思い出屋〜幸せな思い出と引き換えにあなたの望みを叶えます〜
高崎 恵
第1話
とある弁護士事務所にその女性は居た。
「私はあの人と離婚して、慰謝料をたっぷり貰いたいのよ!!」
「では離婚の理由をお聞きしてもよろしいですか?」
「離婚の理由? そんなのお金が欲しいからに決まっているじゃない」
「裁判での離婚には理由がないと認められませんよ。例えばですが、相手が不倫をされているとか、生活費を全く渡してくれないとか、家庭内暴力を振るわれているとかそういった理由が必要です」
「だったら生活費が少なすぎるってのはどう? それよそれ!」
「失礼ですが、いくら生活費として渡されているのですか?」
先程から離婚を訴えている女性の様子をお伝えしよう。彼女は50代で大変ふくやかな体型をしている。衣服は黒のシャ〇ルのワンピースとカバンを持ち、全身ブランド品である。アクセサリーはもちろんのこと、スマホケースまでブランドのロゴが入っている。とても生活費が足りないとは思えないと、話を聞いている弁護士の男性も訝しんでいる。
「たった50万円よ。生活費だけでなく、私へのお小遣いも含めてその値段なのよ。少ないでしょう。本当にあの人はケチなのよ。食費だけでなく家政婦へのお金もその中から出さなきゃいけないの。ちっとも足りないわよ」
「……。そうですか。一般的に少ないとは言えない金額ですね。失礼ですが家賃はいくらで、その支払いはどこから出ているのですか」
「家賃なんてないわよ。あの家は一括で買ったんですもの」
「……」
弁護士も呆れて言葉も出ないようだ。その様子に気づかずに女性は話し続ける。
「本当にケチで嫌になっちゃうわ。あんだけ大きな会社になってとても儲かっているはずなのに」
「旦那様の会社は○○でしたね。ここ10年で誰もが知る一流企業になりましたもんね。そんな会社の奥様と知り合えて光栄です」
「あら嫌だ。ふふふ、私は何もしていないのよ。ただの社長夫人ですの」
「しかし会社のお金と個人のお金は別ですので、どんなに会社が稼いでいようと全てが私有財産ではないのですよ」
さすが弁護士、女性を上手く盛り立てながら話の流れを自分の話したい方向に持ってきている。
「……じゃあどうすればあの人と離婚してお金を貰えるのよ」
「もし旦那様とお話しして円満に離婚された場合には、財産分与という可能性もありますよ」
「嫌よ財産分与なんて。何で私のお金になるはずのものをあの人と分けなければいけないの」
「……どうやらうちの事務所ではお客様のご希望にはお力添えすることが出来そうにありません。ぜひ他の事務所をお探しください」
そう言って立ち上がると有無を言わさず出口へと案内する弁護士。
「ちょっと待ちなさいよ! ここでもう5件目なのよ! 他ってどこを当たれというのよ」
「日本中探せば見つかるかもしれません。さぁお帰り下さい」
「ふざけないで! 訴えるわよ!」
そういって暴れる女性に弁護士が最終通告をする。
「これ以上騒がれるようでしたら業務妨害で訴えますよ。もしくは旦那様に連絡して引き取りをお願いしますが如何なさいますか」
さすがにこれ以上居座ることは出来ないと判断した女性はぶつぶつ文句を言いながら帰っていく。
◇
「もうなんなのよ。何のための弁護士なのかしら! 困っている人を助けるのが弁護士じゃないの!」
どうやら怒りは収まらないらしく、表通りに出ても文句を言いながら歩いていく。そうして周りも見ずにただ怒りのまま突き進んでいると、女性はいつの間にか見知らぬ道に入っていた。どうやら曲がる道を間違えてしまったらしい。
「どこなのよここは。もしかして迷ったのかしら……」
迷ったなら引き返すなり、スマホを取り出してみるなりすれば良いものの、まだ怒りが収まらない彼女はそのまま知らない道を突き進む。そして細い道の先には1件の古びた店が立っていた。その先は行き止まりであり、引き返すしかない。この道には他に開いている店もないようだ。全部シャッターがしまっているか、民家の壁が続いている。
女性は引き寄せられるようにその1件の店に近づいていく。
その店の前には看板が立っており、その看板には『思い出屋~幸せな思い出と引き換えにあなたの願いを叶えます~』と書いてある。なんと胡散臭そうな看板だろうか。
「何よこれ。思い出と引き換え? 本当にそんなこと出来るわけないじゃない」
