第2話 魔王と女神
"パステリトゥムの女神はこの世ならざる
長く、ガラス細工のようにつややかな
特に、底の知れない深みのある
__しかしながら、魔王カインの目にはそれらの全てが
「何のつもりだ。ここは
言いつつ、魔王カインは背中に下げられている自身の
魔王の
「わーわわわ!ちょっと待って下さい!あなたをここへ呼んだのは殺し合うためなんかじゃありません!どうか冷静に!ね?ね?」
女神エールは
ふん、
魔王は更に鋭く
「では何用だ。返答次第では
その時の魔王には
__対して、パステリトゥムの女神は「ひい!」と馬鹿正直に
……ん?
魔王カインはそこでようやく疑問を覚えた。
__神という存在は、得てして自分自身を
しかし、目の前のこれは……何というか、
「おい、エールと言ったか?とりあえず落ち着け」
「あ……ご、ごめんなさい」
気持ち、
それを見たカインは、無意識の内に
こいつ本当に神か……?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます