~この城塞都市の中に居るのは全員女です」

「野郎ども襲撃だ~~」


はぁ~なんでこうなるんだよ~

夕方から元気な奴ばかりが多いな~


盗賊達が俺が立っている前の鉄格子の鉄の扉に向かって剣を振りかざしながら突っ込んでくる


『収納』


全員俺の異空間庫に収納してしまう

あ~そういやトレノアの城塞都市に行くまでに襲って来た盗賊団そのまま収納したままだったな・・


『帰ったらエデンのダンジョンの肥やしにしなきゃな』


何かさ~今度も馬車10台位残ってんだけど・・

そうして馬車の中を見た俺は・・


「イヤ~~~~~~~~~」


と悲鳴をあげてしまうのだった!!

そうして結局お替りが5回も!!


「『オールインワンお泊りセット』はゴキブ○ホイホイじゃ~ねえんだぞ~~!!」

そんな空しい叫び声が夜空に響くのだった・・・


つづく・・・

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