第60話 60.うをぉ~!!この駄犬が~~~やっぱりお前はエロワンコじゃねえか~~!!
俺は目の前でお腹を見せて『ヘソ天』している元シルバーウルフだった物を見ながら女神様に
「これどうしたら良いと思う?」
と聞きながら困り果てていた・・・
デカい!!
デカすぎる!!
立った時3メートル位有ったよな?
今の家に居れたら俺達の生活する場所が無くなる?
いやその前に、あのドアから家に入らない!!
「一緒に住めば良いんじゃないですか?」
そう言って俺から離れワンコの頭の方に歩いてゆく女神様
そんな女神様を見てワンコは
「ク~~~~ン」
っと可愛く甘えながら、女神様の顔を
『ぺろぺろ』
と舐めている。
おい!!
ワンコ~~!!
女神様のスカートの中まで舐めるんじゃね~~!!
目がハートマークになってんぞ~~!!
お前のアソコなんて
『ぴっこーーーん』
っとなってメトロノームの針のようにブンブン激しく振れてんじゃねえかよ!!このエロワンコが~~!!
「可愛い~~~このフェンリルうちで飼いましょう」
俺も女神様の横に歩いてゆくと
「く~~~ん」
っと甘えるように鳴いて
『ぺろぺろ』
と俺のスカートの中を舐めて来る!!
ぜって~~このエロワンコ盛ってるだろ!!
俺と女神様をメス認識してるぞコレ・・・
「こんなに巨大になった奴を草原に返す訳にもいかないよな」
「この子、シルバーウルフから進化して聖獣のフェンリルになったんですよ。凄く可愛いじゃ無いですか」
「こいつフェンリルなの?」
「そうですよ」
「そっか~フェンリルか~ラノベの世界じゃ聖獣さんだよな・・性獣になりそうで怖いけど・・コイツじゃかわいそうだから名前つけなきゃな」
「聖獣さんのフェンリルさんですから『セイちゃん』とか『フェンちゃん』ですかね~」
「『セイちゃん』は次も聖獣が来たらダブルから止めよう。名前を付けるんなら『フェン』か『シルバー』だな」
「『フェンちゃん』ですか~可愛い名前ですね。この子の名前は『フェンちゃん』にしましょう」
って言うと
「わん」
っとエロワンコが嬉しそうに鳴いた後、俺達の前にお座りして尻尾をブンブン振って来る。
「アルテナがそう思うんならそれで良いんじゃないかな」
俺としては『エロワンコ』にしたい気分なんだが・・
デカい!!
デカすぎる!!
特にアソコもデカい!!
『決してアソコの大きさで負けて拗ねてる訳じゃ無いからな!!』
「これだけ大きいと今までの家には入れないな。元の家の位置から10キロ以上来てしまっているから、フェンが入っても大丈夫なように此処に家を新しく建てようか?」
「良いですね。『フェンちゃん』はあそこの家のドア通れないですからね」
「じゃ~いっちょ新しく家を作りますか!!それの前に城壁で新しく出来た領地を囲ってしまわないとな」
折角草原の背丈の何倍も有る藪をウィンドカッターで切り倒し魔獣を殲滅したのに、魔獣が入り込んでしまう。
何でこんなにも魔獣が多いのかな~
前の主神が嫌になって女神様にこの世界を押し付けて女と逃げた位だからな~
思い通りにいかなかったんだとは思うが、こんな魔獣の領域じゃ押し付けられたアルテナも大変だよな~
お仕事
お仕事
俺は地上から上空に飛び立つと・・・
女神様も俺を追って飛び上がって来るが・・・
何と仲間になったフェンも飛び上がって来る
「フェンリルって飛べるのか?」
「フェンリルは飛べますよ?」
「ワン」
「何でフェンが得意げに鳴くんだ?」
「わんわん」
「なに?何で体でボデーランゲージ?」
フェンは俺の目の前で両前足を
『パンッ』
っと手を打つ
「パン?」
フェンは次に両前足を上にあげる
「ツー?」
フェンは次に両足で〇を作った
「〇だよな?」
そして最後にその両足を目に持って行った!!
「見える?」
最初から・・ゆくと・・もしかして?
「パン」
「ツー」
「マル」
「ミエ」
「うをぉ~jこの駄犬が~~~やっぱりお前はエロワンコじゃねえか~~!!」
つづく・・・
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