第77話 77.女性達にお風呂の入り方を教えなきゃだけど・・

ここのお風呂は魔核を使った魔道具尽くし

この異世界の人達にとっては理解しがたい物になっていると思われる

シャワー、給湯システム、ボディーソープ、シャンプー、コンデショナーの使い方、髪の洗い方、そしてドライヤーの使い方とか多分教えて上げなきゃ解らないだろう・・・


女神様なんて未だに俺に全部お任せ状態なんだ!!

問題は!!

45人の全裸になった美少女がすし詰め状態にめちゃ入ったお風呂場の中で俺も全裸になってその中で教えるなんて絶対に、ぜ~~ったいに無理!!無理ゲーだ!!

俺のミジンコ並みの理性が持たない!!持つはずがない!!


そう!!

そうなのだ!!


一番最初にアネルド商会の会頭のレオンさんが正体の馬車の中から束縛された全裸の絶世の美少女達を45人も連れ出して来た時はもう俺の心臓はバクバクで壊れる寸前だったのだ!!


45人もの金髪青眼の超~絶世の美少女達の全裸の破壊力ハンパネェ~

俺は考えた!!

考えて考え抜いた結果、出た答えは・・・


『誰か一人性贄、違う違う生贄になってもらおうと思う』


だとすると俺の為に何でもすると言ってくれたレイラ!!


『君に決めた!!』


なのでレイラを呼んで

「この世界はお風呂とか入る風習とか有るの?」

って聞いたんだ

「え?お風呂って何ですか?」

「お湯を沸かしてそのお湯で体を洗ったり、髪を洗ったりしたり、その暖かいお湯に浸ったりする事だよ」

「井戸水を使って体を拭いたりはしますね」


って事らしい・・

やはりと言うか、この異世界はお風呂の風習は無いらしい・・

つまり、この世界では井戸水を汲んで体を拭いたり頭を洗ったりふる位しかしないそうなのだ

な・・何という事だ~~

この世界にはパンチラも全裸のお風呂を除く事も出来ないのか~!!


これは下着文化と、お風呂文化を広げなければいけないって事なのか~~!!


なので!!

女神様とレイラ、そして俺でお風呂に入り、シャワーや給湯設備の魔道具の使い方、そしてボディーソープ、シャンプー、コンデショナーの使い方をレイラに身をもって教える事にしたのだ!!


しかし・・目隠しは出来ない!!

それに俺が男だって事がレイラにはバレてしまう・・


『秘密にしろ』


って命令しておけば大丈夫だろう!!きっと・・・

レイラを呼んで

「これからお風呂という物をお前に体験してもらう。色々な物が有るからお前が残りの全員にお風呂の入り方を教えるんだぞ」

「何でご主人様が教えないのですか?」

「俺には秘密が有るからな」

「わ・・私なら、その秘密がバレても良いって・こ・・事ですよね?絶対に秘密は洩らしませんからだ・・大丈夫・デ・・ス!!」


何かレイラ・・緊張してるんだが・・確かに裸になるからな・・・

お・・俺も緊張~・・するぜ・・

今日は目隠し無しで女神様とお風呂入るからな・・


俺、女神様、レイラの順で並んでお風呂場に行くと、何時のように女神様が両手を差し出してくる。

『脱がしてコールだ』

当然一枚一枚脱がして全裸に・・・

イカン!

イカン!

反応するんじゃない!!平常心だ!今日はレイラも居るんだ!!

レイラを見ると


「わ・・私も・脱ぐんですか?」

「お風呂に入るんだから、当然だろ」


そう言うと、覚悟を決めたのか、服を一気に脱ぎだしたレイラ

俺もそんな2人の裸を見ないように服を脱ぐ


女神様が何時ものように


「レイ行きますよ」


って言って、俺の下半身の物を握ってお風呂に誘導

言えない・・

今日は目が見えてるから、そんな事しなくても自分で歩いて行けるだなんて・・


「言えない~~」


「レイ様は男の方・・・だったのですね。私初めてなので、上手に受け止められるか解りませんが下手でも許して下さい」

「何か勘違いしているようだが、お風呂の器具とか使い方を覚えて貰って、後から皆に教えてもらうだけだから~~!」

「あ~そ・・そうなんですね。私てっきり夜伽かと・・」

「それは無いから!!」


・・・


・・・


そんあこんなで・・レイラにお風呂の器具や使い方、お風呂の入り方を伝授


『疲れた~~』 


俺はレイラに残りの44人の女性を大浴場に案内してお風呂に入るのを教えてもらうようお願い

疲れた俺は・・


『女神様の抱き枕にされるのであった』


「女神様?妬いてます?」

「黙りなさい」


お機嫌悪いようですよ?

俺何かしたのでしょうか?


あ・・男達にお風呂の事言うの忘れてた(;'∀')

まぁ~、こっちの世界はお風呂に入る文化も無い事だし、ムサイ男どもだから・・大丈夫だろ


つづく・・・

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