第9話 9.初めての魔獣狩り?

俺の召喚によりこの世界の生身の身体を得た女神様の姿は俺の趣味・・モトイ

神々しいいお姿


そう頭の上に浮いた丸く光る天使の輪?

北欧系の長い金色の髪

青く大きい瞳

小さな桜色の唇

そしてスレンダーな肢体

身長170前後?

バスト65C

ウエスト50

ヒップ80?


見た目・・・だ!!

ボン・キュー・ボンの爆乳・爆尻では無い!!

小さくも無く大きくも無く

俺のイメージ通りの清楚なJK姿だ


マンマ女子高生の品川高校の制服着せてるし!!


『ミニスカートから覗く絶対領域たまんねぇ~わ~~!!』


イカン!


イカン!


また女神様をエロい目で見ていた





問題は!!


頭の上に光る天使の輪と背中に生えた真っ白な翼!!


女神様の姿としては最高に素晴らしい姿



だが


此処は異世界の地上の世界


『めちゃめちゃ目立つ!!』


なので

使徒の能力で天使の輪と背中の翼を不可視に変更


『貰ってよかった神の使徒の能力』


アザース~

早速有効利用させてもらいました~


俺と女神様は、魔獣の攻撃を避ける為に100メートルを超える高い木の頂上付近の枝の付け根で今後の事を話し合う為に休んでいる最中だ。


決してエロエロな事をしている訳では無い!!

女神様をお姫様抱っこした左手が女神様の柔らかな胸を触っているなんて事は・・・偶然だ!!

たまたま手が当たってるだけなんだからね?


「女神・・アルテナ、此処に居ても埒が明かないから、下の草原に降りて魔獣狩りをしながら街を目指そうか」

俺がそう提案すると

「レイに任せます」

って一言


お任せするのは良いんですが・・・

少しは警戒って物をしないんですかね?

「一応アルテナの体は結界魔法を掛けていますから魔獣に襲われても大丈夫なハズですけど、アルテナは俺が守りますから安心して下さいね」

「わ・・解りましたわ」


本当に解ってんのか女神様?

まぁ~結界で女神様の体を守ってるから俺が心配し過ぎか?

兎に角行くしかないよな・・


「じゃ~アルテナ下の草原に降りますよ」


と言って飛行魔法で草原の真っただ中に降りる

見渡しの良い場所じゃないと降りた途端に魔獣に襲われるなんて状態は嫌だからな!!


俺の左側に見える今さっき居た100メートルを超す木の生えている森を除けば背丈位まで伸びた草が何処までも地平線まで続く平原


どっちに行ったら良いのか迷ってしまうが、迷っていてもしょうがない!!

今体の向いている方向を目指そう!!


って言っても、背丈位ある草が生茂っている中を歩くのは・・滅茶滅茶イヤダ!!

なので!!


『エアカッター』



「シュパッーーー」


幅10メートル長さ100メートル位の間の草が一気に刈り取られ道が出来てゆく


「スンゲー流石ファンタジー世界~」

地球の世界で草刈りのアルバイトとかやったら滅茶滅茶儲かるんじゃね?

などと思ってしまうセコイ俺


お姫様抱っこしていたアルテナを地面に降ろし

「アルテナ歩けるか?」

っていうと


恐る恐る今刈り取った草の上を一歩あゆみ出すアルテナ


「これが体を持った感覚なのですね」


と感動してるっぽい


俺とアルテナは今草を刈り取って道となった場所を歩いて・・・

と思ったら銀色の毛並みをした体長2メートル位の狼が一匹前方に現れ・・


次第に俺達の周りに同じような狼が段々と現れてくる。

俺達は狩りをする狼達の群れにどうも囲まれたようだ。


こえぇ~よ!!

めちゃんここえぇ~~~!!

チビリそう💦

俺も男だ!!

態度だけでも良い所見せなきゃダゼ!!


「アルテナ狼達に囲まれたみたいです。結界魔法を掛けているから安心してください」

「は・・はい」

返事をしたアルテナは少し恐怖に引き攣っているよう・・

俺も内股が恐怖でプルプル震えてる・・・

やべ~~~~!!

人生最大の危機!!

あれ?

最大の危機は糞神に殺されそうになった事?

イヤ・・

もう糞神に殺されてるっか?

じゃ~これは人生第二番目の危機?


「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」


・・・

・・・

無数の狼達が俺達に向かって鋭い牙の生えた大きな口を開け襲って来る。

男ならやるっきゃない!!


「シュッー」


俺はその飛び込んで来た狼に向かって両刃のミスリルソードを振り抜いた。


その瞬間一匹の狼の胴体と頭が無き別れ


「どうだ~~ふふっ」


と言った瞬間、無数の狼が俺とアルテナに飛び掛かって来た!!

一匹だったら余裕の俺でも数の暴力には敵わない


「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」


「キャーーーーーーーーーー」

「イヤーーーーーー」

「タスケテーーーー」


アルテナが恐怖に悲鳴を上げてその場に座り込み狼達は一気にアルテナと俺に噛みつくが・・

結界に阻まれ


「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」

・・・

っと狼の噛みつきと体当たりが弾かれてゆく


「うをぉ~~ヤバい!!ヤバいぞ!!滅茶滅茶居るじゃん!!反則だぞ~~!!」


そう言いながらもミスリルソードで体長2メートル以上もある狼を切ってゆくが間に合わない。

なので!!


「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

・・・

俺達の周りに向け一気にシャイニングアローを射出し狼達は射抜かれて倒れてゆくが、倒れても倒れても後から後から草原の中から湧いて出て来る狼達

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」

「ガウガウガウーーー」


そしてアルテナの悲鳴

「キャーーーーーーーーーー」

「イヤーーーーーー」

「タスケテーーーー」


そして俺が

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

と詠唱してシャイニングアローを射出して倒れてゆく狼達

魔獣の血の匂いは他の強力な魔獣を呼ぶ


ラノベの世界では有名な言葉だ

その言葉通り


体長5メートル級の大型の熊が現れ始め・・


その内・・


ドラゴン?

というより地球の世界に過去いたというティラノサウルスに背中に小さな翼が生えたっぽい魔獣まで集まって来た!!

なんと体長10メートルはある?っぽい


流石にシャイニングアローじゃ歯が立たない!!

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」

「シャイニングアロー」


って滅茶滅茶打ち込むけれど、皮膚が硬いのか全然通じない!!


「ギャオーーーー」

「ギャオーーーー」


一応2体だけとはいえヤバいぞ!!

何か無いか?


何か無いか?


何か無いか?


何か無いか?


何か無いか?


何か無いか?


何か?

対神用に使ったあれは?

あれはオーバーキル!!

素材は欲しい!!


『矢じゃダメだった・・』


じゃ~


『槍?』


ティラノサウルス似の魔獣の眉間目掛け



「シャイニングジャベリン!!」


「シャイニングジャベリン!!」


2本のシャイニングジャベリンがティラノサウルス似の魔獣の眉間を貫いた瞬間


「ドンッ」


「ドンッ」


っと2体のティラノサウルス似の魔獣が倒れた。


つづく・・・

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