「出来ますよ」
「っ! 誰よあなた!」
「私はこの思い出屋の店主です。よろしければ中で詳しくお話ししますよ。聞くだけならタダですから如何ですか?」
女性に話しかけて来たのは思い出屋の店主の男性だ。ほっそりと背の高い男性は丸い眼鏡をかけているが、前髪がその眼鏡に掛かっており表情を見ることが出来ない。とても怪しい雰囲気を醸し出している。
「……聞いても、何も頼まないかもしれないわよ」
「はい、構いません。今ならお茶を1杯無料でプレゼントしますよ」
「じゃあ話を聞こうかしら。ちょっと喉が渇いていたの。興味があるわけじゃないからね」
そう言いながらも店主について中へと入っていく。店内をキョロキョロ見回して興味津々な様子だ。店内には対面式の占いで使うような小さなテーブルが1つ。そして店内の様々な棚にガラス玉のようなものが飾られている。
「それで思い出屋って何なのよ」
「そのままですよ。あの看板にあったように、この店は幸せな思い出を買い取っています。その思い出と引き換えにお客様の望みを叶えているんです。ほらあそこにガラス玉が飾ってあるでしょう。あれは今まで買い取ってきた思い出です」
「そんなこと本当に出来るわけないじゃない」
「では試してみますか。試すまではタダですので」
そういうと店主は奥の棚から小さい箱を取り出す。中からは新しいガラス玉が出てきた。
「このガラス玉に触れてもらうとあなたの一番幸せな思い出が出てきます」
そう店主に促され、女性が恐る恐るガラス玉に手を乗せる。するとその瞬間にガラス玉の中に煙のようなものが渦巻く。
「ふむふむ。あなたの幸せな思い出は変わってますね。だがこちらとしては面白みがない……」
「どういうことよ。私には全く見えないんだけど」
「大体幸せな思い出って、その瞬間の思い出が多いんですよね。イメージしやすいので言うと、プロポーズされた時とか、子供が生れた時とかその瞬間です。ですがあなたの思い出は日常だ。そんな人は珍しいんですが、こちらとしては日常を覗いても何の面白みがないんです」
「じゃあ私の思い出は買い取れないということ?」
少しムッとしたように女性が聞くが、店主は首を振る。
「いえ、ご来店頂いたからにはお客様の願いを叶えるべく努力させて頂きます。そうですね、普段は幸せな思い出1日分を頂くことが多いのですが、今回は1年分の記憶ということでどうでしょう。たった1年なくなったくらいでは生活に支障もありませんから心配いりませんよ」
「1年……」
「ですが考えてみてください。たった1年の記憶と引き換えにあなたは望みが叶うんですよ。あなたのその望みが叶えば、この先の人生ずっと、その思い出より幸せに生きられるんですよ。対価としては十分だと思いませんか」
「そうなのかしら……?」
「はい、問題ないです。では思い出の確認をしますか? 一度思い出を見て頂いて、買い取りを希望されるかの最終確認を取っておりますので」
「じゃあお願いしようかしら。見るだけで値段はかからないわよね」
「はい、問題ないですよ。では目を瞑ってください。私が3つ数えたら、思い出が頭に流れます。1年分ですが、走馬灯のように流れますので、実際に見ている時間は1時間くらいですかね。ではいきますよ、いち・に・さん」
そう店主が数え終えると、女性は机に突っ伏して寝ているような様子になる。
「さぁ、あなたの幸せな思い出を振り返って大切なことを思い出してください」
◇
「お帰りなさいあなた」
「ただいま。毎回遅くなってごめん」
「いいのよ。今が頑張り時でしょう! 私も節約を頑張って支えるから」
「ありがとう。本当に君には感謝しているよ」
「今日はお肉が安かったから久々にビーフシチューを作ったの」
「やった! 君の作るビーフシチューが大好物なんだ。これで今週も頑張れるよ」
「ただいま。これ……あげるよ」
「何これ……ネックレス?」
「あぁ今日誕生日だろう? こんな安物で悪いけど。会社が軌道に乗ったら、次はブランド物のネックレスをプレゼントするよ」
「そんなっ気持ちだけで嬉しいの。ありがとう」
「普段の感謝の気持ちだよ。君が温かいご飯を作って待ってくれているだけで僕は頑張れるんだ」
(これは……まだ会社を立ち上げたばかりの頃の思い出……? あの頃はお金もなかったのにこれが私の幸せな思い出?)
