5-40【無限と叡智1】+用語11
◇
女子のぽわぽわっとした
「……どーすっかなぁ」
「イリアの短剣、あれって……投げに適してない気がするんだよな」
イリアの
『――シンプルな構造のものが、
お?【
これはあれだな……イリアには悪いが、気を遣っているんだろう。
まぁ、勉強しろって言ったの俺だしな。
「分かってるよ。イリアの戦闘技術はまだまだ未熟……俺だって剣技はそこそこだし、能力頼りな事も
武器もそうだが、今日買ったこのガントレットもそうだ。
イリアに【
それだけ、あの子には頑張って欲しいし、目的を果たして欲しいと思ってる。
だからこそ協力的になれるんだよ。
「これから、【
『――はい。自分で言うのもなんですが、【
「マジか……」
『マジです』
うおぉっ!俺が
それは便利だな、便利過ぎるくらいだ!
手間が省けるってもんだぞ、マジで。
「なぁウィズ、それはいつでもできるのか?」
『
「もう言ってんじゃねぇか!悪かったなクソ効率悪くてっ!!」
つまりなんだ……俺の不出来な操作方法を、【
きっとそれは、効率もいいんだろうな。
「俺の【
『【
「言ってしまえば、セーブ&ロードが出来るって事だろ?でも、一瞬で数値を入力してしまえば、【
突出させることで貫通させる【
落ちてる石の数値を一から数十に変更する事で、急激に伸びるように見せるんだ。
先端から全体、
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・【澪から始まる】用語その11
【カラドボルグ】。ミオの初期の
神話において、エクスカリバーの基となった逸話を持つ剣だが、その能力は未だに多くの謎が残っている。
主に物理ではなく、魔法斬撃のように設定されており、敵に触れる直前で衝撃波を発生させる事が出来る。
よって、魔力を使えば【クラウソラス】を防ぐことも出来る。
普段はクラウの【クラウソラス】と同じように魔力に返還されて、現実には存在しなく、戦闘時だけ、空間を裂くように具現化する。
本来、使用方法は転生者なら脳内学習で理解できるはずなのだが、刃物によって殺害されたミオには大きなトラウマになっている。
ミオは基本的には剣を使わないため、未知数なことが多い
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