第25話 25.森の中~くまさんが~やっぱり恐えぇ~よ!!
100メートルを超す高い木々が生える深い森
草原の切れ目から突然に100メートル以上に天高く聳え立つ木々
不思議だ!!
森と草原との境が綺麗に別れてしまっている
余りにも不自然
森に入ると体に急激に力が漲って来る感じ?
『どぴゅーーーん』
っと一気に放出したくなってくる。
女神様は?
そう思って手を繋いだまま後ろをついて来る女神様を見ると・・
「はぁ~~」
「はぁ~~」
「はぁ~~」
っと少し苦しそう?
「アルテナ息が荒いみたいだけど大丈夫か?」
「森の中は草原と比べて魔素が極端に濃いようです」
「俺も体中に力が漲って変な感じだと思ったんだけど、魔素が濃かったのか」
もう俺のあそこが反応してモッコリビンビン超~歩きにくいんだよ・トホホ
もう前かがみで歩かなきゃ痛くて痛くて・・歩きにくいんだよ~
この森って、思春期真っ盛りの青少年には超~体に優しくない環境ダベさ
ここはEDを患って泣いているEDボーイの為に有るのかもよ?
ここはEDを患った誰かが作ったEDのEDの為のEDの理想郷?
『EDさんいらっしゃ~~い』
なんて前かがみで下半身のモッコリに苦しみながら歩いていた俺は
「ガツン!!」
「ガツン!!」
っという凄い音と共に激しい衝撃が俺の体に纏った簡易結界に阻まれビックリ!!
「ナ・・何だ?何だ~?何が起こった?」
薄暗い100メートルを超える木々が生える森の中で突然起こった事態に、何が起こったのか解らない俺は超~パニック
「巨大な熊です」
って俺の後ろを歩いていた女神様が指さしている先を見てマタマタパニックパニックパニック!!
本当に驚いたから3回言う!!
い・・おしっこちょっぴしちびったかも!!
だって10メートルを超える体長の両手を振り上げた状態の熊が目の前に居て全然気が付かなかったのだから!!
俺はその熊の両手を交互に振り抜いた攻撃を簡易結界で食らったらしい!!
「何でこんなデカい熊が居るんだよ~反則だろ~~何で下半身18禁の物をオッ立ててんだよ~!!アルテナを見て発情しちまったのか~~!!そんなもん入るハズ無いだろ!!」
絶対に純情な女性には見せてはいけない光景だ!!
うをぉ見惚れている場合じゃねぇ~恐えぇ~よ!!
反撃だ!!
「きゃっ」
急に俺がアルテナを抱き締めた為にビックリして悲鳴を上げてしまったみたいだ
このままキスでも出来たら最高なんだが・・
『緊急事態だ許せ!!』
俺はアルテナを引き寄せて抱き抱えた瞬間10メートル以上もある熊に持っていたミスリルの剣で
「ズサッ」
っと切りかかった。
「グキャー」
俺に反撃されるとは思っていなかったのか悲痛な悲鳴?を上げる熊
だが
「ガツン!!」
「パリンッ」
速攻で俺に向かって振り下ろされた熊の手が俺の簡易結界を引き裂き、3回目の衝撃を防ぎ切った簡易結界がガラスの砕けるような音と共に消滅
「結界!」
俺は速攻再度簡易結界を張る
前に張っていた完全結界よりは格段に性能は落ちるが魔力消費は微々たる物だ!!
魔力は極力温存するに限る
しかし!!
『めちゃめちゃ硬い!!』
熊の足を切りつけたが浅く切れただけで、切り口から血がしたたり落ちている程度
とてもじゃ無いがこんなデカい熊なんて倒せるわけ無いだろ!!
この世界ってどうなってんだよ~!!
つづく・・・
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