第155話 神殿
第155話 神殿
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ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
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マリン「ねーねー、あの神殿、空中都市にあったのに似てるね」
サリー「鳥人族の神殿だよね……私も思ってた」
リーフ「同じ人が作ったのかな?」
キャッツ「そうとも限らないよ。神殿とか遺跡とか、なんとなく作りも外見も似ちゃうものなのよ」
マリア「さすがトレジャーハンターね」
リーフ「そうなんだー……でも、作った人が同じじゃないとしても、誰が作ったんだろ?」
フィスト「確かにね、こんな海底に、こんな立派な神殿」
9人は神殿の前にたどり着きました。
石造りのとても立派な神殿です。
石柱が立ち並び、奥の方は見えません。
ローズ「神殿っていうくらいだから、神様をまつってたりするんだよね」
マリア「そうみたいね。海底にあるから、海の神様かな」
ブラド「なるほどね、海神様ってことね」
???『待っていました……虹のカケラに選ばれた9人の少女よ』
マリン「だ、誰!?」
ジャンヌ「お、おんなのひと?」
サリー「これ、声が直接頭に聞こえてくるよね……旅立ちの塔のときみたいに」
キャッツ「私たちのことも、知ってるみたいね」
リーフ「ていうことは、姿が見えない人?」
フィスト「人かどうかわからないけど」
ローズ「ねえ、待ってたって言ってたけど、話さなくていいの?」
ジャンヌ「そ、そうね!あの、私たちがオーブを探しに来たのも、知ってるんですか?」
???『もちろんです。私は海神と呼ばれる存在……あなたたちを待っていました。神殿の奥へと進んでください……』
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