「君には迷惑ばかりかけてすまない」
「いいの。私はあなたの頑張っている姿を応援しているのが楽しいの」
「本当に? 無理してないかい?」
「うん、あなたと一緒にいるだけで幸せだもの」
「僕も同じだよ。君が隣に居てくれるだけで幸せだ」
そう言って笑い合う二人。
(あの時は毎日一緒にご飯食べていたな……いつからだろう、ご飯を作らなくなったのは。家政婦に任せて自分で作ることはなくなった。彼は家政婦の作った冷めた料理をいつも一人で温めて食べていた)
「いつか会社をもっと大きくしたら、一軒家を買おう。君が好きな大型犬を飼えるように大きな家だ」
「それは楽しみ! 寝室には大きなベットを買おうね」
(彼は本当に会社を軌道に乗せて、大きな一軒家と私の好きな大型犬を2匹飼ってくれた。最初は一緒に散歩だって行ってたのにそれも今では家政婦に頼んでいる)
「ただいま」
「お帰りなさい。……ねえあなたの人生に私って必要?」
「何で急にそんなこと聞くんだい。何かあった?」
「最近仕事ばっかりで。仕事があれば私なんか要らないのかなって不安になるの」
「僕の人生には君が必要だよ。君が笑ってくれるだけで力が湧くんだ。それに会社を立ち上げようか迷っていた時、君は迷うことなく、やればいいじゃん、大丈夫だよって言ってくれただろう。僕なら絶対成功させる、それを信じてついていくよって言ってくれた。君があの時ああ言って応援してくれなければ、僕は夢を諦めていたよ。君がいなきゃ僕の人生はもっとつまらない人生だった」
「うん、私もあなたと一緒になれて良かった。毎日こんなに幸せだもの。あなたが美味しそうな顔でご飯を食べてくれたり、あなたにありがとうって言ってもらえるだけで幸せな気持ちになれるの」
(そうだった。あの時はお金なんかなくても、生活が苦しくても何もない毎日がただ幸せだった。彼と一緒に居られるだけで良かったのに。いつから私はこんなに変わってしまったの。彼はどんな顔をして、どんな思いで私のことを見ていたのだろう。彼とまともに話したのがいつだかも思い出せない。でも彼はそんな私のことを見捨てずに、私の我儘にも文句も言わずに生活させてくれていた。今の私は幸せと言えるのだろうか、彼の人生にまだ私は必要とされているのだろうか……)
◇
女性が寝てから1時間後、寝ている彼女の瞳からは涙が流れていた。
「そろそろ終わりの時間ですかね」
そう店主が呟いてから数分後、女性がゆっくりと起き上がる。起きた女性は暫くぼうっとして何かを考えこんでいるようだ。
「あれが私の幸せな思い出……」
「どうぞ。心が落ち着くハーブティーです」
「……ありがとうございます。頂きます」
女性は何か憑き物が落ちたかのように、物静かになっている。女性がハーブティーを飲み終わるのを見計らって、店主が声を掛ける。
「それで心は決まりましたか」
「はい。私はこの思い出を売ることが出来ません。望んでいたことも、望みじゃなくなってしまいました」
「そうですか。それはとても残念です」
全く残念じゃなさそうな調子で言う店主に、女性も笑みがこぼれる。
「私はやり直すことが出来るでしょうか。あの頃のように」
「今ある思い出を同じように再現することは出来ません。しかし思い出は作っていくものです。あなたが努力すれば、また幸せな思い出は作ることが出来るかも知れませんよ」
