第11話 11.反省会
今俺とアルテナは草原の中に作ったミステリーサークル内でテーブルと椅子をだして優雅にお茶しながらケーキを食べている。
俺の物質創造まほうにより作成したテーブル、椅子、食器に紅茶セット
そして今食べているイチゴのショートケーキ
全部物質創造魔法により作り出した物だ。
『何でこうなった?』
そうエロい気持ちとエロい行動でゲットした女神様のレアアイテム
『純白のおションパンツ』
俺は・・・その良心の呵責に苛まれた結果
甘い物で釣って忘れさせてしまおう~~作戦を決行したのだ!!
本当に最低のクズだな俺は・・
だって振り向いて欲しいジャン?
女神様って超~美少女なんだよ?
そんな美少女が傍に居れば、当然好感を持って欲しいと思うのが男の本能
なのでさりげなく甘くて美味しいケーキとお菓子を出してお茶しながら先ほどの戦闘の反省会をしているって訳だ!!
『これが本当の甘い罠?』
罠じゃ無いからね?
これは女神様に喜んでもらおうと思って甘くて美味しいお菓子を献上しているだけだからね?
下心は目一杯有りますが・・・
「アルテナ怖い思いさせて悪かったな」
「いえ・・・足手まといですみません」
う~ん
何か落ち込ませてしまった感じだな・・
「女神様はこの世界に干渉してはいけないって禁忌がある以上しょうがないんじゃないか?」
「そうなのですが・・」
「俺が守るって決めたんだ。戦うのはアルテナの神の使徒である俺の仕事だから気にするな」
「はい・・・」
「確かにな・・魔獣に襲われて何も出来ないっていうのもアルテナとしては辛いな・・・」
今の状態は魔獣の前に差し出された餌状態だからな・・
俺に戦わせたまま自分は何も出来ないっていう事が許せないんだろうな
なので禁忌についてアルテナに聞いてみた。
「アルテナが自ら行動してこの世界に干渉してはいけないっていうのは解る。じゃ~さ、例えば俺がアルテナを守る結界に干渉して悪意を持って攻撃してきた奴に電撃を食らわせて、行動不能にする事自体はアルテナ自身は何もしていないハズだから禁忌を犯す事にはならないよな?」
「相手が私を悪意を持って攻撃した結果レイの能力で付与した電撃により行動不能に陥る事自体は禁忌には当たらないと思われます」
「禁忌って判断が難しいな。でも今のが禁忌には当たらないってんならばさ~アルテナも間接的に戦闘に参加できそうだぞ!!
アルテナを守る結界に電撃の魔法を付与しておいてアルテナを襲おうとした敵がアルテナの結界に触れた途端に電撃の影響で暫く行動不能になった所を俺が止めを刺すって方法で行こう!!」
「それならば私も戦いに少しは貢献出来そうですね」
「俺としてはアルテナは戦いに出したくはないんだけどな・・・」
「それはダメです!!これくらいは私もさせて下さい」
「俺も魔獣が1匹だけだったらば何とかなるんだが、複数の魔獣に襲われた時どうしても対応出来なくなっている。
街に着くまで、兎に角魔獣との戦闘を繰り返し魔獣との戦闘で腕を磨かなきゃいけないって思ってる。
だから、アルテナも俺の傍に居てくれると嬉しいかな・・・」
何か告白みたいになってしまってる?
うをぉ~意識すると超~恥ずかしいぞ~~
「お互い頑張りましょう~!!」
うん!!
女神様のその笑顔だけで、俺は頑張れる気がするよ!!
つづく・・・
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