翔子のトラウマ 綾香視点
綾香視点
翔子の車で櫻井君と彰人君を家に送った
「綾香ちょっと話があるんだけどいいかしら?」
「何?」
「綾香は牧之原君に恋してますよね?」
「うん恋してるよ」
「恋てどんな気持ちのことを言うんでしょう?」
「うーん人にもよるけどこの人と一緒にいたいとかこの人を自分だけの物にしたいとか
、キスとかハグしたいとかかな他にもあるけど」
「やっぱりそうですよね 私も昔恋してた時はそんな感情でした」
「翔子恋したことあるんだ」
「その時はまだ男子にトラウマ無かったから 綾香には話してもいいかもしれませんね何故私が男子にトラウマがあるか」
「無理して話さなくてもいいんだよ?」
「櫻井君との仲良くなるのをサポートしてもらえるならこれも話した方がいいと思ったので」
「分かった聞くよ」
「私小さい頃好きな男の子がいたんです その男の子は私に凄い優しくしてくれました
私がいないと思って話してたのを偶然聞いてこんな会話をしていました」
「お前西条に優しくしてるけど好きなの?」
「好き?そんな訳ないじゃんw親に仲良くしておけば得することあるて言われてるからしてるだけだよ 言われてなければ関わるなんてしないよ」
「その言葉に私はとても傷つきました 友達を信用していいか分からなくなりました。そこからは疑り深く人を見ることで自分を利用しようとしている人間と好意で接してくれる人の見分けはつくようになりました。それでも男子と関わるのはその時期怖かったですけど」
「許せない翔子にそんな思いをさせるなんて」
私は無意識に拳に力が入っていた
今そいつがいたら腹パンしてやりたいくらいだ
「綾香私のために怒ってくれてありがとう過去の話はここまでにして今日は楽しかったです。牧之原君も櫻井君もとてもいい人で流石綾香が好きになった男とその男の親友ですね 男が怖いこと少し忘れて楽しめましたじゃあ綾香家に着いたのでまた明日会いましょう」
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