第2話
いろいろあり僕に婚約者(仮)が出来た。
僕は結婚に反対、だけど同棲する以上不誠実なことはできない、だからこの夫婦生活(仮)について真剣にやろう思う!
「着きましたわ、ここが私たちの愛の巣です」
「愛の巣って…ていうかデカっ!?何このマンション!?2人で住むんだよね!?」
あまりにデカかったたので驚いてしまった、それにしてもデカいな
「それでは入りましょう」
「あ、ちょっとまってよー」
「うわー広いねー部屋もいっぱいあるよ!」
「ふふ、そうでしょう」
ここに2人で住むのか〜
すごいな〜
「あれ、ベットが置いてある、うわ〜デカいね僕デカいベット憧れてたんだ〜」
「ふふ、そうですかこのベット和馬さんが使っていいですよ」
あれ?でも他の部屋にベットは無かったし桜さんも持ってきてなかったな…どうするんだろう
「え!いいの?ありがとう!桜さんはどこで寝るの?」
「さんはいりませんよ、桜と呼んでください」
「え!?そんな急に無理だよ!?」
「無理じゃありません!それに私たちは夫婦じゃないですか!」
夫婦ってまだ結婚してないししかも仮だし…
「わかったよ桜…あ、そうそう桜はどこで寝るの?」
「ここですよ」
え?
「え?」
「だから、ここですって」
「え?」
「2人で寝ればいいじゃないですか」
2人で!?こんな美人な人と2人で寝るなんて寝れる気がしないよ!
「ぼ、僕はソファーで寝るよ」
「駄目です」
「いや」
「駄目です」
圧が強すぎて結局負けてしまった…
まぁこのベットは広いし端っこで寝れば大丈夫だろう
「もうお昼ですね、ご飯にしましょう、作ります」
「作れるの?実はもうおなかぺこぺこだったんだ〜」
「うふふ、はい、待っていてください」
お〜すごい様になってるな
手際もいいし
「そんなに見られると照れます/////」
「あ、ごめん」
「うふふ、いえ、大丈夫ですよ」
あ、今なんだかすごいいい匂いがした
もっとお腹すいちゃったよ
「はい、できましたわ」
「わ〜美味しそう、食べていい?」
「はい、いいですよ」
「うわ!焼きそばだ!僕好きなんだ!それじゃあ、いただきます パクッ
んーめちゃくちゃ美味しいよ!」
「ふふ、そんなに焦らないでもご飯は逃げたりしませんよ」
「すっごい美味しいんだって!桜も食べようよ!」
「ありがとうございます、あ、それじゃあ和馬さんが食べさせてください」
「え!?僕が!?なんで!?」
「これも大事なコミュニケーションの一環ですよ」
「うーわかったよ、はいあーん」
「あーん、モグモグ いつもより美味しいです!やっぱりあーん効果ですね!」
あー効果って…
絶対そんな効果ないよ…
でも本当に美味しいないくらでも食べれそうだ
「ふぅ、ごちそうさまちょっと休憩」
「後で生活に必要なもの買いに行きたいんですけど、大丈夫ですか?」
「うんいいよ、でも今はちょっと休憩〜」
「ふふ、わかりました」
無理やり親に結婚させられた!?と思ったら全部彼女の思惑通りだったらしい ホワイトカマキリ @mobdot
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