「そうですね。あの人はきっと今も待ってくれているんだと思います。幸せな思い出をまた作れるように努力しなければなりませんね」
「はい、幸せな思い出はいつでも買い取りますから、高値で買い取れる思い出が出来るよう応援していますよ」
「もし、その時がきたらまたお願いします」
そう冗談めかして言うと、女性は立ち上がり店を出た。しばらく歩くといつの間にか彼女の家の前に居たが、彼女は自然とそのことを不思議に思うこともなく受け入れる。
「もう家政婦が来ている時間だわ……」
彼女が家に入ると家政婦はちょうど買い物に行く様子だった。
「ちょっとごめんなさい。今日は何を作る予定だったの?」
「今日はビーフシチューとサラダを作ろうかと思っていました」
「そうなの……。そうしたら今日は材料を買ってきて、掃除だけお願いしてもよろしいかしら」
「それは構いませんが……ですが夕食の準備はどうなさるのですか」
「今日は私が作るわ」
「奥様が……承知致しました。材料で足りないものがないか確認してください」
そう言うと家政婦は買い物メモらしきものを見せ、女性はその内容を確認している。
「そうね……このお肉が和牛となっている所を、スーパーの普通の安い牛肉にして頂戴。外国産でも構わないから、安くて量が入っているものが良いわ」
「……承知致しました。では行ってまいります」
家政婦が出て行ったのを確認すると、彼女は部屋に行きタンスの中を漁っている。何着も服を取り出しながら奥の方に見つけたのは使い古されたエプロン。
「良かった。ちゃんと取ってたんだ」
買い物から帰ってきた家政婦から荷物を受け取ると、エプロンをつけて台所に立つ彼女。
「ええと、まずはお肉の表面に塩コショウを振って焼くのだったわね」
そう言いながら塩コショウを探すのだが、なかなか見つからない。何せこの台所にはもう数年も立って居ないのだから。彼女は掃除をしていた家政婦をつかまえながら、なんとか下ごしらえを済ませていく。
「では奥様、本日はこれで終了の時間となりますが本当に宜しいのですね」
「ええ、ありがとう。明日も同じように買い物だけ頼むかも知れないわ」
「かしこまりました。もし今後仕事内容を変えるのであれば、事務所に連絡をお願いしますね」
「ええ、分かったわ」
「旦那様が喜んでくださると良いですね。実は今日のメニューは旦那様の希望なんですよ。何でも特別な日はビーフシチューって決めているそうで」
そう家政婦は楽しそうに告げて帰って行った。
「特別な日……? 何だったかしら? 誕生日はまだだし、結婚記念日も違うし……」
とにかく彼が帰ってくるまでに完成させなければと思い、彼女は料理を再開させ、彼の帰りを待つ。彼が帰宅するのは最近22時過ぎだ。いつもその時間は自分の部屋に戻ってしまうが、今日はリビングで待つことにする。
◇
「ただいまって今日も返事はないか……」
男性が家に帰ってきたが、相変わらず返事がない。そのことにもう諦めた風に笑う。しかし廊下を歩き始めると違和感を感じる。いつも真っ暗であるはずのリビングから明かりが漏れているのだ。泥棒が入ったのかと怪しみ、音を立てないように慎重に進み、一気にリビングの扉を開ける。
「誰だ!!」
しかしそこに居たのは、彼の妻である。待っている間にテーブルで寝てしまったようだ。
「美咲……」
「あなた……お帰りなさい。ごめんなさいね、寝てしまったみたい。今ご飯温め直すわ」
「あぁ……」
