第16話 16.女神様そんなにモジモジしてどうしたのですか?

柔らかい感触・・・


『気持ち良い・・』


あ~それに・・

仄かに・・漂って来る・・甘い・・香り・・・

凄く・・


凄く・・・



凄く良い~~~!!

微睡む意識の中でムラムラと・・・

何か・・俺の中の何かが反応してしまう・・


その感覚に引きずられ急速に浮上する俺の意識

目を開けると!!


『女神様の心配そうに俺を覗き込んでいる顔』


あ~この光景何度か見たな・・・

「俺、また魔力切れして倒れたっぽいな」

気まずい思いをしながらも俺を心配して不安そうな表情で俺を見ている女神様と視線を合わせながら自虐的な言葉をかけてしまう俺だった。


「無茶し過ぎです」


はい・・

女神様に怒られてしまいました。

女神様の仰る通り・・・

言い訳も出来ねぇ~

しょうがないじゃん!!

まだ魔力の制御が上手く出来なくって、魔力残量の把握すらできないんだから

女神様も、俺を心配して言ってくれてるんだから一応言い訳はしておこう


「まだ感覚が掴めないんだ。許してくれ」


そうこの世界に飛ばされ、神に襲われ、地上に降りて魔獣に襲われ・・

そんな状況で魔力の残量に気を付けろなんて言われても出来る訳無いじゃん?

だって超初心者なんだから!!

それにあっちだって


『童貞だし・・・』


心配してくれるのは嫌じゃない!!

それは少しは俺を気にしてくれているって事ジャン?


そう言って、一応謝っておく。

『考えていない頭筋の奴じゃ無いんだぞ』

って一応アピールしておかなきゃな


「此れだけ魔獣が多いと仕方無いのかもしれませんね。お陰で安全は確保出来ました。レイありがとうございます」


突然女神様からお褒めの言葉を頂いてビックリ

『何回魔力切れ起こせば解るんですか!!』

なんて言われるかと思ってちょっとビビっていたのに想定外だった。


素直にお礼言われると照れちゃうジャン!!

イケネェ~~

意識してしまうと、ドキドキして言葉が上手く出ないぞ(;'∀')💦


「お・・おう・・」


なので女神様の想定外の言葉に変な声を上げてしまう俺

これで100メートル×100メートルの土壁で俺達の周りを囲って安全領域を確保?は出来た。


周りを見て一安心の俺



でも!!

周りを見る序に見えてしまった~~~!!



俺は女神様に膝枕されてる状態

そして俺の横には絶対領域に覆われたミニスカートの奥から覗く真っ白な布切れ!!


そう!!


あまりにも神々しいい!!


『純白の女神様のパンチラ!!モロパン!!』


俺の理性が~~~~!!


手を伸ばせば、あの純白の女神様の下半身を包んだ下着に手が届く。

脱がしてしまいたい!!


でも!!

俺のティッシュペーパーよりも薄い俺の理性が邪魔をして、今にも破れそうなティッシュペーパーよりも薄い俺の理性がその感情を押しとどめている。


『ガンバレ俺のティッシュペーパーよりも薄い俺の理性よ!!』


そんな女神様は俺を膝枕した膝をモジモジとこすり合わせている!!


『ヤバいぞ!!』


『女神様~~俺の視線に気が付いたのか~~?』


『これは土下座して謝らなきゃいけないのか??ヤバいぞ~~!!』


兎に角・・・


聞いてみよう・・


『私の下着見て興奮したでしょ!!』


なんて言ったら即土下座しよう!!


そう決心し、俺は膝枕してくれていた女神様の膝から頭を起こし向き合わせに女神様の顔を見ながら・・決して女神様の純白のおパンツに視線がいっている訳じゃ無いぞ!!

「女神様、気分が悪いですか?」

ヒヤヒヤしながら俺は勇気を振り絞り声を紡ぐ・・

すると・・


「あの・・あの・・・お腹の中から熱い物が出てきそうで・・我慢・・出来そうでなくて・・」


おお~それは多分


『おション?』


では?


初めての生身の体で混乱している?


『周りはこんなに広いんだから立ちションすれば良いじゃない?』


なんて口が裂けても言えるか~~~!!

兎に角何とかしないと!!


「ちょっとだけ我慢して!!」


おションするのに必要な物!!


それは!!


『便器だ!!』


でも野原のど真ん中に便器を出して


『ではどうぞ~~』


なんて事はヤバいだろ!!


俺は早速10メートル×10メートルの四角い建物を魔法創造で俺達の周りに作成し、トイレの個室を部屋の隅に作成し便器を設置


初めて作った建物がトイレとは・・(;'∀')💦



モジモジと膝をすり合わせ今にもお漏らししそうな女神様をお姫様抱っこしトイレの個室に連れてゆく便器に座らせる。


「どうすればいいのでしょう?」


そんな女神様は俺にそうすれば良いと聞いて来たんだが・・・

おい!!

どうするんだ!!


おションの仕方を教えろと?


・・・


・・・



一瞬俺は固まったが・・・

苦しそうにモジモジと膝をすり合わせている女神様をそのまま放って置けもせず・・・


え~やりましたとも!!

女神様の下着も下げさせて頂いて・・・


「女神様~力を抜いて~~そのまま自然のままに身をゆだねて下さい」


おションの仕方をお教えするとは思っても居ませんでした・・・


女神様~~そんなウルウルした瞳でおションしながら俺を見つめないで下さい~~

なんか変な趣味が芽生えてしまいそうです~~


『女神様もうこのまま襲って良いですか?』


『良いですよね?』

・・・

・・・


疲れた~~


超~~疲れた~~


俺の理性が~~~~!!



つづく・・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る