第67話 67.ここにも建物を作ろう!!え高い建物が良い?

俺達はオークのステーキ肉を食べながら

「今日一日で城壁で囲った領域がめちゃくちゃ広がったけど、第二の屋敷まで20キロ程はなれてしまっているけどどうする?」


「そうですね。ここにも拠点となる建物を立てたらどうでしょうか?

どうせ建てるなら遠くまで見渡せるような高い建物にしたらどうでしょうか?」


「高い建物と言えば・・・お城お城とえってもイメージがな~

あ・・俺の言った事の有るお城と言えば東京ディズ〇ドのお城くらいしか無い・・

あ~でもシンデ〇城でも良いっか!!」


「わんわん」

「え?駄犬はまだ食い足りないって?一体何枚ステーキ肉食えば気が済むんだ~~?じゃ~もう10枚ステーキ肉用意してやるよ」

「わん」

「フェンちゃんよ~く食べて大きくなるんですよ~」


女神様・・

今は子犬サイズになってますが、元のサイズはデカすぎる位ですよ?解ってますか女神様?

と思いながらも駄犬のお皿に焼きたてのステーキ肉を積み上げてゆく


テーブルの上で積み上がったステーキ肉を前足で器用に掴んでステーキ肉に齧りついている光景って何かさ~めちゃくちゃ異常なんだけど・・

この小さな子犬の何処に此れだけの量の肉が入るんだって思ってしまう


食事を終えた俺達は、女神様の言った高い建物(シンデレ〇城)を作る事にした。

先ずは


イメージ!!

イメージ!!

イメージ!!


・・・


・・・


イメージ!!

イメージ!!

イメージ!!


一年前に行っただけだから、頭の中にはまだあのお城の風景が頭の中に鮮明に残っている。

でもお城の中は見なかったからな・・

イメージじゃマリー・アントワネットが住んでいたというヴェルサイユ宮殿位しかイメージ出来る物が無いからあれで良いか!!


イメージ!!

イメージ!!

イメージ!!


『錬成シンデレ〇城~~!!』


錬成した途端




『グググググググーーー』

っとグングンと魔力が吸い取られてゆく


き・・・キツイ!!

めちゃめちゃ魔力持ってかれる!!

う・・

気分が悪い・・

頭がクラクラする・・

俺の意識ははそのまま薄れて行った・・



・・・


・・・


・・・


どの位経ったんだろう?

意識が再浮上してくる

柔らかい!!


それに!!


良い香りがする~

何時もの感じに目を開けると!!


うん


俺の眼上には女神様の顔が見える


そしてオレオの後頭部は、女神様の膝の上

そして・・

うんうん

絶対領域の奥には純白のおパンツが~~


『あ~~ありがたや~ありがたや~』


魔力が一気に溢れ出してくる~

女神様のおパンツは、俺にとっては魔力増幅器・・・ですね

「俺はまた魔力切れを起こして倒れたみたいだな」

「そうですね。でもレイが言っていた建物は完成していますよ。凄い物錬成したんですね」

総意って女神様は俺に微笑んでくれる。

「よかった」

魔力切れで倒れた挙句、錬成失敗なんてしてたら


『骨折り損の草臥れ儲け』


だもんな・・・

女神様の後ろの方を見るとあの『東京ディ〇ニーランドのシンデレ〇城』が聳え立っていた。

こうなると、旅人なんかが泊まる家も欲しいよな。


シンデレラと言えば・・小人

小人の家みたいなのを大人サイズにイメージして複数作れば良いんじゃね?


って事で20戸程錬成しました

部屋の中は単純だもんな

今さっきはヴェルサイユ宮殿の超豪華な装飾をそのまま再現しちゃったから魔力カツカツになったんだろうな・・・


そして超~気になるシンデレ〇城の内部へ俺達は入って行く

「うわ~~~~凄く豪華です~~~」

「確かに・・内部のイメージはあのヴェルサイユ宮殿の装飾だもんなそりゃ~豪華だよな


俺達は一番気になる上層部へと急ぐ

「この周りはどんな風な感じなのでしょうね」

「草原を切り開くのに手いっぱいで良く見て無かったからな」


そう上空から城壁を作ってはいたが、低い空中から城壁を作っていたから遠くまで見えなかったって言うのも有る。

じっくりと上からこの草原を見るのは今日が最初になる。

何本かある内の高い塔の一本の階上に出て来た俺達

上がる時は駄犬の背中に女神様が乗って駄犬は俺の後に続いて上がって来た。

うんうん~

女神様のパン~ツー〇ミエ~ですね~ぐふっ


上まで上がって景色を見た瞬間


「凄く見晴らしが良いです。この景色を堪能しながら此処でお茶をしたい気分ですね」


女神様のそんなご希望に答えてテーブルと椅子を用意し、紅茶とクッキーを準備する。

駄犬はすでに子犬サイズになりちゃっかり女神様に抱き締められている

出した紅茶を一口含んだ女神様は

「美味しい~」


っと言った後


「あ~ん」

あ~やっぱりそう来ますか・・・

俺は女神様の開けた口の中にクッキーを一欠けら振り込む


『もぐもぐ』


うんうん、めちゃめちゃ可愛いよな~


「わん」

「なに?駄犬も食べたいって?」

「ほらよ。駄犬は丸ごとでもいけるよな」

っていってクッキー一個を駄犬の口に放り込む俺


「うめぇ~~~~~~~~~~~~~~~~」


なんか駄犬って姿は子犬何だが言い方がおジン臭いぞ・・・


「ギヤオーーーー」

「お・・何?駄犬怒ったのか?まだまだ若いんだぞってか?さいですか」


暫くそんな風に俺達が和気藹々とお茶をしていると・・

「魔獣だ~~」

「魔獣だ~~」

「魔獣だ~~」

「こんな浅い場所までなんで魔獣が出て来るんだ~~」

「なんで魔獣除けで襲ってこない魔獣が襲って来るんだ~」

「ぎゃーーーーーーー助けてくれ~~」

「助けて~~~~」


そんな悲鳴がが聞こえて来た!!


つづく・・・

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