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職員室の壁にもたれ掛かるようによろよろと立ち上がったかと思えば、絞り出したような声で、
「おぬし、ここが世界的なメガネの生産地と知っての
狼藉て、武士か。
それに、なんて言った?
「せ、世界がなに?」
悪霊が浄化されるときってこんな表情なのかな、ってぐらいの
な、なんか、ものすごーくショック受けてない?
また下向いちゃった。
震え出しちゃった。
やばい。
これは関わり合いにならないほうが良いパターンのやつ!
か、帰ろう。
「え、えーっと」
「きぃー さぁー まぁーーー!!」
「うわあぁ!」
動きすべてがネタみたいな赤いメガネに
縮地使いかよ、って言いたくなるほど一瞬で距離を詰められ
僕は捕まったのでした。
おわり。
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