第3話 3.命綱無しのバンジージャンプ!!もう死んでも良い?

「うをぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」


「落ちる!!」


「落ちる!!」


「落ちる!!」


「落ちる!!」


「落ちる!!」


「落ちる!!」



絶賛空中を命綱無しのバンジージャンプ中の俺と女神様


「女神様~!!」


俺は女神様の翼で飛んでもらおうと抱き締めた女神様を揺り動かすが・・


未だ絶賛気絶中

それに雷撃を伴った超~高熱の熱線により全裸状態


『めちゃめちゃ神々しくて超~美少女!!それにめちゃめちゃ柔らけぇ~~』


俺、このまま童貞捨てて良い?


良いよね?


女神様救った訳だし!!


って


『そんな場合じゃ無かった~~!!』

今の状況を思い出した俺は


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


「死ぬ~~!!」


絶賛空中を命綱無しのバンジージャンプの恐怖にめちゃめちゃ連呼!!


『女神様と初体験しながら合体したまま墜落死しても本望なんじゃ?』


なんて一瞬妄想してしまったが!!


「こんな所で死ぬのはイヤダ!!絶対に生きて女神様とイチャラブしてやるんだ~~!!」


心の声を思わず叫んでしまう俺


「落ち着け俺!!」


自分にカツを入れ

今の状況を回避できる一番の方法を模索する


『キラ~~ン』

一瞬俺の頭の中に閃く


そして俺は叫んだ


「魔法創造:飛行魔法!!」


そして


「飛行!!」


と心の中で叫ぶと


『ふわっ~』


っと俺と女神様の体が浮遊する

しかし!!


体がめちゃめちゃダルイ!!

体中から力が抜けてゆく感覚が俺の全身を襲う


『な?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ?何だ~~~~?』


まさか?

ふと思ってしまう

ラノベの定番!!


魔法を使えば必ず起こるヤツ!!

この体の倦怠感って?


「魔力切れ?」


「やめてくれ~~~~せっかく飛行魔法を習得して一件落着って時に、こんな空中で魔力切れなんて~~!!」


地上の山々が小さく見える

まだまだ地上までは相当に距離が有りそうだ!!


こんな所で魔力切れで墜落死なんて出来ないんだ~~!!


「兎に角、ガンバレ俺~~~~!!」


薄れそうになる意識を何とか奮い立たせ飛行モードを維持し続ける俺!!



実際は・・・


全裸の女神様を抱き締めた柔らかな2つの双丘に意識がいって・・・

俺のアソコは超~~臨界体制


もう~~痛くて~痛くて・・・

女の子には解らない痛さなのだ


ボッキボッキの激痛が俺の意識何とか繫ぎ止め、消えそうな意識を最大限に保ちながら、地上を目指す



柔らけぇ~~


痛い!!


意識が・・飛びそうだ・・・


柔らけぇ~~


痛い!!


意識が・・飛びそうだ・・・


柔らけぇ~~


痛い!!


意識が・・飛びそうだ・・・


柔らけぇ~~


痛い!!


意識が・・飛びそうだ・・・


柔らけぇ~~


痛い!!


意識が・・飛びそうだ・・・


女神様の2つの双丘の柔らかさに勃起した痛さに苦痛しながらも、魔力切れの為意識が飛びそうになる状態をなんとか回避しながらも、安全な草原地帯を目指して降下してゆく俺



小さく見えていた山々が次第に大きく見えてくる


そして


高い木々が生茂る森林地帯


岩山


高い山の間に広がる大きく広がる湖



そして見通しの良い草原


俺はそんな中で、見通しの良い草原を目指し降下してゆく!!

だって!!

見通しの悪い森の中なんて降りたら、魔獣に襲われる危険性大!!

ラノベの世界じゃ定番の知識!!


って


俺の知識ってラノベなのか?


兎に角、初めての世界なのだ!!


『何が起こるか解らない!!』



最大限の安全は確保したい!!


そう思い必死で見通しの良い草原地帯に降下を断行する俺



もう直ぐ地上だ!!


後・・・


50メートル


後・・・


40メートル


後・・・


30メートル


もう少しの距離が無限に長く感じる


後・・・


30メートル


後・・・


20メートル


後・・・


10メートル


・・・・



やっと足が地上の土に触れた

俺の足が地上に触れた途端に俺の意識は途切れた・・・



つづく・・・

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