親友からの相談

朝登校していると誠が話しかけてくる

「おはよう彰人」 

「おはよう誠」 

「今日の放課後時間あるか?」 

「あるよどこか遊びに行く?」  

「いや相談したいことがあるんだ」

「珍しいな分かった相談乗るよ」 

成績優秀、運動神経抜群、優等生、対人関係も上手くやれる誠が何かに悩むことは少ない 小学校からの付き合いで1番仲いいと思ってるが相談された数は少ない。 何悩んでるんだろ? 

「ありがとうじゃあ放課後な」   

  


お昼になり後藤さんといつも通り食べていると後藤さんが質問をしてくる。  

「牧之原君は櫻井君と仲いいんだよね?」   

「うん誠は親友だよ」  

「私の親友が櫻井君と遊んでみたいて言ってるから紹介してほしいて」

「親友て誰?」

「西条翔子だよ」

「あの西条翔子!?」

「そうだよ」

家はとんでもない金持ちのお嬢様で容姿端麗、成績優秀だかとてつもない男嫌いで基本女子としか話さない 女子からお姉様と呼ばれている

「なんであの男嫌いの西条さんが誠と遊びたいの?」  

「それは分かんないけどとにかく遊びたいんだって」

「分かった今日の放課後誠に聞いてみて結果をメッセージに送るよ」 

 


放課後誠とファミレスに行き相談を聞くことになった。  

「で相談て何?」

「実は今恋してるんだ」 

「おお誰にだ?」

 今まで誠には好きな人がいたことがないこれが誠にとっての初恋だ

「西条さんに自分は恋している」

「西条さんに?本気か?とてつもない男嫌いなのは知ってるだろう」     

「もちろん本気だそれを知った上で恋してるんだ」

「なら好都合だ後藤さんから聞いたんだがお前と西条さんが遊びたいらしい」    

「マジで?」

「マジだ何でかは分からないがお近づきになるチャンスだぞ」  

「だなこのチャンスものにしてみせる」 

「じゃあ後藤さんに誠が西条さんと遊ぶのokてメッセージ送るぞ」   

「頼む」  

  


後藤綾香視点

「翔子相談て何?」   

翔子とは中学校からの付き合いだ   

親友といってもいい位に時間を共有した

「綾香は牧之原さんと仲いいんですよね?」

「うん」

「実は牧之原さんと仲がいい櫻井君を紹介して欲しいんです」

「翔子珍しいこと言うね」

「ここだけの話にしてくれますか?」

「もちろん」 

「これは誰にも言ったことないことなのですが私本当は男子とも仲良くしたいんです。 でも小さい頃に男子にトラウマを植え付けられてそれ以来つい男子にはキツく当たってしまうんです。

告白のされた時は特に。でも櫻井君は違う。告白してきた女子を傷つけずにそれでいて可能性がないことをしっかり伝えていると櫻井君に告白した女子から聞きました。私には出来ないことをしている櫻井君と話をしてみたいんですかどう話かければいいのか分からないのですだから紹介して欲しいのです」

「分かったよ牧之原君に聞いてみる」  

「ありがとうございます後今日私の家に遊びにこれますか?」  

「行けるよ」   

「ありがとうございます」   

 


放課後

翔子の家に遊びに行った

「牧之原君からメッセージ来た櫻井君翔子と遊びたいだって」

「本当ですか?」 

「本当だよ」 

「嬉しいでも二人だと緊張するから綾香も来てくれる?」

「なら牧之原君も呼んだほうがいいかな」

「そうしてください」

「でも翔子仲良くしたいならキツい態度はしちゃダメだよ」

「分かってます」    

「じゃああたしを櫻井君だと思って練習しようか」

「ごきげんよう櫻井君今日は私に付き合ってくださりありがとうございます」 

「いいんじゃない」    

「本当ですか?」 

「本番でも同じようにしてね いつどこで遊ぶ?高いとこはいけないからね」 

「何故です?私がお金を出せばいいでしょう」  

「それだと私と牧之原君と櫻井君が申し訳ないし翔子の高いは高校生が出せる金額じゃないからね」 

「分かりました普通のとこにします」   

「土曜日は私予定あるから日曜日とかはどう?」

「分かりました」

「じゃあ牧之原君と櫻井君に日曜日遊べるか聞くね」 

翔子がこんなに男子に積極的に動くのは初めて見た これが恋する乙女の力かな 

「今牧之原君と櫻井君一緒にいるみたいどっちも日曜日遊べるて」   

「本当ですか?楽しみです」

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