第78話 78.この領地を守る為の武器を作ろう
何時ものように息苦しさに目覚めると・・
女神様に頭を抱えられたまま抱き枕にされ、俺の顔は女神様の双丘に埋められている
俺は顔を左右に振りながら気道を確保!!
男として、この状況はめっちゃ嬉しいシチュエーション何だが・・・
窒息死してしまったら元も子もないからな!!
この部屋は、シンデレ〇城の最上階、全面が総ガラス張りで360度全方向見渡せる
外はまだ真っ暗なようだ
外のベランダに露天風呂欲しいな・・
こんもりと木が生茂り
真っ白なガーデン用のテーブルと椅子を置いてコーヒーやジュースを飲みながら裸で一日過ごす場所
雨が降っても良いようにガラスでドーム状に覆ってしまって年中暖かい温室のような場所
『全裸でのんびりスローライフ』
あ~良いじゃん!!
そんなの作ったら、完全引きこもり生活確定だな~あはは~
このまま抱き締められていても、する事無いから・・・
『いっちょ錬成しちゃう?』
やっちゃえやっちゃえ!!
魔力切れで気絶しても、この状態何ら安全だもんな!!
『錬成』
おおお~何か外に森が出来たよ!!
すんげ~
もしかして?
『エロい事考えていたから成功しちゃったとか?』
気になる!!
めっちゃ外が身になる!!
でも女神様に抱き枕にされている状態じゃ動けないし・・・
そうだ!!
メイド達を守る為の護身用具!!
俺と女神様がアネルド商会の会頭のレオンの商隊とトレノアの城塞都市に行っている間に5人の家令や執事、そして45人のメイドを含めた女性達でも此処を守る事が出来るような護身用の武器が欲しい!!
武器の形はどうしよう?
地球の世界で女性でも扱える武器って言えば拳銃?
でも弾が無くなると戦えない・・
それじゃダメだ!!
弾が無くても戦える武器?
そう言う意味なら剣?
でも常時携帯出来るっていうと短剣までだよな~
映画の中でさ~殺し屋がスカートの中から短剣を出すシーン有ったよな~
あれってめっちゃエロカッコ良い
何かイメージキター!!
作るのは魔道具!!
短剣の柄の部分に魔核を入れ、握りを強く握っている間1000発まで短剣のイメージでシャイニングソードを射出出来る機能
うんうん良いよ~良いよ~めっちゃ良いじゃん!!
そんでもって、メイド服の中の太腿の部分に革製のショルダー付けてそこに刺して貰ってイザという時スカートの中からその武器を取り出し連射!!
『カッケ~めちゃめちゃカッケ~』
其の革製のショルダーに予備の魔核を10個くらい装着するようにしとけば完璧~!!
早速錬成だ!!
『錬成!!』
その瞬間
『グググググググググググググーーーー』
っと一気に魔力が消費されてゆく
「く・・苦しい」
「や・・ヤバいぞコレ~~」
めちゃめちゃ魔力が吸われてゆく
「ぎもちわるい・・・」
「意識が~~~・・・」
そうして俺は魔力切れで意識を手放すのだった
つづく・・・
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