第6話 6.何故、女神様の命が狙われたのか?
俺は女神様を助けようとして死んでしまった?
そして女神様により神域で
何でも一つ好きな能力を差し上げます。
って言われたから!!
『自分が頭に描いた魔法を自由に作ってその魔法を行使出来るようにして欲しい』
ってお願いしたんだ。
この世界に転移する寸前に女神様の後ろに白く輝く刀身の刀を持った白髪の糞爺か突然出現し女神様の後ろから切りかかってきたから、
『せっかく助けたのに糞爺に殺させはしない!!』
って思って女神様に貰った能力を使って『女神召喚』しちゃつた
だってあの糞爺の
「女神アルテナ~~お前の神格、我がもらい受ける!!次期主神の座はこの俺だ~~ワハハハハァ~~」
って言った言葉に超~ムカついたんだもん!!
あの時
『女神召喚』
で良かったのかな?
咄嗟の事だったから、無意識に魔法を作って起動しちゃったから・・・
良かったのか?それとも悪かったのか?
うをぉ~~解らねぇ~~
しかしだ!!
女神様がなんで俺の住んでいた世界のコンビニの前に立っていたんだ?
それも神に命を狙われてたなんて普通じゃ無いぞ!!
「はい一人でブツブツと何かを呟いていて、変な人だと思ってました」
と変な人認定を受けてしまった俺だが・・
ここは正直に聞いてみよう!!
『貴方はストーカーですか?』
なんて言われたら俺・・きっと立ち直れない・・かも・・
そう思いながらも
「女神様、俺の住んでいた世界のコンビニの前に女神様が立っていたのが気になっていたんだが教えてもらっても良いか?」
「アルテナ」
俺は女神様がコンビニの前に立っていた事を聞いたんだが
『アルテナ?』
それが立っていた理由なのか?
その意味が解らず
「アルテナ?」
と聞き返す俺
「私はアルテナ、アルテナと呼んで頂ければ嬉しいです」
あ~名前がアルテナって事か!!
「そう言えばあの騒ぎで、自己紹介もしていなかったな?
俺は矢切
それであ・・アルテナは何で俺の世界のコンビニの前で立っていたんだ?」
「私の管理している世界は生まれてから1万年程しか経っていないアルデリアという世界なのですが、何日か前バルス神、ジェイド神、ドリス神、ドニアス神が私の所に来られまして・・
『此処とは別の世界の入り口を偶々見つけました。此処とは全く違い素晴らしい世界でした。主神アルテナ様もお休みも無くずっとこの世界を見続けているのは大変でしょう?休暇がてら向こうの世界を見てこちらの世界の参考にされてはいかがですか?主神アルテナ様が不在の間は私達がこの世界を見守っていますからご心配には及びませぬぞ?どうですかな?』
そんな提案を受けたのです。
私も強力な魔獣達によりこの世界の殆どの場所を占有された状態で、人々が魔獣に怯えて過ごしているこの世界をどうしたら良いのか悩んでいた所だったので、その提案に乗り、今日あの世界を訪れたのです」
「あ~それで、あのコンビニの前で立っていたんだ。
でも何で神達に殺されかけてたんだ?
アルテナだったらあの位の攻撃なら撃退できただろう?」
もっともな疑問!!
なんせアルテナは神、それも主神と言ったんだ!!
『普通の神の攻撃など簡単に迎撃出来て当然だろう?』
そんな俺の最もな疑問に
「神の力が自由に振るえるのは神域だけなのです。
地上で好き勝手に力を振るえば、神としての神格が落とされ、一時的に力が封印されるのです」
「そう言えばいろんな話で、『神として通常世界に直接的な干渉をする事が禁じられている』って聞いた事が有るよ
アルテナの話だとさ~
この世界に直接力を振るうと神格が落とされて、一時的に力が封印されるんだろ?
じゃ~バルス神、ジェイド神、ドリス神、ドニアス神の誰かがアルテナを殺そうとして力を振るったとしたら、力を使った奴は神格を落とされ一時的に力が封印されるんだろ?
そんな事をしてメリットは有るのか?」
禁忌を犯し、神格を落とされしかも一時的に力を封印されてしまう!!
そんな危険まで犯してアルテナの命を狙うメリットなんて俺には無いと思う。
「それは・・
主神の私を殺して、奪った私の力を吸収する事で失った物以上の力を得る事が出来るからなのです」
「うわ~きったね~~そんな事をしてまで力を求めるなんて、それ神様じゃねえぇ~もう悪魔って名乗った方が良いんじゃないか?
この世界が魔獣の巣窟のような世界で何とかしたかったアルテナは、バルス神、ジェイド神、ドリス神、ドニアス神の提案に乗って俺の住んでいる世界を見学に来て、見学している間にバルス神、ジェイド神、ドリス神、ドニアス神の神の誰かに命を狙われたという事か・・・
禁忌によりこの世界に干渉出来ないアルテナは迎撃出来ないでいた時、俺が気づいてアルテナを庇った為に俺は命を落とし、俺に辛くも救われたアルテナは命を狙った神達により神域に呼び戻され命を再度狙われたって感じだな
これってヤバく無いか?
神達の計画を俺が悉く邪魔した感じになってるじゃないか!!」
「ふふっ、そうですねレイが言った通りですね」
「をぉ~~/(^o^)\ナンテコッタイ」
つづく・・・
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