-o-o- 32
「なぁんかさ。いい感じだよな」
「だねー、こんなの無かったねー」
「やっと、って感じですわね!」
「どうしたんですか?」
何がですか?
「いやー、今までなかったんだよなー」
大きくバンザイした
両の手をゆっくりと
頭の後ろで組みながら
光太先輩は言った。
「ツッコミ」
「ボケ倒しかよ!」
恍惚の表情を浮かべる女子2人。
「あ〜、まとまるねぇ……」
「ですわねぇ」
ほのぼのされてしまった。
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