第2話

俺の名前は山吹シンジ。

今、高校三年生。

陰キャな俺の部屋は、ある日を境に俺の部屋じゃなくなっていた。

あれは、確か、兄貴の俺が言うのもなんだが、清楚系美少女である妹のアイリが高校で

外見を女子から妬まれて酷い嫌がらせに遭い不登校になってしまって暫く経ったある日の事だった様に思う。


ど派手な金髪ギャルが俺の部屋にずかずかと

上がり込んできたんだ。


俺は勉強してた。

机に向かって。


その背中に綺麗なソプラノボイスがいきなし響いたんだ。


「お邪魔するわ...!!」


アイリのやつは精神を少なからず病んでて、

外出もままならなくて、なんか、元気もなくしてて、綺麗だった妹の部屋はちょっと

恥ずかしながら、片付けもろくにしない、

整理整頓とは無縁の部屋になってはいたんだ。


「アイリの部屋はちょっと足の踏み場がなくてさ、、


こっちの方が綺麗だから、その、、

今日からここが、うちらの溜まり場にしたいけど、いいかしら?」

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清楚な妹がヤンキー化したら 陰キャの俺の部屋が不良美少女の溜まり場と化した→金髪ギャル「童貞くんよ、うちらが卒業させてやろーかwwww?」 雲川はるさめ @yukibounokeitai

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