いつも居ないはずの彼女が居て驚いた様子の男性。彼女のご飯を温めるという言葉にも驚き、暫らく立ったままでいたのだが、部屋にシチューの匂いが漂ってくると思い出したかのように動き出す。
男性が席に着くと、彼女がサラダと取り皿を2人分持ってきてくれる。
「……君もまだ食べてないのか?」
「ええ……今日は久々に一緒に食べようかと思って」
そう言うとビーフシチューをテーブルに並べ、彼女も席に着く。男性はまだ戸惑った様子だが、とりあえず一緒に食べてくれる様子に彼女は一安心する。
「「いただきます」」
彼が一口食べる様子をじっと見守る彼女。久々に料理をしたので、ちゃんと食べれるか心配しているのだ。味見では問題なかったが、スーパーの安い肉で作ったビーフシチューは今の彼の口に合うのだろうか。
「これは……懐かしい味がする。昔君が作ってくれたのと同じ味だ……。これを作ったのはもしかして……君かい」
「ええ、久々に作ったの。どうかしら……って何で泣いているのよ」
「ずっと、ずっと待っていたんだ。君とこうして2人並んで食事が出来るのを。君の作った料理を食べれることを」
「あなた……」
女性の目にも涙が浮かんでいる。
「あなた……ごめんなさい。私いつの間にか幸せを見失っていたの。高い買い物をして、より良い生活をすることが幸せだと思うようになっていた。でもそれは本当の幸せじゃないと今日気づいたの。私はあなたと一緒にご飯を食べて、一緒に笑い合えるそれが私の幸せだったの」
「美咲……」
「今まで本当にあなたに悪いことをしたと思っているわ。こんな奥さんでごめんなさい。それでもあなたは見捨てないで優しく見守ってくれた。……あなたの人生には私はまだ必要としてくれる?」
「……馬鹿だな。何年経っても僕の思いは変わらないよ。あの日からずっと君を必要としているんだ。ずっと君がまた一緒に過ごしてくれることを信じてた。一番苦しい時期を一緒に過ごしてくれた君を僕が見捨てる訳ないじゃないか」
「あなた……。ずっと待っていてくれてありがとう。これからは昔のようにこうやって一緒にご飯を食べましょう。また私と幸せな思い出を作って欲しいの」
「ああもちろんだよ。ほら、これを受け取ってくれないか」
「これは……?」
どう言って男性はカバンから細長い箱を取り出す。
「ネックレス……しかも私が好きなブランド」
「あぁ、昔は安物しか買えなかったが、今はちゃんとしたのもをプレゼント出来るんだ。昔約束しただろう」
「約束……覚えてくれていたのね。でも何で今日? 記念日でもないのに」
「……今日は僕たちが出会った日なんだ。君に出会ったあの日から僕はずっと君のことを思ってる」
「あなた……」
少し照れ臭そうに言う男性に彼女が駆け寄り、男性に抱き着き、それをしっかり受け止めてくれる。
「本当に今までごめんなさい。そしてありがとう!!」
「あぁ、これからも宜しく頼むよ」
人は時に本当の幸せとは何かを見失ってしまう。あなたの本当の幸せとは何だろうか。
もしあなたに本当に叶えたい望みがある時は、思い出屋を訪ねてみると良い。幸せな思い出と引き換えに何でも願いを叶えてくれる。……だが本当に幸せな思い出と願いを引き換えるかどうかはあなた次第だ。
思い出屋〜幸せな思い出と引き換えにあなたの望みを叶えます〜 高崎 恵 @guuchan
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