第6章 海底神殿
第153話 ウォータースライダー
第153話 ウォータースライダー
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ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
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9人は息を合わせて、うろの中に飛び込みました。
水しぶきとともに、滑り落ちていきます。
フィスト「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
リーフ「こ、こわいよおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
9人が滑り落ちる道の傾斜は幸いなことに緩やかでしたが、右に左に曲がりくねっていました。
ブラド「めっちゃ回るぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
マリン「めっちゃ濡れるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
ローズ「あはははははははははははは!!!!」
マリア「相変わらずにぎやかねぇ」
ジャンヌ「みんなー!大丈夫ー?」
サリー「…………」
キャッツ「サリー、怖くないの?すごいねー」
サリー「えっ?う、うん、そ、そうね(………………楽しい)」
ローズ「ねえ、これって世界樹の幹の中を滑ってるんだよね?」
ジャンヌ「そういうことになるわね」
フィスト「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
サリー「この滑る道が、海底までつながってるってことなのかな?」
マリア「それなら楽よね。滑ってるだけで着くなら一番いいわー」
ブラド「い、いつまで続くんよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
10分後、9人の滑走は終わりました。
リーフ「お、終わり?」
フィスト「めっちゃ長かった……」
マリア「終わったみたいだけど、ここは?」
9人が同時に辺りを見渡します。
9人が着いたのはとても不思議な空間でした。
足元は細かい砂地になっており、大きな石がぽつぽつとあります。
ジャンヌ「ここ、海底?空気もあるのに」
サリー「見て、木の根が空間を作ってる。そっか、この木の根が空気を蓄えてるのね」
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